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2020年1月17日(金) 於大阪市中央公会堂

出席者* 居谷真理子・内田志津子・宇都満知子・太下和子・木口雅裕・岸井ふさゑ

古今堂蕉子・櫻田秀夫・指方宏子・嶋澤喜八郎・峯島妙(初出席)・宮井いずみ

宮井元伸・森井克子(以上14名)

句会*13:00~14:30

席題 印象吟「幾何模様の写真を見て」    古今堂 蕉 子 共選

佳句 登りやすそうだ登ってみようかな    ふさゑ

   付かず離れず風に任せる間柄      和 子

   ハンモック破れめざめた大男      宏 子

   台風が生け簀の鯛を逃がしよる     秀 夫

   カンバスの遠近法が軋みだす      雅 裕

秀句 ああがり目さあがり目さて寒に入る   喜八郎

   年季もの餅焼き網が反ってきた     満知子

   桝形を曲げると柔らかい命       克 子

特選 天網の疎から弱者がこぼれ落ち     真理子

軸吟 ねずみ達集団脱走したらしい      蕉 子

 

席題 印象吟「幾何模様の写真を見て」     木 口  雅 裕 共選

佳句 登りやすそうだ登ってみようかな     ふさゑ

   年季もの餅焼き網が反ってきた      満知子

   桝形を曲げると柔らかい命        克 子

   底抜けたブラックホール修理不可     宏 子

   付かず離れず風に任せる間柄       和 子

秀句 天網の疎から弱者がこぼれ落ち      真理子

   四次元の世界にふわりハーモニカ     いずみ

   堕ちながらこれで終われる放物線      妙

特選 文系で方程式が解けません        志津子

軸吟 どうやってメビウスの輪に繋げよう    雅 裕

 

宿題「ぐらい」   指 方  宏 子  共選

佳句 愚痴ぐらい聞いてあげようまあ一杯    雅 裕

   二十億ぐらい捨てても妻と居る      秀 夫

   水仙が香るぐらいの空気感        和 子

   大仏も夜中にアクビぐらいする      秀 夫

   ツチノコを見たよ大きさこれぐらい    ふさゑ

秀句 爪ぐらい研げよ樹上のナマケモノ     克 子

   私を焼けば5グラムほどの愛       真理子

   お任せをしたらぐらいがすっと出る    和 子

特選 さくらんぼから西瓜へ君への愛      蕉 子

軸吟 握手したぐらいでなびくはずもなく    宏 子

 

宿題「ぐらい」    嶋 澤 喜八郎 共選

佳句 能天気茶碗ぐらいは洗います      元 伸

   握手したぐらいでなびくはずもなく   宏 子

   さくらんぼから西瓜へ君への愛     蕉 子

   ツチノコを見たよ大きさこれぐらい   ふさゑ

   水仙が香るぐらいの空気感       和 子

秀句 二年ほど鯨になっておりました     真理子

   これしきのことで凹んでなるものか   ふさゑ

   私を焼けば5グラムほどの愛      真理子

特選 感受性ぐらいと詩人に叱られる     雅 裕

軸吟 顔ぐらい自分で洗えバチアタリ     喜八郎

 

合評会*14:30~16:30

岸井ふさゑさんの司会で2時間びっしりと厳しくも楽しい句評会。「ナンバ歩き」を大阪の難波と受け取った人が多かった。「ナンバ歩き・ナンバ走り(飛脚の走り方と言われている)」という言葉自体を知らない人が半数おられびっくり仰天。作者が右手と右足を同時に出す歩きを実演されて大爆笑。

開放区

マガジン句会に参加させて頂いて川柳の楽しみ方が広がったと思います。実力揃いの方々の中で色々と勉強させて頂いています。とにかく充実の時間にとても満足をしています。(和子)

毎月の互選、楽しんでいます。みんなの句を清記一覧にして下さっているお陰で、忌憚ない意見が飛び交います。自分の句に対して、幅広いコメントを得られる上、もっと良い句にするには、まで一緒に考えてもらえるので、とても大切な時間です。(いずみ)

茨木のり子の「自分の感受性くらい」という詩を紹介します。(雅裕)

  ぱさぱさに乾いてゆく心を

  ひとのせいにはするな

  みずから水やりを怠っておいて

 

  気難しくなってきたのを

  友人のせいにはするな

  しなやかさを失ったのはどちらなのか

 

  苛立つのを

  近親のせいにはするな

  なにもかも下手だったのはわたくし

 

  初心消えかかるのを

  暮しのせいにはするな

  そもそもが ひよわな志にすぎなかった

 

  駄目なことの一切を

  時代のせいにはするな

  わずかに光る尊厳の放棄

 

  自分の感受性くらい

  自分で守れ

  ばかものよ

お知らせ

次回は2020年2月18日()13:00~ 大阪市中央公会堂

宿題「てらう」2句

勉強会「川の会」(川柳とまでいかずまだ川の段階でもがいている状態を表す)は10:00~12:00同じ会場でやります。今回は9名の参加をいただきました。鑑賞対象句を今回の43句から次回は20句ぐらいにしたいと思います。会費は部屋代と資料代を人数割りしています。今回は300円でした。奮ってご参加ください。資料を作成する都合がありますので岸井ふさゑさんまでお申込みください。

 

 

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