平成27年4月16日第35回神戸句会を神戸市立婦人会館で実施しました。石の上にも3年と言いますが、あっという間に次回で36回目を迎えることになります。次回の句会は3周年記念として吟行を予定しています。雨が降らなければいいのですが…
今回は、種田淑子さんが初参加されました。出席者は、代表の長島敏子、鱸紅雷、こやまひろこ、嵯峨里かほる、河合受身、田中おさむ、矢野野薫、毛利きりこ、吉田利秋、今津隆太、小倉しゅういち、宮崎美知代、城戸幸二、吉田節城、小池桔理子、石川憲政の17名でした。
席題 「あいまい」 鱸 紅雷 共選
「佳句」
曖昧な布石で答え先送り 敏子
灰色の答弁どこかキナ臭い ひろこ
何をやっても中途半端な人である 野薫
曖昧な返事で隠す胸の内 受身
あいまいで分かったような都構想 隆太
あいまいな返事でじらすロゼワイン 淑子
はっきりしろ好きか嫌いか柿の種 ひろこ
「秀句」
あいまいな笑いで派内泳ぎ切る 節城
好きなのか愛しているかどっちやねん 利秋
「特選」
プロポーズされてうふふふウフフフフ 憲政
選者評
本当に曖昧ですね。どうとればいいのか困っちゃいますね。私は楽天家ですから良い方に取りますが…
「軸」
あいまいな顔して探る雑魚の性 紅雷
席題 「あいまい」 石川憲政 共選
「佳句」
何をやっても中途半端な人である 野薫
聞こえぬ耳うなずいてたら共犯者 紅雷
はっきりしろ好きか嫌いか柿の種 ひろこ
あいまいな顔して探る雑魚の性 紅雷
あいまいに釘を打たれて失語症 かほる
答弁は二の句が継げるようにする 幸二
あいまいな返事でじらすロゼワイン 淑子
「秀句」
煮え切らぬ男と二人トコロテン 淑子
行こうか行くまいか爪を塗っている きりこ
「特選」
白黒をグラデーションで世を渡る 幸二
選者評
白黒をはっきり言えるのは青年時代だ。今では、白と黒の間がグラデーションになり、白が黒に、黒が白に見えてくる。成長したのか、堕落したのか…
「軸」
ぼくの立ち位置恋人未満友以上 憲政
宿題 「隠す」 種田淑子 共選
「佳句」
隠し場所忘れへそくり見つからぬ 隆太
隠しても高が知れてる氏素性 ひろこ
戒名も匿名で出すお葬式 野薫
太陽の真下で年を隠さない きりこ
直ぐ白状妻の追求内視鏡 憲政
天国へ隠す荷物が多すぎる 美知代
友達がほしくて刺を隠す薔薇 美知代
「秀句」
子の罪を隠し通して母が逝く 野薫
フクシマを隠し通して得た五輪 利秋
「特選」
明日からは炎上がらぬよう燃える きりこ
選者評
発想の面白さで選ばせていただきました。炎さえ上
がらねば隠しおおせる恋もある。冷たい氷の炎。八百屋お七に教えてあげたいものです。
「軸」
コンクリート付けて沈めておく秘密 淑子
宿題 「隠す」 吉田利秋 共選
「佳句」
十二単の下に隠してあるタトゥー 淑子
昼行燈ほど素晴らしい隠し芸 幸二
直ぐ白状妻の追求内視鏡 憲政
聞き上手隠した本音おびきだす 紅雷
泣き虫の胸に秘めたるしたたかさ 節城
ネガティブな心が隠す青い鳥 受身
あの人の笑いの裏にある嫉妬 紅雷
「秀句」
友達がほしくて刺を隠す薔薇 美知代
才能は隠していない無知なだけ おさむ
「特選」
明日からは炎上がらぬよう燃える きりこ
選者評
炎を隠して静かに燃える。これはすごいことです。リッパなことです。心打たれました。
「軸」
フクシマを隠し通して得た五輪 利秋
「句評会」 司会 吉田節城
虹はすぐ消える答えを急がねば(最高点十一点) 敏子
にやにやと誠に遺憾いうてはる(九点) 幸二
スイッチが入ると止まらない涙(七点) ひろこ
しあわせといつも心に言い聞かす(七点) 美知代
激論に負け食らいつく言葉尻(六点) おさむ
忘れてもいい傘だけが無事帰る(五点) きりこ
廃校にピンクのバラが咲いている(四点) 利秋
真相に無理やり蓋をする保身(三点) 受身
秒針も少うし緩む春の午後(三点) 桔理子
孫が来る夫婦喧嘩に蓋をする(三点) 節城
蓋開けて夜が広がるマンホール(三点) 淑子
亡き母の笑顔に会えず写真見る(二点) しゅういち
アイホンといちにち遊ぶ長い足(二点) 紅雷
うますぎる話が受話器から漏れる(二点) かほる
テンポよく投げて逆転ホームラン(一点) 憲政
三年も経てば時効と云う不倫(〇点) 野薫
おっぱいと呼ばずに胸と言いなさい(〇点) 隆太
近況報告等
▼ふあうすとの大会には同日の選挙立会事務のため欠席。十日には網膜剥離の手術をした▼老人会の会長になった▼ふあうすと1000号記念大会で「逢えますか咲いていて下さい さくら」が「ふあうすと大会賞」を受賞。各新聞社のインタビューも受け、幸せに浸っている▼四月五日、鳥取の第十五回 春はくろぼこ川柳大会に出席。没句だった兼題「炎」(やすみりえ選)の上句を変えたら、今日は二人の選者から特選をいただいた。推敲の大切さを改めて思った▼病気の見立てが異なるため、医者(病院)を変え、四月から再検査を行っている。川柳は続けたい▼迷惑メールが多いため、アドレスを変えた。迷惑メールが一件も入らないのも淋しい▼家内宛の悪質勧誘電話に出て、喧嘩をしてしまった。家内を守った▼バスツアーで淡路に行き、蒲鉾つくり体験に参加。ピンクのタイの蒲鉾を作り、家で三枚に下ろし食べた。美味だった▼胃の調子が悪く、胃カメラ検査をしたが、ピロリ菌はゼロだった▼敏子さんから参加を勧められていたが、バドミントンの日とダブリ来られなかった。たまたま今日休みだったので出席した。楽しかった。これからは、バドミントンを休んで参加したい▼目のピントが合わず、手術と言われていたが、眼鏡の矯正で何とか対応している▼昼の食事中に、差し歯がポロリととれた。食事途中だが、食べ残して、抜けた差し歯を握りしめ、歯医者に駆け込んだ▼同級生の弟石井利信さん(ペンネーム雑賀陽平、JR西日本尼崎事故で死亡)の家族に宛て送った一コマ漫画(絵手紙)展がNHKホールで開催中▼一週間前の真夜中に階段を踏み外し、頭など全身を打った。MRI検査をした。腰から下も痛く、今もコルセットを着用。一階での生活も考えている▼もともとアレルギー性鼻炎ではあったが、匂いを感じられなくなっていた。今年、歯がいたくてレントゲンを撮り、蓄膿症と判明。薬を服用し、十年ぶりに匂いが戻った。お風呂に入浴剤を入れ、香りを楽しんでいる▼1000号記念ふあうすと大会が終わり、ほっとしている。孫二人の入学・入園式には行けなかったが、写メールで状況を知らせてもらった。
五月句会
神戸句会三周年記念吟行
五月二十一日(木)
当日雑感 宿題「元」 各題二句
なお、句評会は今回中止します。
スケジュール
十時三十分 JR元町駅東出口集合
南京町界隈を散策
十一時三十分頃から神仙閣ロビーで句会
十二時三十分頃から老房(ラオファン)で昼食
十四時頃解散
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