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6月11日、川柳マガジンクラブ高崎句会を行った。参加者は、星野睦悟朗、竹中たかを、天野敏香、滝沢博美、田島悦子、田口もとい、簗瀬みちよ、三浦拓也、勢藤潤の9名。欠席投句者は、宮崎正男、宮崎一子、山津隆雪、亀山夕樹子、大沢覚の5名。課題は「妥協」と「重荷」、披講後も没句などについて熱心な議論が続いた…。

選句は、

「妥協」 竹中たかを 選

  佳作

まあいいか口癖にして生き続け    睦悟朗

妥協せぬ味一筋が唸らせる      一子

妥協して決めた夫は大当たり     敏香

妥協せぬ夫料理で手懐ける      みちよ

妥協するデザインでなくサイズです  隆雪

譲らない原のススキとアワダチ草   悦子

地球との妥協忘れているヒト科    みちよ

  秀作

円周の隅で見つけた妥協点      潤

プーチンの脳内辞書に無い妥協    悦子

妥協下手世渡り下手の回す独楽    博美

  特選

しょうがない入りますよとラブホテル 隆雪

  軸吟

ワンランク下げて婚活シャボン玉   たかを

 「重荷」 天野敏香 選

  佳作

重荷にならぬようピンコロを願う   悦子

耳にした秘密を仕舞う腹の底     夕樹子

私の余命に長生きのペット      たかを

肩書にもれなく重荷ついてくる    夕樹子

利他を説く家訓が重い三代目     もとい

ノレンという重い荷物を持たされる  隆雪

ご両家の墓守り背負うひとりっ子   一子

  秀作

大家族重荷などない笑い声      潤

愛された記憶重荷になっている    潤

あの人の重荷にならぬよう愛す    悦子

  特選

人間が重荷になってくる地球     みちよ

  軸吟

肩の荷を下ろせば近くなるあの世   敏香

(勢藤潤 記)

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