Loading...Loading...

平成26年8月21日(木)第27回神戸句会を神戸市立婦人会館で実施しました。

IMG_1600.JPG-1 (800x533) 出席者は世話人の長島敏子、鱸紅雷、こやまひろこ、吉田利秋、吉田節城、城戸幸二、小池桔理子、田中おさむ、川人良種、嵯峨里かほる、矢野野薫、豊野光子、山本としや、毛利きりこ、河合受身、石川憲政、そして初参加の今津隆太、小倉しゅういちの計18名でした。

 

席題「扇子」  矢野野薫 共選

「佳句」

恋風を君へ扇子の半開き   敏子

青い目の帰国土産は京扇子   おさむ

ポンと帯たたいて老母の舞扇   憲政

扇子撃つ与一は今日も波の上   としや

手拍子に乗って扇子が舞い踊る   かほる

噺家の扇子巧みにそばすする   ひろこ

隣席の美女に扇子の風送る   おさむ

「秀句」

恥じらいを扇で隠す京舞妓   ひろこ

扇子を宙にとばしみやびな御所あそび   としや

「特選」

よく喋る扇子箸にもお猪口にも   桔理子

選者評

 高座の雰囲気をよくとらえていると同時に二つの動きを巧みに詠んでいる。上手い!

「軸」

噺家の扇子は蕎麦を美味くたべ   野薫

 

 席題「扇子」 嵯峨里かほる 共選

「佳句」

紙の蝶扇子の風で戯れる   野薫

隣席の美女に扇子の風送る   おさむ

先生は扇子で頭叩きよる   隆太

恋風を君へ扇子の半開き   敏子

肝心な要外れて風拒む   受身

恥じらいを扇で隠す京舞妓   ひろこ

扇子撃つ与一は今日も波の上   としや

「秀句」

ポンと帯たたいて老母の舞扇   憲政

噺家の扇子巧みにそばすする   ひろこ

「特選」

扇子からかすかに匂う君の夏   敏子

選者評

 満席の会場でいい香りがただよってくる。ふっと見るとすごい美人。見とれておられたのでしょうか。

「軸」

酔うほどに扇子が喋る見合い席   かほる

 

 宿題「ピアノ」 毛利きりこ 共選

「佳句」

娘が嫁ぎ洋間のピアノタケモトヘ   隆太

喜びも悲しみも秘めピアノソロ   かほる

ショパンの恋奏でる姉の白い指   桔理子

爆睡や孫のピアノのコンサート   利秋

わだかまり消えてピアノの音が冴える   良種

連弾の指に宿っている妬心   敏子

交響曲ピアノ下手でも書けるんだ   おさむ

「秀句」

鎮座する置物ピアノ部屋占拠   受身

ピアノなど弾けぬが演歌口ずさむ   受身

「特選」

終戦を実感させたジャズピアノ   敏子

選者評

 終戦とジャズピアノ、きっとそうだろうなと想像しながら特選に。

「軸」

水母舞うゆらりふうわりピアニシモ   きりこ

 

 宿題「ピアノ」 石川憲政 共選

「佳句」

ピアノ買い家計に響く音ばかり   野薫

娘が嫁ぎ洋間のピアノタケモトヘ   隆太

わだかまり消えてピアノの音が冴える   良種

悔しさも怒りもリズムジャズピアノ   桔理子

水母舞うゆらりふうわりピアニシモ   きりこ

戦時中マーチばかりのピアニスト   野薫

渾身のピアノ障害跳ね飛ばす   ひろこ

「秀句」

ピアノなど弾けぬが演歌口ずさむ   受身

連弾の指に宿っている妬心   敏子

特選」

終戦を実感させたジャズピアノ   敏子

選者評

 玉音を聞いても、もう一つピンとこなかったが、敵国のジャズを聴いて、はっきり終戦だと実感した喜びが伝わってくる。

「軸」

天国も地獄も知っているピアノ   憲政

 

 「句評会」   司会 川人良種

 睡眠剤入ったバッハ聞いている(最高点十一点)   紅雷

恍惚の母甦る懐古談(十点)   良種

虚か実か軽い噂が確信へ(六点)   ひろこ

年金の生活生きるのが仕事(五点)   隆太

不協和音泣くツボ怒るツボ ふたり(五点)   桔理子

学童の絶叫呑んだ青い海(五点)   節城

最後まで見ないで帰る大花火(五点)   きりこ

脱原発の決意を試すこの酷暑(五点)   憲政

空を仰ぎ拘りはもう消えました(五点)   かほる

アーンした老母の口に運ぶ匙(四点)   おさむ

モバイルの海でもがいている右脳(四点)   敏子

花火見るつなぐ君の手にぎりかえ(三点)   しゅういち

恋文をそっと渡して玉の汗(二点)   野薫

四十年前に戻ってしたいこと(二点)   利秋

燃える夏かちわり買って甲子園(〇点)   光子

嫌いよを好きよに変える目の力(〇点)   幸二

悪口雑言人間不信の弔辞吐く(〇点)   としや

青春の甘酸っぱさを懐古する(〇点)   受身

 

 近況報告

▼この暑さにも負けずに作句に励んでいる▼30年前に前歯を折って以来通っている歯医者に、後期高齢では、自分の歯は6ないし7本のところ25本も残っていると褒められた▼先月の台風で、団地の法面が崩落して下水が埋まるなどした。人家に被害はなかった▼病気の方は数値が1・0まで下がった。数か月様子を見ることになっている。広島で大災害が起きているが、私の住んでいるところにも池があり、決壊すると村の3分の1は被害を受ける▼スマホでエフエムみっきいの川柳広場を聞いている▼先月からふあうすと本社句会に出席している▼東京への途中、上田市の「無言館」を訪れた。第二次世界大戦中、志半ばで戦場に散った画学生たちの残した絵画や作品、イーゼルなどの愛用品を見て、感慨深かった▼柳友の女性4人と京都宵山に行った。貴船で食事。人出が多く迷子にならないよう4人で手を繋いで歩いていたら、イケメンにも声を掛けられ楽しかった▼来月は主人の七回忌。今朝も仏壇にお参りしてきた▼初めての参加。レベルが高い。7月に毎日新聞川柳教室に初参加した。2句選ばれてうれしかったが、今日は全没。勉強して、公募で賞金を稼ぎたい▼11月2日に第19回「川柳クレオ」の川柳大会があるので、どうぞ参加してください▼三木市の花火大会が家から歩いて行ける所で実施。ミッキーマウスのパレードもあり楽しかった。フェイスブックに載せているので覗いてください▼独り暮らし。暇にならないように、歌・川柳などで忙しくしているが、この1週間お盆で、人にも会わず話もせず、医者まで休診。話をしたのはセールスの電話だけ▼高校時代の友から「私は100歳 世界最高の現役スイマー」長岡三重子著のサイン本を贈られた。80歳から水泳を始めてマスターズで数々の記録を樹立。「始めるのはいつからでも遅くない」の言葉に勇気をもらった。作者の座右の銘は、「為せば成る」だ▼料理に凝っている。塩麹、レモン酒造りから、塩昆布を細く切ったものにバージンオイル等を混ぜる料理に挑戦している▼初参加。楽しい会だ。次回も来たい▼ふあうすとのホームページの立ち上げを目指して、今回フェイスブックを開設した。参加してほしい。

 9月句会

9月18日(木) 13時開始

(川マガ神戸句会チラシの次号予告及び7月句会報では、9月19日(木)と開催日を誤って記載しています。お間違えないようお願いします。)

神戸市立婦人会館 4階 「すみれ」

宿題「とぼける」   席題1題   各題2句

なお、句評会用の雑詠1句を句会日10日前までに新葉館出版へ投句をお願いします。

 

 

 

ポストする LINEで送る ブックマーク
❤️ ひざポン
ありがとう!

気軽にポチっと
どうぞ(無記名)

コメントはこちらから

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Post Navigation

Copyright All rights reserved. SHINYOKAN PUBLISHING illustration by Nakaoka.K