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 たまには息抜きという事で、紅葉の興福寺・猿沢の池・奈良町周辺を散策しながらの表向き吟行、11名。
 追っ払うつもりの手が滑って鹿を殺してしまった子供が「石子詰め」の刑に遭った供養の寺など、尚遊さんのガイドであまり知られていない場所や三重塔を見物。
 途中でアンチックな喫茶店を貸し切りにしてもらって句評会に

※だったん海峡蝶と一緒に渡りたい
 安西冬衛の一行詩(てふてふが一匹韃靼海峡を渡って行った)に似すぎ・海峡ぐらいにしたら?
※菊人形山ほど話したいことが
 菊人形に・菊人形が どちらか判らないから、入れた方がよい
※ワタクシのい居場所あしたの地図捜す
 片仮名にした意図がわからない。よくある句想
※とっておきの話がすぐに出てこない
 準備して置いた話が出て来ない では?
満場一致で拍手を浴びた尚遊さんの句は、出句中という事で、今回は非公開・・・ 下馬評では特選なんだけれど

 喫茶店を出ると、奈良町散策。明治大正昭和の息吹が残る町並みには、古本屋・資料館・ギャラリーなどなど、蚊帳・杵・臼に文豪の生原稿 どれも懐かしい香りのするものがいっぱい

 やっとお目当ての蕎麦屋さんに到着、腰のしっかりした蕎麦を戴いてから、句会に。
 御主人のご好意で「貸切無制限」奥様と御主人も入って貰う。

   ☆句会(岡目八目)柴橋菜摘 選
秀3 見ていると口出ししたくなるんだよ 冴子
秀2 一抜けたところでひらめきを拾う  憲子
秀1 意外にも人気があるねせんと君  寅次郎
特  口出しはおっとどっこい育児法   憲子
      (岡目八目)板垣孝志 選
秀3 何のかんの言うならあんたやってみな 怜依子
秀2 ハイテクの弱みを嗤いアナログ派 菜摘
秀1 交代で野党がみてる後始末 菜摘
特  あの二人きっとあかんと指で言い あきひこ
      (岡目八目・互選最多得点)
   俺よりも妻を知ってる悪い友 尚遊
 JR奈良駅の直ぐ傍の蕎麦屋さん「かえる庵」、時報は手巻きぜんまいの柱時計が「ボ~ン」  
 椅子に座れるし、静かで落ち着ける空間。 毎月ここで句会が出来たらいいなと、ポロッと零したら「いいですよ、一緒に川柳やらせて下さい」と願っても無い話になった。!(^^)!
 来年2月以降は、お蕎麦屋さんを貸しきっての句会になります。
 皆大喜びでの散会になりました~
    
     ☆ 吟行の句から一部紹介 
 青丹によしおばはんの群れ金や銀 あきひこ
 身代わりの猿に夏の陽冬の風 真理子
 おののいて姿見せない奈良の鹿 怜依子
 青春が公園ベンチ残ってた 初子
 亀でさえ西向く先の浄土かな 孝志
 柳腰の秋波に揺らぐ石地蔵 寅次郎
 奈良漬のアルコール度がひっかかり 尚遊
   
                

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