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暑中お見舞い申し上げます。

さて、八月の仙台は、皆さまよくご存じの七夕祭りで賑わいます。

八千八百羽の折鶴に願いを込めた七夕飾りが圧巻です。

この飾りは、仙台市内の小学生の皆さんの手に成るもので、それぞれのお子様の願いもさることながら、震災復興への願いや犠牲になられた方々への鎮魂の思いも込められています。

今年は、6日から8日の3日間共、あいにくの雨に見舞われ、浴衣姿のお嬢さん方も大変だったのではないでしょうか。

連日、暑い日が続いていましたが、盆明けから少しだけ涼しい風が吹いています。

 

 

 

 

 

折鶴が八千八百羽、圧巻です。

 


 

第109回 川柳マガジンクラブ仙台句会

 

開 催 日   平成30年8月18日(土)

開催場所   仙台市太白区中央市民センター

参 加 者

鹿野 椿さん、矢口瑛香さん、佐藤安子さん、

柳川ひょうごさん、木田比呂朗さん、佐藤岩嬉さん、

島文庫(管理人)の7名

 


 

第1部 「 句 評 会 」

 

定例の句評会からの報告です。

 

〇辞書めくり誤字でないかと老い託つ

■句評/託(かこ)つとは?嘆くこと。余り馴染みのない言葉ですね。誤字を疑い辞書を引くことが老化とは思えませんが。

■作者/年々、漢字の記憶が曖昧になってきます。辞書に頼ることが多くなってきました。歳ですね。(瑛香)

 

〇押売を追い返してる国訛り

■句評/何と言っているのか押売が解らないからかな?押売に送りがなは要らないの?名詞なら押売が正解かも。(辞書によってまちまち)迷った時は、用字用語辞典が重宝ですよ。

■作者/海外だと、変な標準語より方言の方が、相手に伝わり易かったりしますよね。飾らない分、本音がストレートに出るからかな。以前の拙句「押売も美人だったら直ぐに買い(笑)」(岩嬉)

 

〇一病を程よく病んで酒二合

■句評/一病で済んでいて羨ましい。とは言え毎日二合は多すぎませんかね?

■作者/確かに二合は多いかも知れません。(小生、ほぼ下戸!)ありがたいことにほどほどに健康ですから、ピンピンコロリと逝きたいものです。(文庫)

 

〇「おれだけど」蠅がを摺る三十余

■句評/やれうつな蠅が手を摺る・・・一茶の本歌取りですか。オレオレ詐欺の電話が既に三十件以上に、と言うこと?いやいや、三十歳過ぎで、まだ親の脛を齧っているということかも???

■作者/蠅は、ゴマの蠅のこと。ご推察通り、オレオレ詐欺が平成に入ってずっと続いているという事を書きたかったのですが、「三十余」で解りにくくしました。(ひょうご)

 

〇まぼろしの大樹だったか死刑囚

■句評/まぼろしの大樹とは誰のこと?死刑囚だから、多分〇〇だよね?それにしても、大樹とは不可解ですね。(宗教や思想に対する批判句は、とかく問題になり易いので避けた方がよいとの意見も)

■作者/ご推察の通りですが、むしろ、一緒に処刑された配下の人を詠んだつもりだったのですが・・・・。(安子)

 

〇姿見にすんなりを聞くダイエット

■句評/意味は分かりますが、スタイルを聞くでは安易すぎますか?下五を上五に持ってきてはどうか?

■作者/すんなりの課題での没句。すんなりは、スムーズと細いの二つの意味があって、「細い」で捻ってみたら、没句でした。細いという意味の句はなかったのですが・・・。(比呂朗)

 

〇長崎のド派手な花火盆送り

■句評/慎ましいイメージの盆送りに対し、ド派手な花火のギャップを表現したかったのかな?ド派手の「ド」は、好意的な印象ではないように思えるのですが。

■作者/長崎の盆送りの爆竹は、尋常じゃなく凄いのです。聞けば、そのための費用を1年蓄え使い果たすらしいです。そんな意味でのドですから、悪意はありません。

 

 

今月の学び!

  〇句箋は、読みやすく!

   難読漢字は避ける。

  〇イデオロギー色の強いものはさける。

  〇誤字、脱字、誤用は、自動的に没句!

   国語、漢和辞典のほかにも

    用字用語辞典があれば便利ですよ。


 

七夕や伊達政宗の彩と艶 文庫

東北四大祭りの一つ、仙台七夕の歴史は古く、独眼竜政宗の時代(約400年前)に遡ります。江戸時代初めごろ、伊達政宗公が、女性のため七夕を奨励したのが始まりと伝えられています。

「七夕の逢夜ながらも暁の別れはいかに初秋の空」

艶っぽいですね。これは、伊達政宗公が詠まれたものらしいです。

 


 

 

第2部 「 句  会 」

 

今月の宿題と選者、結果は次の通りです。

 

◎宿題『曇のち晴れ』 佐藤岩嬉選

左遷地で出会った妻と共白髪 比呂朗

曇のち晴れ現金な妻である 文庫

孫生まれ曇りのち晴れ嫁姑 ひょうご

 

〇秀句

旅先で無くした財布届けられ 安子

雲を裂き赤いルビーのような星 文庫

曇のち晴れ熊がドア開け食事中 椿

 

〇特選

二才児発見歓喜に湧く日本 安子

 

◎宿題『やおら』 矢口瑛香選

添い寝して孫の寝息にそっと起き ひょうご

終活へやっと動いた重い腰 比呂朗

おもむろにマジシャンが出す白兎 安子

 

〇秀句

ベンツからやおら貧相降りて来る 岩嬉

御言葉のやおら滲みたり戦没忌 文庫

添え手紙逸る心を抑えつつ 岩嬉

 

〇特選

返納へスローペースな免許証 比呂朗

 

8月句会の風景です

仙台句会メンバー紹介

木田比呂朗さんです。


 

お知らせ

9月の仙台句会は都合により

中止となります。

 

10月句会の開催予定

開催日時  平成30年10月20日(土) 午後 1 時から

開催場所  仙台市太白区中央市民センター 3階

宿  題  「待つ」 2句、  「ロマン」 2句

会  費  会員1,000円、 非会員1,200円


あなたも川柳句会を体験してみませんか?

お試しの参加費は無料です。

ご参加をお待ちしております。

9月15日予定の句会はお休みとなり、

次回の句会は、10月20日(土)です。

 

※句会に参加ご希望の方は、下記のホームページから、

必要事項を記入してお申し込み下さい。

https://shinyokan.jp/senryuclub/sendai/

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