桜満開の奈良。会場周辺は桜祭りの人出で、商店街も賑わっている最中、奈良句会は12名の参加で、いつもながらの、和やかな勉強会になりました。
☆第一部 合評会
どっぷりと一筆白が動き出す
筆先の黒が動いて字が書けるのだから、白が動くのは変?
との意見が先行していたが、書道を習った方から「字を書く時は、余白の白を、いつでも頭に置けと習いました」との意見が出て、形勢は逆転。
「それならば、白より余白のほうが・・・」
「いやいやこのまま」との発言が大半でした。
世界遺産連れてはずんで春財布
仲間や家族と楽しく春の旅と思いきや、作者弁、世界遺産はお札の絵からの発想。 だから連れて歩くのはお札である。
予想外の展開となりました。
筆マメとパソコンいつも助け合う
文書作成ソフトとパソコンかと受け取った方も数人。
筆まめな方は、パソコンで自由自在の書体をこなして、綺麗な文章を書けることかな?とか、受け取り方はさまざま。
作者は、パソコンが辞書代わりになるところからの発想だそうである。 ちなみに「筆まめ」は広辞苑では「筆忠実」と出る。
突然の出費が痛いカタツムリ
一見難解句。 カタツムリは家を背負っているから、家のローンが有って、突然の出費は堪えるかな?
作者弁・カタツムリは老人を表している。
(木の葉髪)ぐらいだと判り易いかも・・・
太郎から助けた亀が暴れだす
浦島太郎を頭に行くと判りにくいが、ほとんどの方が麻生太郎と読みとって、時事川柳。あとは説明不要
あと7句も同様な意見や感想の交換で、言いたい川柳を、判ってもらえる川柳にするにはどうしたら良いかの勉強に約二時間。
☆第二部 句会(点す)
不器用に点した母のよもぎもち 岸本隆子 順啓/特選
潔い別れと揺るぎない尾灯 山田順啓 孝志/特選
人情も煮込み屋台の灯を点す 河津寅次郎 互選5点句
叩いたら点る電池と脳回路 板垣孝志 〃
☆第3部 即吟(イメージ写真参照)
今月は動きをなくして、久々に静止物体で作成。
「勘が狂った」との意見も・・・
互選
リクルートスーツに顔のない男 板垣孝志 6点句 九
メビウスの帯に成り損なったワッパ 山田順啓 4点句 六
知恵の輪が解けずに悩む春うらら 福西初子 〃 八
互選を各自二句選び一句一点とすると6・4・4点になるが・・・
二句選んだどちらかを良い方(特選)に2点扱いをすると、右端の漢数字の点に変わる。 今回、初めての試みでした。
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