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 3月2日(日)
松尾冬彦さんをお迎えして、第84回静岡句会を開催しました。
 
 出席者は句ノ一、ケンジロウ、米山明日歌、水品団石、遠藤まつゑ、望月弘、阿部闘句朗、山口季楽々、中前棋人、垣野佳子、
中村虚路狸、勝又恭子、林重勝、鈴木日光、松尾冬彦、風間惠子の16名。

※写真はサロンで「川柳ってなに?」と問いかける冬彦さん(左)と集中する皆さん(右)。写真提供は勝又恭子さん。

▼句評会から
 ○後ろから前から押され浮いている  句ノ一
 どういう状態か想像すると面白い。いろんな想像が広がった。

 ○雪かきではしゃいだりしてすみません  季楽々
 静岡ならはの句でしょうか。ほんとはしゃいですみません。

 ○意志のない砂鉄磁石に踊らされ  日光
 砂鉄を国民、磁石を権力と読むと怖い。そういう国も存在する。

 ○▽も□もやがて○になる  冬彦
 この程度なら違和感はないという意見と、これを川柳とみていいの?という声も出た。

 ○なぜ本を破くアンネの目に涙  惠子
 いやな事件ですね。この涙は作者の涙でもあります。

▼句会
 宿題「ついで」米山明日歌選
佳作 乗り継いで私は蝶になるつもり  恭子
   この世とはついでの世かもしれぬ月  句ノ一
   ついでねと言って本命誘い出す  ケンジロウ
   女子会のしめで亭主を少し褒め  虚路狸
   披露宴ついでにバラすできちゃった  重勝
   長身も今では棚の上げ下ろし  重勝

秀句 いつのまについでの方が威張ってる  冬彦
   観光がついでになった道の駅  虚路狸
   女房を連れて逝きたい黄泉の旅  弘

特選 流れ星ついでにキスも落ちてきた  棋人

 宿題「ついで」松尾冬彦選
佳作 ついでだといってついでもついてきた  棋人
   流れ星ついでにキスも落ちてきた  棋人
   近くまで来たからと友座りこみ  日光
   糠床を継いで家計をまかされる  明日歌
   とばっちりついでに僕が叱られる  弘

秀句 なみなみと注いで私を褒めてやる  明日歌
   この世とはついでの世かもしれぬ月  句ノ一
   本題がついでの顔でやってくる  季楽々

特選 乗り継いで私は蝶になるつもり  恭子

▼サロン
  松尾冬彦氏から、川柳ってなに?という問いかけがありました。
 静岡句会もこの3月で7年目を目を迎えることができました。
メンバーのほとんどはこの頃か、この後川柳をはじめた方です。
 時宜を得た問いかけで刺激になりました。これから10年に向かって、川柳とは?を問い続け、川柳に接近していきたいと思っています。
 メンバーには30年、50年問い続けている方もいます。
尊敬しています。

 次回静岡句会は、
4月13日(日)第2日曜日に開催します。(コミュ二テイーながいずみにて)
 みなさんのおいでをお待ちしています。(^^)

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