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川柳マガジンクラブ茨城12月句会

川柳マガジンクラブ茨城句会
平成22年12月27日(月) 取手市福祉会館
参加者  9名  大谷仁子 片倉清子 山口 幸 中村裕子 岡部洋子 
浅野ゆき子 坂倉敏夫   世話人(林比左史 太田紀伊子)

 今年最後の例会を迎える。年末多忙のせいだろうか。欠席者があり初めて10名を割っての句会となる。恒例の即吟は3分吟に大谷仁子さんの「耳」、4分吟は山口幸さんの「噂」。     宿題の「他人」は林比左史が披講した。川柳マガジンクラブ茨城句会も来年の2月で50回を迎える。何かイベントをとの話も持ち上がる。サロンでは紀伊子世話人が12月上旬講座をつとめた豪華客船のクルーズリポートと洋上講座の川柳受講生の作品を取り上げた。
 秀句にたくさんの賞品が提供され独占する猛者も現れて出席者の顰蹙を買う場面も。

隈取りの下でもがいている孤独         林比左史
 歌舞伎役者の殴打事件が年末にきてマスコミを賑わしている。お灸を据えるには良い機会かと冷静に受け止めている世間。隈取りは一般女性の厚化粧とか仮面に置き換えてみると世界が広がるとの意見も。ベテランが見る若い人への意見もでて更なる発展へ。

御節からしきたり盃から序列          中村裕子
 正月になると親から「家系家風のしきたり」を厳しく言われて正月が嫌いになったという人もおりましたがそれは上流社会での羨ましいこと。日本のお正月では失われてしまったそのような風習を呼び戻したいものである。

牛久大仏スカイツリーへ目を凝らす       大谷仁子
 阿見町と牛久の境界にある「牛久大仏」は吟行会も数回行った馴染みの仏さまである。ギネスにも照会されている120mもある大立像。大仏様も世間を賑わしている634mのスカイツリーにさぞかし気を揉んでいることだろう。

思いきり蹴っ飛ばしたい缶ひとつ        浅野ゆき子
家の中でも、街をあるいても不満はいっぱい目に入る。何にでも八つ当たりしたいときはあるもの。さぞストレスも解消できるだろうと思われるが蹴っ飛ばすものによっては更に重大な結果になるので冷静に判断し蹴るものを選ぶこと。

常識の人によっては非常識           岡部洋子
 句の意味はよく言われる「あの人の常識は他の人には非常識」ということだろうが、この句は「常識の」で切るか「常識の人」まで持っていくかにより句の意味が微妙に異なってくるという句評がでた。

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