第91回川柳マガジンクラブ十四字詩句会 会報
第91回川柳マガジンクラブ十四字詩句会が令和7年9月17日東京都北区王子「北とぴあ」にて開催された。出席者はお世話役の植竹団扇さん及び阿部秀夫、五十嵐淳隆、石川秀樹、葛飾凡斎、佐藤美文、佐野純、早川若丸、めとろの各氏と星野睦悟朗の10名、欠席投句は大谷仁子、大平小鈴、佐道正、松橋帆波各氏の4名でした。
当日の句評会の自由吟及び宿題、席題の入選句は次の通りです。
〔句評会〕▽「自由吟」
句の頭の数字は互選で獲得した得点です。
0 子の反抗に負けぬ大波 小鈴
作者欠席でよくわかりませんでした。
1 ヘルプ押しても何故か流れぬ 団扇
トイレで「流す」ボタンを押すつもりで「ヘルプ」を押した、とか。
1 映画で知ったイレズミの意味 めとろ
団扇「イレズミは本来刑罰を目的としたもので、彫り物(タトゥー)とは違う」
2 街行く人はスマホやりつつ 仁子
「まったく多いですね」・・・と話題が盛り上がった。
2 最後の一句笑顔隠せず 美文
最後に天や特選で披講される、そりゃあ笑顔が出ますよねえ、との声。
2 愛想良すぎて避けられる医師 正
2 柴三郎でブドウ一房 睦悟朗
作者「この句を出してから店で見たらシャインマスカットは1000円では買えないことがわかりました」
3 焼き鳥串で明日の指示出し 帆波
サラリーマン社会ではありそうなことと共感の声多数。
4 善い人ばかり先に旅立つ 淳隆
先に逝ったから「善い人だったのに」と言われる?
4 昔アイドル今もアイドル 若丸
ひばり、小百合…と「永遠のアイドル」のいろいろは名前が挙がった。
5 昭和百年世界沸騰 凡斎
作者「温暖化よりの戦争が!」
以下の3句には共感の声多数。
7 いつまで幅を利かす夏服 純
8 寝冷え注意が消えた夏の夜 秀樹
9 干天の慈雨振れば洪水 秀夫
〔宿題〕▽「こころ」
句評会で票が多かった阿部秀夫さんの選
〔佳作〕
1 いまだ心に降る黒い雨 正子
2 平和の鐘をガザウクライナ 秀樹
3 貯める気だった宵越しの銭 めとろ
4 移植されたら強心臓に 正
5 好きですなんて何で今さら 凡斎
6 心の旅はチャリが最適 団扇
7 ちっぽけな嘘こころ汗だく 小鈴
〔秀作〕
1 心置きなく今もちゃん付け 純
2 母をダマシてうずく良心 淳隆
3 盆の迎えへ拭う御位牌 秀樹
〔特選〕
ご飯お代わりこころ苦しい 純
〔軸〕
お経と木魚こころ落着く 秀
〔席題〕▽「熱い」
宿題で特選だった佐野純さんの出題及び選
〔佳作〕
1 あちちあちちとひろみお元気 睦悟朗
2 フーとして粥母の面影 若丸
3 宗谷岬で売れるエアコン 凡斎
4 転職口説くネット熱々 睦悟朗
5 意外と受ける夏のすき焼き 秀夫
6 日が沈んでも球児熱戦 めとろ
7 投打大谷燃えるドジャース 淳隆
〔秀作〕
1 熱い路面にポチの災難 団扇
2 視線の先は維新国民 秀夫
3 アチチとこぼす妻の熱燗 若丸
〔特選〕
うがち読みしてネット炎上 めとろ
{軸}
せめて想いに耽る氷河期 純
今後の予定
第92回 令和7年11月19日(水)
宿題「台所用品」
北とぴあ 804B室
第93回 令和8年1月21日(水)
宿題「贅沢」
北とぴあ 804A室
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