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現代川柳の一つの流行として「風」をうたった句があります。

拙句の句は

「花筏 こころまかせに 風と組む」ですが

ハチローが言っています。「川柳とは」の中にも

「風にひりつくあかぎれをよむ」と。

風を冬で使うと面白い句が出来ますから・・・。

かげらふはちょうッと世界を見に生まれ   井上剣花坊

ひとすじの春は障子の破れから       三条東洋樹

川柳とは

川柳には入りやすく、始めるとなかなか奥の深いものであります。初めて川柳を作られる方にまず、サトウ・ハチローが川柳について作った詩をご紹介しましょう。

五・七・五でよむ

悲しみをよむ

さびしさをよむ

母の声をよむ

友だちの姿をよむ

待ちどうしいおやつをよむ

はらぺこをよむ

ふくれるしみやけをよむ

風にひりつくあかぎれをよむ

ありのままをよむ

五・七・五でよむ

 

人の心の中には糸がある

何かにふれると

美しく鳴りひびく糸がある

五・七・五とならべたことばが

この糸にふれると

待ってましたと鳴りひびく

鳴りひびく

私たち日本人の心の糸は

五・七・五にすこぶる敏感

ただちに大きくうなずき

たちまち高くなりひびき

それが拍手となってあらわれる

五・七・五

五・七・五

川柳は俳句とともに

世界で一番短い詩の形

わたしたちだけが

すぐにとびこめる詩の形

わたしたちは

これを大切に持ちつづけよう

 

五・七・五でよむ

やりきれなさをよむ

けんかしたあとの

あじけなさをよむ

遠いお使いをよむ

春を待つ芽をよむ

蜂のこのうまさをよむ

ものすごい足のしびれをよむ

つづけてとびだす

しゃっくりwぴょむ

思いのままをよむ

五・七・五でよむ

これはサトウ・ハチローがその友人川柳家川上三太郎が紫綬褒章を受章した時に作った昭和四一年作の詩。この詩は岩手県詩歌文学館所蔵になってまして全部掲載するには許可が必要だそうです

この詩の通り川柳は俳句と同じく十七字で詠む。正しくは十七音というべきですが。

ぬぎすてて うちが一番 よいという    岸本水府

「ぬぎすてて」を上五、「うちが一番」を中七「よいという」を下五、または座五といいます。脱ぎ捨て川柳とも言われ1番人気の句です 。上5に脱ぐと捨てるの動詞を持ってきたのがすごいですね。

牛久川柳会8月の題が「肉」9月の題が「車」暮らしにとって一番身近な物たちです。

許された男の白い肉となる 杏一(新川柳末摘花より)

 

 

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