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2月号の『好句往来』は川柳塔社の新家完司さんにお願いしました。12月号近詠作品からの鑑賞です。完司さんお忙しいなかを有り難うございました。

○ おじゃました家を出たすぐ鍵の音   石黒 石根 
 家を出た直後だっただけに「追い払われた」ような気分。鍵を掛けた人は「何気なく、何の悪気もなく」だったのだろうが、やはり少し間を置いてからにすべきところ。何事も、相手の気持ちを察するのがエチケットの基本。
○ 赤ちゃんが乗ってにぎやかバスゆらり  大須賀ユキ
  バスという狭い空間にいても、見知らぬ人ばかりでお互いに素知らぬ振り。赤ちゃんはその冷ややかなバリアーをあっさり取り払ってくれて、連帯感のようなものまで生み出してくれる。硬くなった心をほぐしてくれる天使だ。
○ リハビリは虹に向かって歩くだけ   小柳津優子
 リハビリに難しい理屈は要らない。無理をせぬようゆっくり体を動かすだけでOK!だが、倦まず弛まず続けることが肝要。その継続する力となってくれるのが「虹」。リハビリに限らず、総ての原動力になる「希望」である。
○ 生きてゆく音をだんだん小さくする  河合 正秋
 歳を重ねるごとに行動半径も狭まり、動きも緩慢になる。すなわち「音が小さく」なるということ。だが、それは自然の成り行きであり自らの意思で「小さくする」ことはない。「だんだんデカくする」ぐらいの元気をだそう!

○ この先も元気と軽い靴を買う     中内まつ江
 そう、その意気! 自分で「歳だから…」などと弱気でいると衰えに拍車がかかる。軽い靴を履いて「ギネスブックに載るぐらい長生きしてやろう」と大望を持って!
○ 大地震今日はなさそう秋の空     彦坂 石転
 いつ起こってもおかしくないと言われている「南海トラフ巨大地震」。最悪の場合33万人もの死者が出るとのこと。だが、今日は大丈夫。こんなに爽やかな秋晴れの日に起きるはずがない。何の根拠もない希望的観測だが…。
○ 散会を待ってたように出る本音    藤森ますみ
 大勢の前で本音を述べるのが苦手な私たち。いい方に解釈すれば「奥ゆかしい伝統」だろうが、これからの世界ではそのようなローカルスタンダードは通用しない。散会後や酒席でしか本音が言えない「内弁慶」は矯正しよう。
○ おとーさん父ではないが返事する   山田ヤマトミ
 子供達との会話で妻が言っている「お父さん」が、そのまま呼び名になってしまったのだ。不本意ではあるが無視はできない。記号の使用には賛否あるが、「おと~さん」とカギカッコで括ると、妻からの呼びかけだと明確。
○ 寒暖の差に乗れなくて医者通い    脇田 雅美
 歳を取るということは、すべての能力が減退してゆくということ。寒暖の差に対応する能力も徐々に弱くなっているのだろう。「順応できない」を「乗れない」とは適切。健康を維持する基本は、四季の変化にスムーズに乗ること。

何とか請求書の提出が終わりましたよ♪ 勤怠とタイムカードとのチェックも終わり、今月は早めに事が進んでいます。
明日は愛川協の役員会が名古屋駅近くであります。朝礼には出来るだけ出たいので豊川駅発8時40分に乗り、豊橋駅からは新幹線こだまに。新幹線にすると開始時間の10時に間に合います。有り難い!(PM11時16分)おやすみなさい。

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