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8月7日(日)
第112回静岡句会を開催しました。
出席者は、
阿部闘句朗、ケンジロウ、句ノ一、垣野佳子、植松蓮華、米山明日歌、
勝又恭子、勝亦武子、遠藤まつゑ、風間惠子、水品団石、中前棋人の12名。

第1部 句評会
毎回2時間句評会をやっている。わかる句もわからない句もある。少しでも刺激的な句評会にしようという意図から出された句もある。出句に当たっての苦心、拘りをその句から感じることもあります。まあ、それがあっての2時間であり、112回だと思っています。

○挫折した影いっぱいに陽の光  闘句朗
陽の光は万人を励ましてくれますね。
○缶コーヒー飲んでぶらつく魚市場  ケンジロウ
魚市場に一喝されなかったのかねー。
○青年の水鉄砲は水が出ず  句ノ一
破礼句なのか?・・・という突っ込みもでた。だったら作り方を教えてあげる。(^^)
○ 徘徊と散歩のけじめない日暮  佳子
勿論他者のことを言っているわけではない。
日暮→日暮れ としたほうがいいのではないか。
○首筋の笑いのツボを開けて夏  蓮華
首筋(襟足)は敏感なところ、男はけっこうそこに目がいきます。
○3から5ひいて止まらぬ糸車  明日歌
国債のふくらみ続けることを詠んだのではないかという深読みもあった。
マイナス思考に陥って、眠れない夜を過ごしたのを糸車に込めたとか。それはわからなかった。
○ 盛り上がる会話笑顔と三連符  恭子
「盛り上がる会話」が弱いのではないか。ここはリアルなものを持ってきたい。
○嬉しくて食べてしまったあの言葉  武子
嬉しい言葉をかけてもらったが、5音でそれを現すことができなかった。
「プロポーズ」にしたら、という声もあったが「あの言葉」はプロポーズではないようです。
下5、ぱぴぷぺぽ、なんてどうだろうか?
○わが家でもコリジョンルール見直そう  まつゑ
まあどこの家庭も衝突(言い争い)はあります。球界のルール見直しを、わが家にも適用という視点がおもしろい。
ご自由にどうぞと言われても困る  団石
逃げると追いかけるくせに、こういって開き直られると、逃げ出したのかもしれません。
○平均寿命八十七にはまだ遠い  惠子
そうです、まだまだ遠い。平均寿命と健康寿命の差は約10歳。健康寿命で勝負しましょうか。

第2部句会
宿題「交換」 ケンジロウ選
赤ちゃんのオムツ交換ならできる  棋人
藁しべと交換をする夢がない  団石
信用を落とした首が首を換え  団石
銀紙と取りかえたのはビー玉でした  惠子
万札を崩すと羽根が生えてくる  句ノ一
秀句
凄惨なニュース換気をしたくなる  武子
さよならのかわりに明日を渡される  句ノ一
お尋ねの金なら鍋の中ですが  蓮華
特選
愛をくれるならば明日をあげます  明日歌

宿題「交換」 句ノ一選
ちり紙と交換したい過去がある  明日歌
体内の電池交換いたします  蓮華
凄惨なニュース換気をしたくなる  武子
寂しさを交換しあい夜が更ける  ケンジロウ
愛をくれるならば明日をあげます  明日歌
秀句
藁しべと交換をする夢がない  団石
お尋ねの金なら鍋の中ですが  蓮華
電池換えたって動けない日がある  恭子
特選
つまらない物と交換した時間  闘句朗

第3部サロン
句ノ一世話人の用意してきた「老いの名歌」(短歌)を鑑賞しました。

   次回静岡句会も、長泉町福祉会館で行います。

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  1. 岡本 恵 on 2016年8月15日 at 8:38 PM :

    こんにちは。暑さお見舞い申し上げます。
    句評会が二時間とは濃い話し合いですね。チャレンジ精神に満ちた作品が見られて勉強になりそうです。最近理解力不足故の分からないなぁということが多いので…。「リアルなものを持ってきたい」というお話は特に心に沁みました。つい抽象的になりがちなので気をつけたいと思います。
    交換という課題で色々な発想があるのですね。換気したくなるニュースには大いに共感します。明日を渡されてもさよならのかわりでは辛いな。オムツ交換ができれば立派な大人になれそう。闘句朗さんの一句は、振り返るとつまらない過ごし方をしたなぁというコトの多い私の毎日をピタリと五七五にしてくれました。
    老いを詠んだ歌にも興味があります。不具合を感じたり気力がなくなったりすると創作意欲も下降線。そんな中でも希望の持てる作品が詠めたら素敵だなぁと思っています。難しいですね。でもせっかく出会えた川柳だから上手くお付き合いができたらいいな。
    まだ暑さは続きそうですね。夏野菜に肉や魚もしっかり食べて、健やかな毎日でありますように。今月も充実のレポートをありがとうございました。みなさまもどうぞご自愛くださいね。

  2. 中前棋人 on 2016年8月16日 at 12:17 PM :

    こんにちは。
    私もひょんなことから川柳を始めることになって、10年経ちました。カミさんのどうせ長くは続かないだろうという(自分でもそう思っていた)予想を越えてしまいました。まあ適当に流してきたのがよかったのかもしれません。

    暑さのせいもあるのかとは思いますが、最近何を食べてもうまくありません。昨日も朝バナナを半分だけ食べて、三嶋大社の奉納囲碁大会に行って来ました。お昼の弁当も食べませんでした。

    「わかり過ぎる句はつまらない」といわれます。この過ぎるというのは、一般的にいわれていることをいっているだけで、独自の視点・見解のない句ということになるのでしょうか。

    ただ、独自の見解を出そうとするあまり、それが誰にもわからない方向に走るのもどうかと思っています。
    その兼ね合いが問われているように思います。

    老いの名歌
     14句のうちから3句感じるものがあるものをみなさんが選んでコメントしました。
     その中から
      おばあちゃまほどけてゐるといはれたりまことほどけてこの子と遊べる
      止まりたいところで止まるオルゴールそんなさよなら言えたらいいのに
      むこうむきに時計を置けばざまあみろ時は勝手に流れてゆくさ (私は今こんな心境)

    恵さん
     いつも丁寧なやさしいコメントをありがとうございます。また頑張ろうという気持ちが湧いてきます。(^0^)
       

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