先日の10日の土曜日に標記句会を行った。参加者は、星野睦悟朗、竹中たかを、田島悦子、簗瀬みちよ、湯本良江、石原惠美子、三浦拓也、宮崎正男、宮崎一子、黒崎和夫、勢藤潤の11名。欠席投句は、天野敏香、滝沢博美、田口もとい、大沢覚の4名でした。90才台の宮崎さんご夫婦の参加は嬉しい限りです。句評会も楽しく、有意義な一日でした。
「線」 黒崎和夫 選
佳作
いい線まで行って墓穴を掘った恋 潤
回線に割り込む孫の笑い声 拓也
プーチンの西部戦線異常あり もとい
身の丈に生きて静かなデスマスク みちよ
人生と線香花火よく似てる 正男
直線にすれば駅まで徒歩五分 覚
高齢の地域支える赤字線 みちよ
八十路きて生命線をじっと見る 覚
秀作
妻よりも猫の視線が気にかかる 潤
五線譜に収め切れない野心抱く 睦悟朗
琴線を揺すると信じ泣きじゃくる 睦悟朗
特選
九条の一線しどろもどろする たかを
軸吟
線引きへ区別差別がせめぎ合い 和夫
「顔」 湯本良江 選
佳作
三年の月日を語るほうれい線 みちよ
ふところが温いと妻の顔温い 潤
膜圧を計ってみたい妻の顔 拓也
生まれ付きデカイ顔ですすみません 敏香
のほほんと微笑む羅漢あれが僕 もとい
せんべい屋主くすんだ顔で焼き 一子
電話口里の訛りが顔を出す 潤
カアタンと呼ばれた日から母の顔 博美
秀作
知り合いを顔で通さず免許証 和夫
脱マスク素顔を知って息を呑む 覚
うたたねの姿ほんのり菩薩顔 惠美子
特選
ぎょっとする鏡の中の顔は父 たかを
軸吟
愛嬌で生きて楽しい顔となる 良江
(勢藤潤 記)
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