川柳マガジンクラブ東京句会4月例会
4月9日(日)、駒込学園で第90回が開催されました。お世話役は松橋帆波さんがご多忙のため植竹団扇さんお一人でなさってくださいました。なお当会はだいぶ以前から佐道正さんが会計をつとめてくださっています。出席者は植竹団扇、佐道正、伊藤三十六、小野六平太、小川正美、加藤品子、菊池順風、白子しげる、高田以呂波、唯夕、春日和、平井熙、藤原栄子、本間千代子、丸山芳夫、水野絵扇、宮本游子、村田倫也、横澤七五、若丸、星野睦悟朗の21名、欠席投句は、石田きみ、小倉利江、白勢朔太郎、成島静枝、長谷川渓節、山田こいし、松橋帆波の7名で合計28名でした。
東京番傘川柳社の若丸さん、医療関係のお仕事で川柳を活用されているという春日和さんが今回初めて参加されました。
1、自由吟互選と句評会
句評会は出席者が3句ずつ選びますが、結果はゼロ票8句、一票8句、二票2句、三票3句、四票1句、5票3句、七票1句、八票1句でした。
今回は句評会の互選ゼロ票の句は松橋帆波さんが事前にまとめてくださった評と佐道正さんの評を聞いて進めました。以下の記述では、疑問ありとして発言した方は雅号の前に?を付けました。
1・1、ゼロ票句から
今回はゼロ票句が8句と多かったので、一部の紹介にとどめます。
(1)ゼロ票で?もなかった句から。
すべらない総理とすべる元総理 こいし
帆波「安倍総理と森元総理ですね。浅田真央選手へのコメントで森さんは、かつての失言癖を改めて思い出させてくれました。上五の「すべらない」は作者の願望かな」
正「元総理はすべる人が多いですね。安倍さん本当にすべらないですかね」
家電達故障伝染大出費 以呂波
帆波「かって「ソニータイマー」という言葉がありました。測ったように壊れるのです。だが、実際買い換え時に、ついで買いでそろえた製品は、やはりその壊れる時期も重なり合うのかもしれません」
正「家電達ですか・・。伝染・・。よくわかりません」
睦悟朗「我が家では新築時に更新した家電品が似たような時期に壊れるという経験をしました」
以呂波「不思議に次々壊れました。エアコン2台、掃除機、など」
生きて来た私にとって罪と罰 ゆめか
正「生きて来たこと自体が罪と罰ということでしょう」
帆波「ある意味、生きるということは間違いと過ちの連続なのかもしれません。だからこそそこには後悔と反省、よりよい未来への希望と渇望が生まれるのでしょう」
縦縞のシャツの袖口横縞だ 帆波
正「よいと思います。選ぼうかと思いました。見付けが面白いです」
目配りを目配せという総理の目 団扇
正「時事句なのだがその通り。少しひねりが欲しい」
帆波「そういう人なのでしょうね。NHKのニュースでの発言で「弱者に目配せしながら」と言いました」
大半の参加者はこのニュースを知らなかったようでした。
(2)?をつけた人がいたゼロ票句から
いつもよりおしゃべりになる春日和 春日和
正「春の気持ちの良い日を詠んだ素直な句ですね」
?睦悟朗「実は春日和という言葉は辞書ではありそうでないのです。別のところで花日和という句を見ましたが、これも私の辞書にはありません。小春、冬、菊、霜、雪などはあるのですが。もっともないから、その言い方がないというわけではありませんが」
1・2、一票句から
議論が多かった句を取り上げてみます。
断腸の傷から漏れる血の絆 正美
七五「救いの無い思いでしょう。演歌「母恋吹雪」を思い出しました。希望はなくても親子の絆で・・・」
?倫也「大げさな言葉ではあるが状況が浮かびません」
三十六「「絆の血」なら入れたのですが」
?游子「よくわかりませんでした」
?正「「傷から漏れる血の絆」は文章がおかしいと思います」
作者の弁「大上段に振りかぶって作りました。血のつながりは切れないということです」
ミニスカのスカイマークへ否を唱う 千代子
熙「「否を唱う」が分からないです」
以呂波「日本ではどうかと思います」
睦悟朗「いいんじゃないですか」
游子「何かあった時の行動がしにくいのではないですか」
がやがやと、賛否?の声がありました。
日曜は週の右端左端 芳夫
以呂波「確かに両方あります。それと私が好きな、漢字だけの句にならないかと思いました」
あるとかないとかがやがや。
作者の弁「手帳を買う人がしゃべっているのを聞いて作りました」
戦する国へ総理のクーデター 渓節
芳夫「総理のことはいろいろあるが、こういうのは面白いです」
正「安倍さんに対して一方的な評価しかしていないのではないですか」
睦悟朗「社民党の福島さんが国会で総理のクーデターではないですか、と発言し総理がきょとんとしたとか、ネット上で流れています」
これも知らない参加者が大半でした。
1・3、二~五票句
(1)二票句より
現実を見ろと鏡にささやかれ 倫也
唯夕「ひげをそる時に否応なしに見せられます」
絵扇「気は若いのに。鏡を見るのは嫌ですね」
団扇「鏡が、ささやくのです」
作者の弁「これから何年続くのかと。鏡が敵に見えてきます」
団扇「写真はもっといやですね」
(2)三票句
湯豆腐の頃は女ももろくなり 品子
正美「向かい側に女性がいる。湯豆腐と柔肌(笑い)」
游子「色っぽくて良いと思います」
正「色っぽくは感じませんでした。女が年取って、かと」
?絵扇「ぜんぜんわかりませんでした」
?睦悟朗、六平太、「わかりませんでした」
?三十六「私が湯豆腐だったころと判断して、分かりませんでした」
作者の弁「題「湯豆腐」でつくりました。(料理屋などで)最初いろいろ取って、しばらくして湯豆腐を取るころには女は出来上がって、・・・」
夢追って少し踏ん張る下り坂 しげる
倫也「少し踏ん張るがいいと思う。もう少し頑張ってみようか」
芳夫「夢追ってとか踏ん張るは嫌いな言葉なのですが、下り坂で踏ん張るがよいと思う」
若丸「夢追って夢追って、だめなのにさらに追ってみる」
作者の弁「私の心境です」
サイタサイタサクラガサイタヤスクニニ 六平太
三十六「気を衒った衒い方が良いと思う」
倫也「♪貴様と俺とは同期の桜♪(と一節を歌って見せ)、すっきりしてよい」
熙「戦前の教科書のようです」
声あり「昭和十年代の教科書です」
作者の弁「私のちょっ
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