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  川柳マガジンクラブ東京句会 第135回例会

第135回川柳マガジンクラブ東京句会を平成30年2月11日に根津界隈吟行後東京都文京区の不忍通りふれあい館で開催しました。今月はいつもの駒込学園講座室が受験の関係でお借りできなかったので、吟行会を行いました。出席者は、お世話役の植竹団扇さん、松橋帆波さん及び大谷仁子、小野六平太、加藤品子、菊池順風、佐道正、菅野直訓、高田以呂波、唯夕、星野睦悟朗、、丸山松枝、丸山芳夫、宮本游子、横沢七五の各氏と星野睦悟朗の15名でした。

駒込学園の隣の光源寺・駒込大観音に集合し、植竹団扇さんの案内で漱石の猫の家跡、日本医科大周辺、根津神社、行列のうどん屋・金太郎飴店、いったん不忍通りふれあい館へ寄ってから、よろずやのあんぱち屋、藍染通り、古風な住宅・マンション・風情のあるお店などが並ぶへび道、指人形店周辺のよみせ通りなどを散策・一部の人は夕焼けだんだんへ、指人形店入場見学、不忍通りふれあい館に戻り句会を行いました。

さすが、「谷根千(谷中、根岸、千駄木)」と呼ばれる東京の散策の名所だけあって、今回はその一部だけを回ったのですけれど予定を大幅に越える時間がかかりました。そこで句評会は中止し、提出された嘱目吟を二分割して選、披講を行ないました。出句数は制限なしでした。

句会の入選句は次の通りです。

Ⅰ、嘱目吟

松橋帆波選

「佳作」

スーパーも店構えだけ谷中風       正

よく見れば微妙に違う金太郎       団扇

漱石の猫を探して巡る根津        睦悟朗

指人形平昌五輪応援し          正

東京はイヤだうどん屋まで並ぶ      睦悟朗

金太郎飴でワルガキ想い出す       睦悟朗

根津神社抜けて八重垣七軒町       直訓

ウォーターボーイズ古式泳法にも見える  芳夫

病院の衛星薬局が並ぶ          芳夫

千駄木は練馬ナンバーだと知った     正

(注)千駄木(文京区)を歩いていて作者が発見しました。このほか新宿・中野・豊島・北・板橋及び練馬の各区が練馬ナンバーだそうです。

インシャラー根津入居に迷いなかったか  游子

(注)インシャラーとは神の御心のままにの意みで、イスラム教で、絶対神、アラーをたたえる言葉。この言葉のインシャラー根津というマンションがあります。

「秀作」

餡パンは売ってなかったあんぱちや    六平太

谷根千の蛇は縦にはうねらない      団扇

谷根千でインバウンドに江戸を見せ    睦悟朗

「特選」

根津狐片手拝みに慣らされる       品子

「軸」

安藤の八兵衛なのかあんぱちや      帆波

(注)昔岐阜県の安八町出身の方が始めたお店です。

 Ⅱ、嘱目吟

植竹団扇選

「佳句」

下町の情けが染みる根津通り       七五

軒先の鉢競い合う谷中根津        睦悟朗

安売りの自販機80円ジュース      芳夫

懐が深い谷中で昼の酒          游子

指人形ハゲを忖度してほしい       帆波

谷根千はシャンシャンよりも猫の店    帆波

夕焼けだんだん時間忘れて食べ歩き    順風

医大病院のそば堂々開業医        正

谷根千の猫は昼間は出歩けず       帆波

豊臣の恨みが残る根津神社        七五

惣菜に立ち止まる昭和の子供       品子

くねくね道蜜柑輪切りに集う鳥      順風

リベンジを誓う買食い立飲み屋      六平太

「秀作」

うなぎ屋の提灯うの字くねくねと     睦悟朗

サンプルが遺跡じみてるレストラン    帆波

ローマ字のルビで表札やっと読め     芳夫

「特選」

瓦煎餅を人数分に割り          芳夫

「軸」

僕にでもすぐ出来そうと帆波さん     団扇

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