第八十回川柳マガジンクラブ神戸句会報告
二〇一九年二月二十一日
出席者 順不同 敬称略
長島敏子 河合受身 こやまひろこ 山本としや
盧光来 石川憲政 田中おさむ 大西骨歩
井上登美 城戸幸二 吉井扇久 計十一名
席題 「傘の中」 吉井扇久 共選
佳作 核の傘の中で反核叫ぶデモ 憲政
お勘定ワリカンにする傘の中 としや
相合傘空いた手と手は繋ぎ合う 光来
傘を差す手に触れ温さ確かめる おさむ
老いては子の傘に護られ安息日 受身
フルムーン相合傘の雪の町 おさむ
雨上がる相合傘を照らす月 憲政
秀句 傘ひとつ他人に戻る別れ道 敏子
赤裸々に語れなかった傘の中 登美
特選 土砂降りに母が差し出す愛の傘 受身
(選者評:小雨と違いどしゃぶりに母が迎えに来てくれ母のありがたさが良くわかります。)
軸 急な雨 忘れたふりでお近づき 扇久
席題 「傘の中」 城戸幸二 共選
佳作 傘ひとつ他人に戻る別れ道 敏子
赤裸々に語れなかった傘の中 登美
老いては子の傘に護られ安息日 受身
核の傘の中で反核叫ぶデモ 憲政
雨上がる相合傘を照らす月 憲政
土砂降りに母が差し出す愛の傘 受身
急な雨忘れたふりでお近づき 扇久
秀句 フルムーン相合傘の雪の町 おさむ
傘を差す手に触れ温さ確かめる おさむ
特選 不器用に妻と子護る父の傘 ひろこ
(選者評:雨ではなく世間の荒波から守ってやれる父の傘。手付きは不器用だが愛がある。)
軸 傘の中寄って離れる二つ影 幸二
宿題 「保険」 井上登美 共選
佳作 保険額見てから決める後妻業 ひろこ
俺よりも信頼される保険証 光来
保険一億酒も煙草も止めぬ妻 憲政
タレントの素足へ億という保険 敏子
喰い付くか入院一日五万円 受身
あの日から地震保険を一つ足し 敏子
逃げ道をひとつ残して子を叱る 扇久
秀句 滑り止めこれも保険と世を渡る 受身
美しい妻へたっぷり保険金 ひろこ
特選 介護保険使わないまま逝くつもり 光来
(選者評:ピンピンコロリと逝きたい。)
軸 万が一暮らしを守る軍資金 登美
宿題 「保険」 石川憲政 共選
佳作 無駄になれ祈ってかける旅保険 幸二
賭けゴルフお前保険と馬鹿にされ 幸二
介護保険使わないまま逝くつもり 光来
エンディングノートに記す保険金 扇久
親父の保険借金多くて受け取れず 骨歩
タレントの素足へ億という保険 敏子
俺よりも信頼される保険証 光来
秀句 保険切れとたんに起す事故病気 おさむ
年の差の後妻に「待った」保険金 おさむ
特選 滑り止めこれも保険と世を渡る 受身
(選者評:中国の故事に戦にあたって「八段の構え」が必要とある。
どんなことにも最低の策は講じておかねばならない。)
軸 保険だと受けた大学までも落ち 憲政
句評会
最下段の数字は「考えさせられた句として△印をつけた数です。
スマホ三秒言葉の欠片既読する としや 1点
逢いたいな さしたる用も無いけれど 受身 6点
恥ずかしいボーと生きてわたし喜寿 おさむ 4点
保険金払った人はもらえない 骨歩 4点 1
コンビニより多い歯科医がアメ配る 憲政 3点
お疲れの体に欲しい充電器 扇久 4点
夕刊の薄衣で知る雨もよう 幸二 0点 3
伸び代を信じ褒めたり叱ったり 敏子 9点
朴念仁毅然と生きる覚悟決め 登美 0点
嘘見抜く妻の直球変化球 ひろこ 7点
そっと来た人で混み合う肛門科 光来 6点
近況報告など
▼初めて救急車に乗った。乗るころには正常に戻りつつあったが念のため病院へ。血圧、心電図、血液検査等々。一過性の貧血と。血液は褒められたが怖かった。
▼先日腹が急に痛くなって近所の病院にかつぎこまれたが医者の一種の誤診で三日三晩点滴のみの入院をさせられた。こういう時新しい医者に見せるのはよくない。
▼老いた親を案じて帰省。これからの生き方の図を描けと云う息子達。
▼カラオケに行きました。高齢者は安いので喫茶店でコーヒーを飲むより安かった。
▼先日ふあうすと誌編集部数人で椙元世津宅を訪問した。紋太郎師に関するいろんな資料や交流してた当時の先輩達の句などに接し大変有意義だった。
▼一人暮らしの友人が軽い脳梗塞になったが早い処置とリハビリで二週間で復帰。高血圧と肥満が原因。よかった!!水分は一日二リットル飲むのがいいそうです。
▼話題の河野景子さんの講演会を聞きました。世渡り上手と思いました。
▼ある句会の二十年振りの合同句集の編集のお手伝いをしている。二十六人全員参加が嬉しい。発行を平成にするか新元号にするか悩んでいる。
▼飲み友達が三人とも病気になってついにひとり酒になってしまった。
▼「ポケトーク」という翻訳機を買いました。手の平に入り七十ヶ国の言葉が使えるすぐれ物です。
今後の予定
三月例会 三月二十一日 (木)
たちばな研修センター
宿題「架空」
二〇十九年今後の予定お題
四月 くどい 五月 リアル 六月 予防 七月 秒 八月 抜く 九月 おかず 十月 余分 十一月 瞬時 十二月 作法
報告者 城戸幸二
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こんばんは。参加者が少なくなりましたね。私は正直に言いますと選者になって
誰もが認める選ができる訳でなく、また、難聴に近い状態でありながら話す声も小さい
し、そういうことを考えると、それが、ストレスになりました。
選をされるほうが楽ですから。 でも、20人までだからこそ、選者となり、入選する川柳作りや勉強ができる所ではあると思います。
良ければ、また頑張って通います。今年は、病気の友の会の活動もやることがあり、役員の
成り手もなく。笑って涙を流しています。忙しいことは良い事ですね。
頑張らずに、しばらく、通いたく思います。 以上