去る2月18日(水) 恒例の大阪中央公会堂で実施した。
参加者は嶋澤喜八郎代表世話人、上嶋幸雀、早泉早人(男性;3名)
居谷真理子、石橋未知、小川佳恵、木村シズヱ、森井克子、長島敏子、
毛利きりこ、松岡恭子(女性;8名) 合計:11名
敏子さん、きりこさんは昨年の合同句会以来の参加で「ふあうすと1000号記念大会」(4月12日(日)、「すばる川柳会、創立10周年句会」(7月1日(日)のPR
を兼ねてのご参加であった。恭子さんはマガジン誌拡大版の取材であったが句評会への
参加で双方より大いに会を盛り上げて頂いた。
席題「印象吟」(こわれたたまご型タイマー) 毛利きりこ共選
(秀作)
・半熟のベルが忘れたころの鳴る 喜八郎
・タイマーが鳴って飛び起き立ちくらみ 早人
・几帳面な貌して実はナマケモノ 幸雀
(特選)
・スローライフだ時の流れに逆らわず 幸雀
同「印象吟」 上嶋幸雀選
(秀作)
・ひな祭り遠くに人の悲鳴あり 喜八郎
・神を待つ開幕ベルはまだ鳴らず 真理子
・少しだけ吐息かけたらしゃべり出す シズヱ
(特選)
・人工孵化かえらず夢がちぢこまる 克子
宿題「なおざり」 長島敏子共選
(秀作)
・なざりのバラは芯から朽ちてくる 早人
・日の丸がタンスの奥で皺になる きりこ
・なおざりにした事はないごはん粒 きりこ
(特選)
・被災地がカタカナ書きにされたまま 幸雀
同 「なおざり」 嶋澤喜八郎共選
(秀作)
・冬景色似合う男に脱皮する シズヱ
・被災地がカタカナ書きにされたまま 幸雀
・下駄箱も海馬も詰め込まれてばかり 佳恵
(特選)
・さらさらと昨日も今日も砂になる 真理子
「句評会」 司会:上嶋幸雀
高得点は下記の通り。
・守秘義務をまもり通したぼたん雪(8点) 幸雀
しんしんと降り積もる雪国に守秘義務がぴったりときたようだ。
・雪になりそう 裸木の独り言(7点) 敏子
時節柄、これも雪にかかわる句で人気を集めた。素直なポエムである。
・億年の化石が語るノクターン(6点) 未知
なんとなくイマジネーションの湧く佳句。ノクターンが安易だったか。
・元栓をひねればバスがやってくる(5点) 喜八郎
意外な発想、とんでもない句でプロ好みか。
・残響も消えて一弦琴ねむる(5点) 真理子
先月逝去の作家・宮尾登美子の挽歌として評価された。
「サロン」
先日NHKクローズアップ現代での「現代川柳」の放映についての
様々な意見・感想が出た。やはり、世間ではユーモアなものととらわれて
いるなとの認識で一致した。従って文学としては俳句以下の評価である。
俳句より川柳の方が作句は難しいとの代表の意見に納得したがーーー
「古傷を抱えたままで古稀迎え」(筆者の没句)
戦後のいろいろな積み残し案件がなおざりとの意であったが残念!(笑い)
次回は3月17日(火)に恒例の通り開催します。
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