日時 2014.7.28(月)
場所 取手市福祉センター
開場 13:00
出席者 浅野ゆき子、松田颯秋、加世子、木村昭栄、本荘静光、坂倉敏夫、木下種子、 片野晃一、太田紀伊子、山口幸、葛飾凡斎。欠席投句は高橋まさ。
◆句評会で話題になった句
傘の中うっとうしさも安らぎも 紀伊子
相合傘も時にはうっとうしくなるもの、という意見が多かった。
安らぎは大きな傘の中、核の傘かもとはベテラン作家静光氏。作者はいかに?
草毟り二歳に成った蛇と遭う まさ
去年も出たヘビか? 脱皮の抜け殻は? これは面白いといろいろな意見あり。
髪型を気にする歳はとうに過ぎ 凡斎
作者は女であろうか、いや男では?何歳からか気にしなくなったがで意見が分かれた。 作者は男性でした。
走っても走っても手の平の上 晃一
手の平は弁天様でしょうと卒寿の幸さん。いや三蔵法師か?結局身近な奥方か。
うまい酒足を伸ばしてしまい風呂 幸
女性の幸さんの句とは、びっくり。
父の背ななぞるクレパス赤と黒 颯秋
スタンダールの赤と黒は無関係でした。
腹立つをぐっと堪えて苦笑い 敏夫
パワー不足です。肚もたてられなくなったのですハイ。
◆課題吟「海峡」 太田紀伊子選
海峡をはさんでにらむ国二つ 幸
渡り鳥になって会いたい拉致家族 昭栄
海峡の向こうサハリン約十里 加世子
白い海峡捨てた男の霊が呼ぶ 静光
海峡を越えて届けよ恨と情 凡斎
玄界灘見えて故国が近くなる 敏夫
海峡を越えて怨嗟が飛んでくる 凡斎
掘る架ける海峡今やメシの種 静光
海峡を睨んで国と国のエゴ 種子
海峡を渡ると脱皮する男 晃一
【秀作】
海峡に小舟漕ぎ出す昨日今日 颯秋
樺太の影に間宮を思い遣る 加世子
海峡の波を枕に渡り鳥 晃一
【特選】
トンネルが連絡船の詩を奪う 種子
【軸】
海峡の花火に限る猛暑には 紀伊子
◆江戸時代吟「宿場」木村昭栄選
夜も更けて宿場女の泣き笑い 凡斎
水戸街道宿場歩きは今娯楽 加世子
黒幕の手先宿場の十手持ち 晃一
宿場町昔の名残り今に見せ 幸
下に~下に宿場は殿の顔も見ず 紀伊子
早朝の宿場早駕篭早飛脚 晃一
山一つ越えて今宵は海の幸 種子
長旅の疲れ癒すか酒の席 凡斎
賑わった宿場の一夜恋の花 颯秋
弥次喜多が狂歌を詠んで宿場町 颯秋
【秀作】
早飛脚宿場を特急波に抜け 静光
格子戸が風情を醸す宿場町 颯秋
わらじ脱ぐ一桶の湯のおもてなし 種子
【特選】
旅籠銭値踏みしながら今日の宿 種子
【軸】
のんびりと宿場で流す旅の汗 昭栄
◆印象吟「欧州三都市の旅」本荘静光選
ウイーンの曲に合わせてフラダンス 昭栄
エッフェル塔電飾を待ち船下り 加世子
トレビの泉銭は投げたが一度きり 幸
ヨーロッパ旅行画面で見る茶の間 晃一
本物の歌に出会えるユーロ安 紀伊子
あの世でも予約できますパリローマ 晃一
メビウスの輪がねじ切れてパリの空 颯秋
夢の中君と歩いたシャンゼリゼ 晃一
落ちること思うと世界遠くなる 敏夫
パリローマ誰と行くかでもめる元 凡斎
度胸決めパリの地下鉄一人乗る 加世子
【秀作】
旅立てば空とお酒と音楽と 凡斎
海外に行くに行けない英語力 種子
西陽さす二畳に籠もりパリ想う 颯秋
【特選】
パリ土産いつか配ってみたい夢 種子
【軸】
ユーロ安遠くにありて気にかかる 静光
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