川柳マガジンクラブ茨城句会10月例会
平成23年10月24日(月) 取手市福祉会館
参加者 12名 大谷仁子 山口 幸 岡部洋子 本荘静光 高橋まさ 木村昭栄 葛西清(欠席投句)
坂倉敏夫 中村裕子 浅野ゆき子 世話人(林比左史 太田紀伊子)
10月も後半に入った。観光地から紅葉の便りが届く。特に東北地方の観光誘致が目立つ。復旧はしてきたものの例年の数字からは程遠いらしい。実りの秋で収穫され出荷される製品も検査で一喜一憂というところ。間もなく寒い冬も到来する。
今日は参加者が11名。恒例即吟、3分は岡部洋子選で「影」4分が「血圧」で浅野ゆき子の選。宿題「無知」は本荘静光の選。サロンでは結社対抗川柳大会の第4回「余熱」の句評会。サロンコーナーでは9月下旬から朝日新聞に掲載された「初めての川柳」のコピーを使い川柳の基礎をおさらいする。以下句評会で好評だった句。
お互いに褒めて励ます苦しい日 山口 幸
お互いは夫婦、友人、お隣さんどの人間関係にもあてはまる。身近では共に白髪の夫婦にあてはまるか。あるいは震災地の避難先での生活を想像させる句でもある。
駅までを歩くか乗るか脚に問う 林比左史
みなさん加齢を重ねるごと多くの人が体験している。ハナシを聞くと膝が痛いという人が意外と多い。タクシーを利用する距離ではない。運動の為といっても「痛い」ということは我慢の限度がある。
放射能気にせず食べる露地野菜 木村昭栄
新聞、広報で絶えず放射線量測定結果が報じられている。ベクレルは放射能の強さを数値化したもの、シーベルトは放射線が人体に与える影響を数値化したもの。セシウム137など調べるほどに気にせずに食べるということも躊躇する。
茶が旨いブルーシートと別れの日 高橋 まさ
屋根のブルーシートも大分減ったがまだ散見される。震災の物凄さを物語っている。瓦屋さんもなかなか来てくれなかった。やっと修理が終わり業者さんとお茶を飲んでいる情景であろうか。
来た噂尾鰭たっぷり送り出す 岡部 洋子
噂を脚色して他へ伝えるのは許される範囲なら楽しいこと。やって来た噂に物語を追加して他へ流した噂は最終的にはどんな結果になっているだろうか。「送り出す」の下5が効いている。
ほか句評会出品作
ふまれても無事な靴はくまつりの夜 中村裕子
バースディ祝い花丸つける胸 葛西 清
そう言えばとか考えるテレパシー 本荘静光
ハミング途中小さい秋入り込む 太田紀伊子
園児ママ重さパワーに綱で勝つ 大谷仁子
口喧嘩七度三分で夜が明ける 浅野ゆき子
獲れるはず柿の実妻が邪魔をする 坂倉敏夫
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