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川柳マガジンクラブ茨城句会5月例会

平成24年5月28日(月)
第64回川柳マガジンクラブ茨城句会が茨城県取手市の藤代公民館で開催された。
 出席者は、大谷仁子、山口幸、岡部洋子、浅野ゆき子、本荘静光、高橋まさ、坂倉敏夫、葛西清、木村昭栄、市原凡斎、世話人の林比左史、大田紀伊子の十二名。当日の宿題と選者、入選句は次の通り。
5月句評会
・特に話題にあがった句
見慣れてる景色も変わる寝台車     中村裕子
当分は眺めるだけの電波塔       木村昭栄
三社祭スカイツリーが俯瞰する     林比左史
親の顔見て納得の子の躾        浅野ゆき子
天と地に祈りを込めて種を蒔く     市原凡斎
逆らいもせずにこにこと従わず     岡部洋子
・その他句評会出品作
怒るより苦笑いして気は楽に      高橋まさ
竜巻やこの町の名も全国区       本荘静光
横断歩道風が教える白い杖       山口 幸
カップルが掛けると揺すりたいベンチ  太田紀伊子
悔しさの涙かくしてピエロ舞う     葛西清
あとひとつ力足らない稀勢の里     坂倉敏夫
おばあちゃん老いても子には呼ばせない 大谷仁子

三分吟「方言」大谷仁子 選
せせらぎにお国訛りを教えてる     坂倉敏夫
方言に温み見つけた親密さ       林比左史
疎開先覚えたなまりまだ生きる     坂倉敏夫
国訛り出ればうちとけ早くなる     太田紀伊子
温さよりどこか安堵の茨城弁      岡部洋子
筑波なまりなどと単なる寸足らず    本荘静光
文法も関係なくて土地言葉       太田紀伊子
江戸弁を標準という傲慢さ       本荘静光
方言が標準語へと背伸びする      太田紀伊子
ごちゃっぺと怒られ嫁の惑う顔     岡部洋子
民話なら生き生き喋り出す言葉     浅野ゆき子
【秀作】
 故郷の訛り上野の駅で聴く      林比左史
 がんばっぺ被災地包む暖かさ     岡部洋子
 東北の旅方言が暖かい        木村昭栄
【特選】
 学校でなまりとなまり喧嘩する    坂倉敏夫
軸 方言の和みでキャラを際立たせ

四分吟「トンネル」浅野ゆき子 選
トンネルを抜けてアリスがなるうさぎ  岡部洋子
トンネルの事故悲しみの風抜ける    木村昭栄
国境の長いトンネル駒子待つ      林比左史
トンネルの事故が悲しい知らせ生み   林比左史
長かったトンネル抜けて一つ勝つ    木村昭栄
メーター百万と割切る財務省      本荘静光
トンネルの向こう東京心急く      坂倉敏夫
トンネルが日本列島結びつけ      木村昭栄
トンネルを抜けたか三女弾んでる    太田紀伊子
トンネルに見立て布団で子と遊ぶ    高橋まさ
トンネルを越えれば水も変わる国    坂倉敏夫
永田町迷いトンネル闇の中       市原凡斎
掘ってみて知るトンネルの恐ろしさ   本荘静光
トンネル会社でワルをする奴も     太田紀伊子
【秀作】
トンネルで負けてしまった草野球   木村昭栄
 トンネルを抜けて故郷の風旨い    木村昭栄
 トンネルをくぐると白い闇の中    林比左史
【特選】
 忍耐のトンネルならば四つに組む   岡部洋子
軸 トンネルを抜けて溜息一つつく 
     
宿題「成績」太田紀伊子 選
一番を足で稼いだ棒グラフ       岡部洋子
成績は二の次身体丈夫なら       木村昭栄
トップ入社の正論なぜか鼻につく    本荘静光
孫たちのなぜか嬉しい通信簿      市原凡斎
誠実が売りのセールストップの座    浅野ゆき子
通信簿だけで未来は語れない      大谷仁子
成績表さむい顔して帰る途       山口 幸
連日の赤点続く警視庁         坂倉敏夫
仲人が成績表を借りに来る       山口 幸
胃袋に暖簾が呉れる精勤簿       葛西 清
【秀作】
 数学の赤点僕を押しつぶす      大谷仁子
 容姿より成績並みで嫁に決め     高橋まさ
 出世度を退職金で測られる      林比左史
【特選】
 成績はブービー年収はトップ     本荘静光
軸 成績が上がるイケメン教師にて

没句鑑賞
健診日気にして我慢するケーキ
・成績の良し悪し?
学業も妻母主婦も出来は二分
・対象が多過ぎる。すべて二分とは
句を詠む日採点すれば今が華
・課題の成績がみえてこない
オール一だった男が今社長
・相対性の成績で一でも学校の格差では優秀かも

十四字詩を開講しました
課題「初夏」 太田紀伊子選
軽いかかとに初夏の風来る   清
ブラウスなびき初夏の風舞う  比左史
浴衣を出して花火見物     幸
合歓の花咲き集う園児ら    洋子
青葉こぼれび今が大好き    凡斎
憎いヤブ蚊が俺の血を吸う   昭栄
しょうがたっぷり鰹のたたき  ゆき子
まだ白い咲き初めの紫陽花   まさ
みどりすっきりおらがの田圃  清
初夏の風受けジョッキ傾け   比左史
スイカ頬張る庭の縁台     敏夫
トンボふんわり止まる手の指  敏夫
夏の電気が少し気になる    凡斎
日焼け気にせず夏草を摘む   凡斎
朝顔数え孫の勉強       幸

【秀句】
 ペタルを漕いで青い山脈    ゆき子
 団扇扇子を準備する初夏    昭栄
 水芭蕉咲き尾瀬が呼んでる   比左史
 軸 みどり一面目には薬と

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