3月5日(日)
第119回静岡句会を長泉町駅中公民館で開催しました。

2007年3月スタートした静岡句会も10周年を迎えました。
あっという間の10年だったような気もしています。
これからも、言いたいことを言い合って、刺激しあって、勢いが生まれる関係(環境)
を大事にしたいと思っています。


竹田麻衣子氏からお祝いのメッセージをいただきました。ありがとうございました。
出席者は、
句ノ一、中村虚路狸、望月弘、勝亦武子、山口季楽々、垣野佳子、遠藤まつゑ、
ケンジロウ、米山明日歌、松田タ介、勝叉恭子、中前棋人、阿部闘句朗、
林重勝、水品団石、風間恵子の16名。
横浜から闘句朗さん、静岡市から弘さん、タ介さんに来てもらって、弾みがつきました。
▲第一部句評会
句評会の句は、
まあ、ああそうですかという句も、2時間の句評に耐えられる句も、
応えようという句もあります。コメント抜きで全句掲載してみます。
〇 赤ちゃんと赤ちゃん妥協などしない 句ノ一
〇 努力家をみるのが好きと粗大ゴミ 虚路狸
〇 悔しいが洋式だけに負けている 弘
〇 春じゃない河津ざくらは嫌いです 武子
〇 春いちばん今日が昨日に飛んでいく 季楽々
〇 霜柱春の訪れ蕗のとう 佳子
〇 ヒロインを輝かせてるかすみ草 まつゑ
〇 年金をやめて生活保護の夢 ケンジロウ
〇 その日のうちに私の夜は盗まれた 明日歌
〇 ドレミファソラシドあなたに会いに行く タ介
〇 点ひとつ打てば覚悟が決められる 恭子
〇 あんたの事情は聞いていない電車 棋人
〇 わかってはもらえぬ線を引いている 闘句朗
○ 拝啓と敬具だんだん遠ざかる 重勝
〇 返信が来ない来るはずなんてない 団石
〇 キングカズ六十才も夢じゃない 恵子
▲第二部句会
宿題「伏せる」米山明日歌 選
ぼた雪に折れ伏せるまいご同輩 虚路狸
こんにゃくも大阪湾に埋めてある 棋人
伏目がちだからあなたを嫁にした 重勝
肝心なとこが伏せ字の遺言書 季楽々
校庭の下に埋まったゴミとカネ 団石
娶るまで匍匐前進する野心 弘
秀句
団欒の茶碗ひとつが伏せたまま 句ノ一
その時が来るまで伏せておくハート タ介
特選
神様も自分のことは伏せておく ケンジロウ
宿題「伏せる」望月弘 選
偏見と尖る視線に目を伏せる 闘句朗
肝心なとこが伏せ字の遺言書 季楽々
団欒の茶碗ひとつが伏せたまま 句ノ一
その時が来るまで伏せておくハート タ介
猪口伏せて顔色を見る山の神 佳子
秀句
伏目がちだからあなたを嫁にした 重勝
スピーカーだから秘密は伝えない 恭子
福島を伏せたままではいけません 明日歌
特選
秘めごとが増えてそのうち春が来る 武子
▲第三部のサロンは中止して、場所を移動せず駅中公民館で二次会に入りました。
お寿司、オードブル、ビール、お酒を用意して、それにサラダ、蕗みそ、などの手料理の持ち込み、ワインの持参もあって、それは賑やかな二次会になりました。
地元駅中区の、明日歌ちゃん、季楽々ちゃん、いい企画でした。お世話をかけました。
二次会の中で席題もやりました。(出題 句ノ一)
席題「さくら」 闘句朗 選
さくら咲く川柳さくらここにあり 恭子
サクラだとわからぬように買うバナナ 明日歌
散るさくら学習塾がかき集め 弘
秀作
サクラサクラ風よそんなにはしゃぐなよ タ介
おばさまと桜前線通過中 句ノ一
夜桜がいいわあなたと行くのなら 季楽々
特選
秘め事はさくら吹雪に包まれて タ介
席題「さくら」 句ノ一 選
落ち込んだ穴で聞いてる花便り 闘句朗
黒潮に桜薫れよ漁師町 ケンジロウ
首かざりさくら花びら出来ぬまま 恵子
サクラサクラ風よそんなにはしゃぐなよ タ介
おめでとう十年後には満開だ まつゑ
ほろほろと桜へらへら酔っている 団石
花びらで上がきされて生まれたい 武子
秀作
散るさくら学習塾がかき集め 弘
強者が刺激しあっているさくら 棋人
多数決さくらが一人混じってる 弘
特選
さくらからさくらにとどくさくらかな 棋人
▲次回静岡句会は、4月2日(日)「コミュ二ティ長泉」で行います。
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こんにちは。
「川柳マガジン静岡句会」10周年おめでとうございます。
「一字に熱くなれ!」という心意気にも共感いたします。忘れてはいけない気持ちですね。たくさんのメンバーさんが集まって充実の記念句会になりましたね。これからも確かな歩みを重ねられますように!
正直なコメントを聞かせてもらえる機会は滅多にないもので、冒険したい作品などを持ち寄るのはドキドキですね。どんな感想が出たのかしらと想像しながら読むのも楽しいものです。季節感ありドラマがあり風刺ありで話し合いの時間が足りなくなったでしょう…?
新しさも大切、分かってもらうことも大切。その案配が自分でもなかなか上手くいきません。難しいところですね。文字も言葉も限られているけれど、誰にでもオリジナルな人生がある。そう思えば、まだ何か詠めるのかもしれないと思います。
伏せておくから上手くいくことも多い大人の世界。神様もそうだったとは…!秘めごとから春への発想は柔らかい心でないと気がつきませんね。ひとつだけ伏せたままの茶碗というシーンには、誰のだろう何があったんだろうと思い巡らせてしまいました。
「さくら」も川柳らしい作品がそろいましたね。俳句ではこうは詠めないでしょう。平仮名のさくらさくら…風に舞う花びらが見えるようです。次回は本物の桜の中での学び合いになるでしょうか。今月もいい時間をありがとうございます。
こんにちは。いつもありがとうございます。
18人の参加連絡をいただいていたのですが、急用で来れなくなった方もでて16名でこの日を迎えることが出来ました。
2次会はいつもは居酒屋でということになるのですが、今回は夜も公民館をお借り出来たので、ここで全員参加での2次会になりました。
(私は)ワインを飲み過ぎたのか、ふらつきながらの帰宅となりました。
句評会の句は確かに冒険的に出されることもあります。叩かれることを期待して?句評会を盛り上げようという思いでだされた句もあります。
ある意味、ここに出される句にいちばん拘りもあるということのようです。
互選集計はやりませんので、その分二時間目一杯ひたすら句評に没頭ということになります。
句評はムズ(難しい)ですね。
当たり前のようで実はそうでもない句もあり、新しいつもりでも実はそうでもない、それほどのこともないという句もあります。
わかりやすい句はどちらかというと否定的に見られることもありますが、逆にわかりにくい句は深読みされる傾向もなくはありません。
恵さんのいわれる句を詠む場合のそのへんの加減・案配は難しいですね。当たり前を避けようとして、新しさを出そうとして、なんか難しいほうに行き過ぎるというか、それがいいと思う方向に行くのは
どうかなと思っています。
次回の句会では、天気がよければ近くの「鮎壺公園」にちょっと外出もして、桜を見ながら
一句ひねりたいと思っています。(そういう提案もあります)
恵さん
いつも現場にいるような、ご一緒しているようなコメントをいただいてうれしく思っています。