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三月も半ばを過ぎて南からは桜の便りもちらほら。しかし、仙台はようやく梅の蕾が綻びはじめたばかり、まだまだ寒い日が続いております。

そんなとある朝、駐車場の隅の方に実に小さな薄紫の花を見つけました。そういえば、去年もここに同じように咲いていました。「犬ふぐり」と云う珍妙な名前の可憐な花(写真)です。腰を屈め、鼻が擦りつくほど近づいてその花を眺めていると春が来たことを実感させられます。それと同時に犬のおチンチンとやらの雑草が、妙に愛おしく思えてなりません。

犬殖栗(いぬふぐり)春の季語

 

 

第104回 川柳マガジンクラブ仙台句会

 

開 催 日   平成30年3月17日(土)

開催場所   仙台市太白区中央市民センター

参 加 者

矢口瑛香さん、西村晴子さん、柳川ひょうごさん、

木田比呂朗さん、佐藤安子さん、佐藤岩嬉さん、

島 文庫、 以上7名

 

 

第1部 「 句 評 会 」 

 

定例の句評会からの報告です。

 

絶望が雪崩のようにやって来た

〇句評/絶望と雪崩が付き過ぎてませんか?結果は分かりますが景色が良く分からないですね。もう少し状況が分かればいいのですが。

〇作者/実は、兄が亡くなりまして。検査入院でガンの宣告を受けてから1ケ月であっという間に逝ったのです。まさに雪崩のようで。

 

雪の朝ラジオ流れる花だより

〇句評/花は桜ですよね。今年は早いみたいですね。雪と花の取り合わせが綺麗です。俳句ですか?季語が重なっていますね。川柳に季語を入れる課題もありますよ。川柳も俳句も先祖は一緒ですから。

〇作者/犬の散歩をしながら作ったのですが、実は震災の句を作りたかったのです。(句評に戻り、これでは言いたいことが伝わらない。「三一一あのひに同じ花だより」とかね。表現したい焦点を絞った方が良い。)発想がいいけどテクニックがないのですね。(笑)

 

だとしてもクーベルタンは怒らない

〇句評/色々と想像は膨らみますが「だとしても」はよくある慣用句、もう手垢がつき過ぎです。時事吟としてとらえれば、平昌オリンピックの政治利用を言っているのですね?逆に怒っているのではないですか。(助詞の用法、口語と文語。し止めの是非など、なぜか文法の話に発展しました。)

〇作者/確かに「だとしても」は使い古されています。反省しています。オリンピックを政治利用したり、商業主義で儲けたりしても、それはそれで、平和とか、繁栄とか、結果が伴えばそれはそれでよいのではないかと思ったわけです。

 

同級生暫くぶりで弾む声

〇句評/同級会のことですかね。弾むのは誰でしょうね?(ご自身でしょう。)「同級会昔はみんな同じ年(岩嬉)」というのがありました。暫くぶりは同級生と弾む声のどっちに係るの?両方でしょう。弾む声に係るとすれば「で」より「の」の方が明快ですね。

〇作者/父親が転勤族なので、私は同級会の経験が極端に少ないのです。先日、人生2回目の同級会へ行きまして、18歳に戻ったような気分でした。

 

寒そうな顔でコロッケ二つ買う

〇句評/また「で」ですね。でも、これは「の」には代えられません。日常を切り取って、二つ買うで結ぶ。情緒あふれる句ですね。何で二つなんでしょう?男は「一つ下さい。」とは言いにくいから。哀愁も感じます。

〇作者/この句は前に作ったものでして、ある方と「なぜ二つなのか?」で議論したことがありました。これはやはり、一つでも三つでもダメなんですね。色々な連想を生みそうで面白いと思いました。

 

ピタリにもいい加減にも首を振る

〇句評/縦に降るか?横に降るか?さて、どちらでしょう?いい加減はだらしのないと云うことかな。

〇作者/適当と云う課題で出した句の没句なんです。適当だけに適当ですみません。(外野から、適当って「いい塩梅、いい加減」のどっちでもいいよ。そんなところですか?)

 

おたおたす母は三つ児の世話しかね

〇句評/三つ児は三才児、それとも三つ子?おたおたと鬼鬼(おにおに)と読み違えてしまい恐ろしい句だと思ったのですが、おたおたでしたね(笑)。三人一斉なら、そりぁおたおたしますよね。この句は「そうでしょうね」としか言いようがありません。

〇作者/前句付けの「賑やかなこと賑やかなこと」に出したのですが見事に没でした。賑やか過ぎたのですかね。どうしても文語調になってしまい曖昧な意味合いになってしまいます。

今月の気付き・・・

〇斬新な言葉選びが必要!

〇助詞の選択で意味合いが変わってくる!

 

♪広瀬川~♪流れる岸辺~

♪思い出は帰らず~

さとう宗幸さんの「青葉城恋歌」の

あの゛広瀬川゛です。

仙台市街を縦断して流れる

一級河川です。

春の風が光っています!

 

 

第2部 「 句  会 」

 

今月の宿題、選者、結果はつぎの通りです。

 

宿題『快い』 島文庫 選

 

快い友の情けの有り難さ 晴子

忖度は快いとの誤解かな ひょうご

極楽がつい口に出るお風呂好き 安子

 

秀 句

逢いたいのその一言で弾む春 瑛香

深呼吸肩腰膝が痛まない 岩嬉

酔い覚めの水いっぱいにある至福 比呂朗

 

特 選

十五日申告終えて歩が軽い 比呂朗

 

宿題『ロボット』 木田比呂朗 選

 

お金貯め絶対買うぞペットロボ 安子

介護ロボ血は通わぬがぬくい肌 ひょうご

ロボットの手も借りたいとなげいてる 晴子

 

秀 句

ロボットよ遺産ないけど側にいて 映香

人肌のロボットならばすくに買う 安子

命令で動くロボットにはならぬ 文庫

 

特 選

ロボットも心得ている膝送り 岩嬉

 

 

3月句会の風景です。

今月より、句会参加者の紹介をします。

先ずは、ブログ管理者の島文庫から。宜しくお願いします!

 

 


 

 

 4月句会の開催予定

 

開催日時  平成30年4月28日(土) 午後 1 時から

開催場所  仙台市太白区中央市民センター 3階

宿  題  「若ぶる」 2句、  「きまり」 2句

会  費  会員1,000円、 非会員1,200円

※5月の仙台句会は、5月19日(土)午後1時からです。


 

あなたも川柳句会を体験してみませんか?

お試しの参加費は無料です。

ご参加をお待ちしております。

 

※句会に参加ご希望の方は、下記のホームページから、

必要事項を記入してお申し込み下さい。

https://shinyokan.jp/senryuclub/sendai/

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