第81回川柳マガジンクラブ十四字詩句会 会報
第81回川柳マガジンクラブ十四字詩句会が、令和6年1月17日に東京都北区王子「北とぴあ」にて開催された。出席者はお世話役の井手ゆう子さん及び五十嵐淳隆、植竹団扇、葛飾凡斎、佐藤美文、沢辺祥子各氏と星野睦悟朗の7名。欠席投句は大谷仁子、大平小鈴、金城風見子、佐藤孔亮、佐道正、唯夕、早川若丸、松橋帆波各氏の8名。
今回のトピックス
- 団扇さんが、何とか十四字詩句会参加者を増やしたいと、川柳マガジンクラブ東京成増句会メンバーに働きかけて、句評会用自由吟や宿題への投句を募って下さった。
- 新葉館の竹田麻衣子さんがお忙しい中をご参加くださった。
- 凡斎さんが自家農園産の焼き芋などを参加者に下さった。
当日の句評会の自由吟及び宿題、席題の入選句は次の通り。
〔句評会〕▽「自由吟」
句の頭の数字は互選で獲得した得点です。
0 元日津波よぎる戦争 若丸
0 老いの堕落がテレビ抱える 睦悟朗
老いを暗く詠んだ句は好かれない、の声あり
0 お休みという一人暮らしも ゆう子
0 パー券ノルマ大は✕です 唯夕
0 玄関に貼る折り鶴年賀 風見子
1 ジングルベルで囃す年の瀬 孔亮
1 迷わず押そう恋のクリック 小鈴
2 馬の骨連れ来る孫娘 凡斎
3 温めの燗で亜紀の舟唄 団扇
4 雄ライオンの頭でっかち 祥子
男の虚勢への皮肉?
4 老いぼれ悲し杖につまずく 仁子
㎜単位の段差に引っかかることもあるから注意しないと、など共感の声多数。
4 母の寝言に母の泣き言 帆波
4 忘れたいのに花は枯れない 美文
ロマンチストだろう。愛を引きずるのは男の人が多い。などの声。
5 振り込み済んで気づくヤラレタ 淳隆
4コマ漫画みたい。キレがよい。など共感多数。
7 秋がないから売れぬ秋物 正
平易だがうまい、春より秋の方がぴったり、など感心した言葉が上った。
〔宿題〕▽宿題「ささやか」は句評会トップが欠席投句だったので2位の五十嵐淳隆さんが選をした。
〔佳作〕
1 封開けて見てまさにささやか 正
2 叶ってうれしささやかな夢 仁子
3 唯一賀状が繋ぐ旧友 睦悟朗
4 見て見ぬ振りのちょいとした無視 祥子
5 へいと答えて陰でアカンベ 団扇
6 高い安いは言わぬショーヘイ 孔亮
7 能登へと届けぼくの年玉 祥子
8 お口を汚すつまらない物 団扇
9 家族葬果て人知れず散る 祥子
〔秀作〕
1 めざし炙って冷酒チビチビ 睦悟朗
2 財布の小銭偉そうに寄付 風見子
3 機嫌直しにケーキひと口 若丸
〔特選〕
ポイントで買う今日の晩酌 帆波
〔軸〕
庭のお花で済んだ葬式 淳隆
〔席題〕▽宿題上位3名が欠席投句だったので4位の星野睦悟朗が出題及び選にあたった。題は「踊る・躍る」
〔佳作〕
1 霞ヶ関で躍る札束 凡斎
2 夜通し浮かれ盆の手踊り 祥子
3 踊り疲れてもう壁の花 ゆう子
4 甘えてすねて踊る掌中 祥子
5 胸おどらせた当たり百円 ゆう子
〔秀作〕
1 小百合に限る伊豆の踊子 団扇
2 どじょう掬いもこなすエリート 淳隆
3 会議は踊る眠るよりマシ 団扇
〔特選〕
踊り上手に妻の手の平 美文
〔軸〕
吟醸もらい喉が小踊り 睦悟朗
今後の予定
第八十二回 令和六年三月十三日(水)
宿題 「卒業」
北とぴあ 八〇四号室
第八十三回 令和六年五月十五日(水)
宿題「植える」
北とぴあ 八〇四号室
第八十四回 令和六年七月十七日(水)
宿題 未定
北とぴあ 八〇五B号室
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