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   川柳マガジンクラブ東京句会 第127回例会      

第127回川柳マガジンクラブ東京句会が6月11日に東京都文京区「駒込学園」にて開催されました。出席者は、お世話役の植竹団扇さん、松橋帆波さん及び大谷仁子、加藤品子、菊池順風、菊池眼鏡、佐道正、菅野直訓、高田以呂波、瀧島好晴(こうせい 初参加)、唯夕、田中はるか(初参加)、古川博人(ひろひと 初参加)、丸山松枝、丸山芳夫、横澤七五各氏と星野睦悟朗の17名、欠席投句は小野六平太、高塚三郎、長谷川溪節各氏の3名でした。

当日は句評会と川柳に関したお楽しみ会を行いました。結果は次の通りです。


 

 

Ⅰ、自由吟互選と句評会

句の上の数字は3句ずつ選んだ互選の得票数です。発言者の前に?をつけたのは、疑問等があって発言した人です。珍しいことに20句中9句が1点でした。

袋とじ断裁ミスと勘違い       直訓

作者は最近の「きわどい内容」を簡単に見られないようにした袋とじで作っていますが、「昔は本当のミスだった」とも言っていました。「断裁」は「裁断」ではないかとの意見も出ましたが、辞書には両方載っています。

1 イクメンもスマホ見ながらベビーカー 以呂波

1 忘れられ易い親父の長い傘      唯夕

作者「傘という題で作りました。親父がよく忘れました」

1 今日どこへ時空を超えて旅の夢    博人

仁子「退職した方か。自分の夢なら時空を越えられるでしょう」

帆波「インターネットかな。本かな」

作者「入院したとき、ベッドの中でインド、ブータンなどかつて行ったところを思い出していました」

1 定年後ぶらり過ごして語彙忘れ    好晴

1 梅雨めいて吹く風の色艶めいて    はるか

作者「梅雨はじめじめしているけれどもそういう雨や花の濡れた感じを詠みたかったのです」

1 親切に絡んだ糸が縺れだす      七五

博人「あり得ると」

帆波「「親切心が」と「誰かが親切心で」と二通りある」

団扇「「絡んだ」は良い場合とお節介などの悪い場合がある」

作者「ラジオ体操の後座り込んだ人を見つけて声をかけたが朦朧としていた。酔っ払いかなと思った。ばか野郎と言われた」

1 岩盤にかけ抜けできる穴を開け    溪節

1 頑張れと言われて何を頑張ろう    松枝

眼鏡「がんばれと言われて何をと聞いたことがある」

睦悟朗「がんばれは状況によって言ってはいけない。鬱などを進めてしまう」

七五「人によるでしょうね」

作者「そういう場面がありました」

1 呆けすゝみ毎日数度どじを踏む    仁子

松枝「そういうこともあるのかな、と選びました」

帆波「そうでなかったが。でも自覚あるなしが。自覚できる人は呆けていないのかも・・・」

作者「句評会用の句を出すのも忘れました」

2 フローリング母のたまわく板の間か  順風

睦悟朗「私も家を建てるまでフローリングを知らなかった」

芳夫「フローリングイコール板の間、それだけなのに面白い」

団扇「フロワー+ing ですよね」

2 転がっちゃおれんどっこい老いの坂  三郎

仁子「年取ると転ばないようにとても用心するが、この人はもっと元気そう」

はるか「リズムと風景が浮かぶのが良い」

団扇「まだ坂を上らなきゃということか」

芳夫「いや、下り坂でしょう」

作者は欠席でした。

2 支社だと思う銀座琉球新報社     団扇

作者「沖縄二大新聞の一つです。つぶしてしまえという騒動もあった。時事吟です。普通は本社と思うが、そうでない所はたくさんあります」

2 茶の間から粛清を見るリアリズム   品子

作者「映像という題で作りました」

3 贅沢な人だ言葉の持ち合わせ     芳夫

順風「羨ましい」

好晴「いろんなところに活用できる」

正「お金を持ち合わせるに対して「言葉を持ち合わせる」がうまい」

作者「月曜朝の薬師丸ひろ子のラジオ番組でこういう表現が読者の手紙か何かであった」

3 王様は裸と言った子のその後     眼鏡

睦悟朗「こういうことに気が付くとは面白い」

唯夕「前川前次官のその後は・・・」

正「白雪姫のその後について書いたことがある。この子は共謀罪で処刑された?

帆波「みんなほっとした。王様もほっとした」

作者「この子は北なら処刑された。まわりも同調もして日本ならこうならないだろう」 

4 ペット用エサの表記も高齢化     帆波

作者「今はいろいろあります。かつては12歳(用)だったが最近は15歳とか18歳もある。ペットも高齢化」

6 善人かどうかは診ない脳ドック    睦悟朗

6人の方が面白いと選んだ。

6 若葉より枯葉が怖いドライバー    六平太

若葉マークと枯葉(もみじ)マークをうまく詠み共感された。

作者「若葉より枯葉が怖い。ペーパードライバーを返上しました」

6 「本日はご多忙の中」嫌みかい    正 

睦悟朗「面白い」

以呂波「直接的に言われる方がきつい」

直訓「趣味の会で7人中の半分がこういう言葉を」

品子「これがピタッとはまるのはある程度の歳の人」

眼鏡「本当にこう思う時がある」

博人「決まり言葉を面白い句にしました」

団扇「決まり文句だが面白い」

帆波「万障お繰り合わせ・・・と集めておいてこういったと考えると面白い」

作者「読んでの通りです」

Ⅱ、お楽しみ会:中七作句

赤信号○○○○○○〇怖くない

の中七を作る

(例)赤信号 過払い金も 怖くない   帆波

 

赤信号 離婚ほやほや 怖くない     唯夕

赤信号 生命知らずに 怖くない     団扇

赤信号 信号無視で 怖くない      以呂波

赤信号 素早く走り 怖くない      仁子

赤信号 妻についてきゃ 怖くない    睦悟朗

赤信号 自己責任で 怖くない      順風

赤信号 ゆっくり待てば 怖くない    松枝

赤信号 パトカーなので 怖くない    博人

赤信号 左右見てれば 怖くない     直訓

赤信号 見てるだけなら 怖くない    はるか

赤信号 トラになってりゃ 怖くない   七五

赤信号 酒飲んでたら 怖くない     正

赤信号 素っぴんだけど 怖くない    品子

赤信号 ネズミ捕りより 怖くない    芳夫

赤信号 なにわの人は 怖くない     好晴

赤信号 保険出るから 怖くない     眼鏡 

Ⅲ、お楽しみ会:中七川柳

1、その一 団子坂○○○○○○○□□□□□

上五が「団子坂」の句箋に全員が思い思いの下五(□□□□□)を書き、渡された別の人が中七を作る。

(例句)団子坂 上野けいゆで 辿り着く 帆波

 

団子坂 作ったケーキ 売れ残り     順風

団子坂 笑ってる膝 にくらしい     正

団子坂 富士を捜して 茶をすする    品子

団子坂 相合傘に 雨が降る       仁子

団子坂 慶弔で寺 赤と黒        睦悟朗

団子坂 先を行くのは 菊五郎      眼鏡

団子坂 故障で放棄 オートバイ     以呂波

団子坂 酔って走れば 息絶える     七五

団子坂 ペギー葉山の アッパッパ    団扇

団子坂 登り過ぎたら 雲の上      はるか

団子坂 団子怖いと 中毒死       直訓

団子坂 腹が空いたよ 秋の空      唯夕

団子坂 坂よりきつい 階段だ      博人

団子坂 バナナを踏んで ころげ落つ   松枝

団子坂 連勝欲しい 巨人ファン     好晴

団子坂 D坂と洒落 楽しいな      芳夫 

2、その二 □□□□□○○○○○○○安倍総理

下五が「安倍総理」の句箋に全員が思い思いの上五(□□□□□)を書き、渡された別の人が中七を作る。

(例句)夏が来て また秋が来る 安倍総理 帆波

 

国民の 夢をこわすな 安倍総理     博人

心には 反省なしの 安倍総理      七五

嘘をほめ うわさの人の 安倍総理    松枝

印象は さも腹話術 安倍総理      芳夫

嘘でしょう 九条守る 安倍総理     仁子

舌足らず 説明ベタな 安倍総理     好晴

どしゃ降りの 野党の矢尻 安倍総理   直訓

梅雨空に 外面は良い 安倍総理     品子

チョコ配る 人をなめてる 安倍総理   正

政策は 何でも通す 安倍総理      眼鏡

サイン会 引退したの 安倍総理     唯夕

金魚屋の 売り声怒る 安倍総理     順風

正直な 人が苦手な 安倍総理      以呂波

喫茶店 みんなでくさす 安倍総理    睦悟朗

ハワイアン ダンスを踊る 安倍総理   はるみ

梨畑 泥鰌を掬う 安倍総理       団扇 

Ⅳ、お楽しみ会:台無し川柳

弁当へ あふれる妻の □□□□□

の下五を作って、台無しな句にする

(例句)弁当へ あふれる妻の 加齢臭  帆波

 

弁当へ あふれる妻の 食べ残し     眼鏡

弁当へ あふれる妻の 食べ残し     はるみ

まったく同じ句があったは驚きです。

弁当へ あふれる妻の 味苦し      好晴

弁当へ あふれる妻の 濃い塩け     七五

弁当へ あふれる妻の 悪ふざけ     以呂波

弁当へ あふれる妻の 愚痴がある    団扇

弁当へ あふれる妻の 舌音痴      唯夕

弁当へ あふれる妻の 遊びかな     松枝

弁当へ あふれる妻の キャラ飾り    品子

弁当へ あふれる妻の 腹回り      正

弁当へ あふれる妻の 恐怖見る     直訓

弁当へ あふれる妻の 乞う離縁     睦悟朗

弁当へ あふれる妻の 離縁状      博人

上記2句も似た発想でした。

弁当へ あふれる妻の バーコード    芳夫

弁当へ あふれる妻の 泥だんご     仁子

弁当へ あふれる妻の 請求書      順風 

Ⅴ、7月句会

日時 : 平成29年7月9日(日)   12時30分開場  13時開始

事前に句評会用の自由吟を1句お送り下さい。(既発表句でも可)

㋐新葉館宛の場合 期限:10日前まで

新葉館のホームページをご覧ください。

㋑松橋帆波宛の場合 期限:できるだけ1週間前までに

郵送 〒125-0061 葛飾区亀有1-13-1-407   Fax 03-3604-7328

メール honamikp61@gmail.com

場所 : 駒込学園

内容 : ① 句評会

② 句会

宿題「マグロ」 3句

Ⅵ、8月句会

日時 : 平成29年8月13日(日)

内容 : ①句評会

②宿題 「帽子」 3句

③時間があれば席題で五分間吟など

 

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