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    第139回 川柳マガジンクラブ東京句会

第139回川柳マガジンクラブ東京句会が平成30年6月10日に東京都文京区「駒込学園」にて開催されました。出席者は、お世話役の植竹団扇さん、松橋帆波さん及び

大谷仁子、小野六平太、佐道正、菅野直訓、高塚三郎、高田以呂波、唯夕各氏と星野睦悟朗の十名でした。

当日は第42回全日本川柳2018熊本大会の日のため東京句会では希望者参加で川柳に関したお楽しみ会を行いました。

〔お楽しみ会:中七川柳〕

▽その一 君の名は○○○○○○○□□□□□

上五が「君の名は」の句箋に全員が思い思いの下五(□□□□□)を書き、渡された別の人が中七を作る。

「選者帆波の作」

君の名は青汁酵素やせ薬

「作品」

君の名は三度も聞くと湿ってる      唯夕

君の名は姓は日本名副総理        直訓

君の名は生まれたままでまだ前座     団扇

君の名はすれ違い劇岸恵子        六平太

君の名は記録抜けてる東京都       仁子

君の名はおいしそうだねとろ鉄火     以呂波

君の名は聞きつつ食べる山の幸      正

君の名は思い出します悪い癖       三郎

君の名は葫(にんにく)なので元気出る  睦悟朗

 

▽その二 □□□□□○○○○○○○G7

下五が「G7」の句箋に全員が思い思いの上五(□□□□□)を書き、渡された別の人が中七を作る。

「選者帆波の作」

XデーマーライオンへG7

「作品」

今日もまた頭痛の種のG7        以呂波

犬かきの必死のパッチG7        唯夕

世の動きテレビ見て知るG7       仁子

オットットシーソーゲームG7      六平太

中華丼具が七種類G7          団扇

生前葬やってあげたいG7        三郎

カナダからガタガタガタとG7      睦悟朗

ぼろもうけ商社の集いG7        直訓

それぞれの妻がでしゃばるG7      正

 

〔お楽しみ会:中七作句〕

▽まだ寝てる○○○○○○〇もう寝てる

の中七を作る

「選者正の作」

まだ寝てる授業に出ればもう寝てる

「作品」

まだ寝てるママそんでパパもう寝てる   唯夕

まだ寝てる電話受けずにもう寝てる    仁子

まだ寝てる悩んでいたがもう寝てる    三郎

まだ寝てる昼は苦手でもう寝てる     以呂波

まだ寝てる敗れた兎もう寝てる      六平太

まだ寝てるご臨終ですもう寝てる     団扇

まだ寝てる煮ても焼いてももう寝てる   帆波

まだ寝てるおっぱい飲んでもう寝てる   睦悟朗

まだ寝てる朝飯終りゃもう寝てる     直訓

 

〔お楽しみ会:川柳相撲〕

行事は梅宮辰夫さんのリアルなお面をかぶった松橋帆波さん、呼び出しは植竹団扇さんが相務めました。

まず四人ずつ東西に分かれて組み合わせを変えながら三題対戦した。

課題「丸い」

一  丸く収めると隅っこチリ溜まる   正

〇円周率もうその辺でえじゃないか  六平太

二 〇やせっぽの私心はまん丸い     睦悟朗

忖度が丸い心をへし曲げる     唯夕

三 〇頑固者孫に気遣う好好爺      以呂波

蹴られてもコロリコロコロ土俵下  三郎

四  見上げればほほえんでいるいる丸い月 仁子

〇あの人は丸い顔して角だらけ    直訓

課題「出る」

一 〇出るだけでワールド杯多分終え   正

五年振り犬と喧嘩で家を出る    唯夕

二 〇折々に季節限定ビール待つ     睦悟朗

まっ正面から出た出るぞ綱の戦   三郎

三  打たれても後には引けぬ頑固者   以呂波

〇降りるが先乗る人後も出れぬ俺   直訓

四  下腹が出て来たなんとかしめないと 仁子

〇盲腸の手術の後はオナラ待つ    六平太

課題「砂」

一 〇よそ見してると役に立たない砂時計 正

ホウキ手に砂を清める役がある   三郎

二 〇みよちゃんとも一度したい砂遊び  睦悟朗

夫婦ケンカ犬も食わぬが砂をかむ  直訓

三  計画はいつも壮大家を建て     以呂波

〇病人は砂時計見て怒り止め     唯夕

四  熱い砂走り飛び込む白い波     仁子

〇大相撲土俵の砂は塩っぱかろ    六平太

以上の結果三勝の睦悟朗、六平太(体調不良で代役唯夕)と二勝一敗の正、直訓でトーナメント行った。

準決勝 課題「雨」

一 〇黒い雨また降りそうな再稼働    正

種蒔いた後はただただ雨を乞う   睦悟朗

二 〇森高の雨を知ってる古希の人    唯夕

雨降りに傘をささずに粋な人    直訓

決勝 課題「光る」

〇光る人言われて僕は怒る人 横綱襲名 唯夕

何億年前の光と思えない       正

 

〔お楽しみ会:袋回し〕

参加者全員に別々の課題を書いた封筒を配り、それに記名して選者となる。その封筒を右へ渡し受け取ったら一句入れて右へ渡す。順に作句しては封筒に入れて回し、自分の記名の封筒が戻ったら選句する。

今回は時間の都合もあって一課題一句とした。

以下に上位三句ずつだけ報告する。

課題「飛ぶ」 団扇選

人 夢想家で心はここにありません   以呂波

地 この空に飛ばすな来るなオスプレイ 三郎

天 飛びたいと言う妻目方重すぎる   正

課題「狙う」 帆波選

人 狙ったら必ずつぶす夏の虫     仁子

地 狙い撃ち山本リンダご免です    団扇

天 ポチがまた私の上の座を狙う    睦悟朗

課題「熱い」 正選

人 今日の彼いつもと違い熱い息    直訓

地 熱い血が流れていそう熱帯魚    団扇

天 熱いなんて言っちゃいられぬ介護妻 仁子

課題「いらいら」 睦悟朗選

人 カップ麺三分待てと無理を言う   団扇

地 いらいらの元は今年もジャイアンツ 正

天 ママのイライラの原因パパとボク  帆波

課題「本気」 以呂波選

人 まだわたし本気で飲んだことがない 団扇

地 反則も本気でやらせる日大     正

天 「マジ」というルビで「本気」が安くなる

帆波

課題「猫」 仁子選

人 友よりも猫に私は気に入られ    以呂波

地 猫なでる猫なで声が出てしまう   帆波

天 欲しいものあって猫なで声の妻   睦悟朗

課題「すずしい」 直訓選

人 猛暑の日ポールの影が頼りです   以呂波

地 涼し気に我慢比べの掘り炬燵    団扇

天 水撒きしたら団扇で夕涼み     正

課題「黒」 三郎選

人 黒豆を煮上げてとなりおすそ分け  仁子

地 官邸にカラスの色を聞いてみる   唯夕

天 就活の人で満員黒づくめ      以呂波

課題「めがね」 唯夕選

人 だて眼鏡かけてかくそう顔のしわ  仁子

地 どう見るかキッとめがねは遠ざける 三郎

天 黒眼鏡して職質に止められる    睦悟朗

課題「身体」 六平太選

人 身体ごとぶつかってくる三才児   帆波

地 焦っても足腰がもうついて来ず   睦悟朗

天 身体だけしか日大鍛えない     正

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