5月5日(日)
岡本恵さんをお迎えして
第74回静岡句会を開催しました。連休中でしたが15名の出席がありました。
この日、きじんがヘンだヘンだとみんなに冷やかされていましたが、
たまには目を覚ますこともあるんです。
句評会から
○ パンを焼く匂いで朝が動き出す 恭子
朝が動かない団石やきじんには新鮮で魅力的な句だった。
全体としても好感度は高かった。
○ 眠ってたころの話をする鎖骨 明日歌
羽ばたく前の自分を一番知っているのは鎖骨かもしれない。
そういう句評がでると、わからないといっていた人まで、
この句が一番いいと言い出した。
○ 青空に食いついている鯉のぼり 棋人
その感じはでていると。ただ食いついているが汚いという声も
あった。
朝、ある新聞に三陸の復興を願う鯉のぼりがその一面に舞っていた。
それを見ていたから、なるほどそういわれればそうかと
思っていたら、
そのうちに「食らいついてる」ならいいみたいな雲行きになるところが静岡の不思議なところ。
○ あたたかくそして冷たい石と居る 句ノ一
この石は夫だろうということになって、作者は驚いていた。
○ 会いたくてはやる気持ちのせっかちさ 裕美子
ここは抑えて、
会いたくて漬物石を持ち上げる ぐらいでどうだろうか。
ただ、
作者は新しい方だからこれでは違和感が大きかったようだ。
○ 生きるのか生かされるのか考える 夢花
そう考えることを止められない事(事態)が人にはある。
そこをリアルに詠むのは抵抗が大きくて、無理なことなのだろうか。
○ 白菜の重さよ自転車が揺れる 恵
文句なくいいと誰かが唸った句。切れ字がその生活感をよりリアルなものにした。
なんで白菜なのかとか、俺なら「買い物」にするとか、この白菜は前の籠に入れたのか、後ろに着けたのか、果ては泥がついていたのかいないのか、、、てな話にもなったから、
作者は驚いたかもしれない。
○句会
宿題「しつこい」棋人選
菩提寺に催促されている法事 弘
初恋のトゲがなかなか抜けません 句ノ一
イメージのこびりついてる色メガネ 闘句朗
恋の恥マジックリンで落ちません ケンジロウ
振り払う指のセロファン離れない 恭子
耳元に羽音何度も目が覚める 恭子
逃げたのに追ってこなくちゃダメじゃない 恵
逃がすまいしつこく結ぶ赤い糸 明日歌
連休の天気予報がやかましい 恵
秀句 ストーカーまがいで彼の嫁になる 弘
七転び八起きしつこい人ですね 団石
都知事さん暴言吐いてまた二ュース まつゑ
特選 おしゃぶりの昆布が悪い訳じゃない 恵子
付記・この句は恵選の方には入っていなかった。
(作者が一組しか句箋を作らなかった。きじんの説明不足)
「しつこい」岡本恵選
切のないメールに恋が疲れてる ケンジロウ
逃がすまいしつこく結ぶ赤い糸 明日歌
死ぬまではガン奴一緒に居るという 日光
菩提寺に催促されている法事 弘
納豆も悲鳴を上げるまで攻める 棋人
秀句 まだ生きているのかとお互い様だ 団石
雑草の生命力は嫌われる 句ノ一
初恋のトゲがなかなか抜けません 句ノ一
特選 しつこさの挑戦状を受けとった 棋人
○サロン
句ノ一世話人の進行で、
岡本恵さんの川柳句集
「かみさまのいうとおり」の中から抜粋した20句を鑑賞した。
めぐみちゃん、
ダーリンと一緒に遠路静岡句会に足を運んでいただいてありがとうございました。
きじんの粗いところには目をつむって、機会があればまたぜひおいでください。
いつでもお待ちしています。(^0^)
★次回静岡句会は
6月2日(日)「コミュ二ティながいずみ」で行います。
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