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風もなく曇り空の吟行日和。牛久シャトーには早々と集まり始めました。平日と会って散策をする人たちも少なく貸し切りのような川柳人でした。絵画クラブらしい方々がそちこちでキャンバスを建てて構図を決めている姿がありました。絵を描く方にとってはヨーロッパを思わせるシャトーは格別なところでしょう。

昼食も和気あいあい藤井牛久川柳会会長の設定でレストランのいい席が取れて川柳の披講もできました。お話も弾んだようです。私の歩数計は4565歩を表示しています。

早々安田事務局長から昨日の吟行句が清書されてきました。ここに掲載することができました。感謝。今日の牛久川柳界に持っていかれるとのことこの句を見てまた臨場感が伝わることでしょう。

平成三〇年十月一六日 牛久吟行会作品集

選者 太田紀伊子 

佳作

シャトー鯉ワインで育ち赤くなり    英治

鯉見れば川柳人は食べること      静夫

牛久シャトー茨城だってやるもんだ   一夫

写生より楽と思えど句が出来ず     祥子

おばさんが静かになった考え中     寿朗

搾り機で俺の頭も搾りたい       静夫

牛久シャトー明治の気概棲む所     一夫

退助も欧米文化牛久にと       摩耶子

普段履子等と遊んだ館為る      摩耶子

黒板をふけばぶどうの香りたつ    たい子

デンベイは功績すごいヒゲ立派     寿朗

伝兵衛はブランに酔って駆け抜ける   英治

残り香にまどろんでいるぶどう樽   たい子

遺産でしょカビとワインの臭い染み  摩耶子

ワインの味歴史を知って香ります    祥子

祝杯にワインを注ぐ稀勢の里     みつこ

幼子のお手手紅葉に見える秋     八重子

シャトーみて神谷バーにも行こうかな ハル子

ぶどう酒に明治の女艶めいて      光子

秋日和皆でわいわい酒談義       正恵

電気ブラン初め家電と勘違い      正恵

浅草のブランにしびれ酒浪漫      英治

牛久シャトー住んでいそうなシンデレラ 一夫

細々のぶどう畑も語りつぎ      あい子

花ざかりここにいたのか堀真希は    寿朗

ギンナンの実は拾わずに鯉を見る    静夫

生ワイン美味し過ぎるよデキャンタで  寿朗

ソノシート思い出させるブルコメを   寿朗

何想う沼のほとりの河童の背      光子

青春のブルーコメッツ浮かぶ城     公子

ポスターに美女の変せん見せられる   公子

売店で試食したいが香りだけ      正恵

絵心が欲しいとそっと画布のぞく    公子

菊月に菊も欲しいな城の庭       公子

倭の芋銭洋のシャトーを抱く街    たい子

父母も酔わせただろう眠る樽      英治

伝兵衛の苦闘が滲むワイン倉      一夫

フランスにハチミツ入れて倭のワイン  英治 

五客 

ふるさとと博多の華が結びつけ     あい子

カッパらもティスティングに来るシャトー たい子

からたちのトゲトゲしさに身を細め    あい子

寝かされてやがて艶めく黒ぶどう    光子

香竄の意味も分からず書けもせず    静夫

秀句 

人   盃のワインが薬だった母    光子

地   竹林の聖者になって歩く道   静夫

天   刻んでるシャトーの記憶時計塔 一夫

軸    神谷家の歴史を学ぶワイン蔵

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