新型コロナウイルスの影響で3月句会は休会とし、代わりに誌上句会を行いました。
投句者は、田口もとい、湯本良江、田島悦子、河合久慕、星野睦悟朗、竹中たかを、横澤七五、簗瀬みちよ、宮崎正男、宮崎一子、黒崎和夫、荻原亜杏、大沢覚、勢藤潤の14名。残念ながら楽しく苦しい句評会はできませんが、しばらくの辛抱です。
「綻びる」 簗瀬みちよ 選
「佳作」
内定へ隠しきれない笑みこぼれ 和夫
スカートのほつれ気付かず翔んでいる 亜杏
自分史の綻び編んで生きている 潤
良性と言われ綻ぶ妻の顔 もとい
ほころんだ写真が見たいシリアの子 悦子
綻びるつぼみの邪魔をするコロナ 笑久慕
長居した総理の椅子が綻びる もとい
「秀作」
綻びが目に付く一強のテント たかを
綻びは愛一さじで治るのに 笑久慕
ほころびも母は愉しみアップリケ たかを
「特選」
拉致という綻びを縫う糸が無い 良江
「たかが」 湯本良江 選
「佳作」
一キロも痩せたと狂喜する女房 もとい
たかが一秒コロナと僕のすれ違い 笑久慕
石ころを蹴飛ばし終わるたかが恋 たかを
評論屋後からべきと非難する 和夫
ウイルスくらい高を括っていた総理 みちよ
課長職つかんだけれど軽視され 正男
さりげない釣りはいいよに人間味 たかを
「秀作」
福の神取り持つ縁の五円玉 七五
億万の驕りたかが二千万 一子
一円が足りず一駅歩かされ 笑久慕
「特選」
地球史の点くらいにはなる私 みちよ
*4月句会も休会とし、誌上句会を行います。 (勢藤潤 記)
Loading...















































