八月に入っても蒸し蒸しのまま気温だけ真夏。
ピンポイントでやってくる集中豪雨にビクビクしながらの奈良句会。
早目の法事で欠席もあって、結局13名の勉強会になりました。
☆ 第一部 句評会
「このアイス虫歯忘れるミント味」川柳句会は三回目の作者の作品
ミント味のアイスに遭遇したときの気持ちを川柳にしたかったそうだ
読み手は「虫歯」にアイスは浸みるだろうとそちらに注目してしまう。
(この)と(虫歯)を省き ・・・・・歯磨き要らぬミント味 にもって
来れないか等々、4回目の勉強会にどんな句が持ち込まれるかが楽しみ。
「ごめんなさいと言わせた妻の倍返し」
(ごめんなさい)と言ったのはどちらかが判りにくいとの意見も・・・
合評会は13句に一時間を費やす
☆ 第2部 宿題の共選 (捨て身)
@ 山田順啓 選
えっ捨て身そんな生き方ありますの かえる
肝機能ものともせずに梯子酒 鮎太郎
後がない捨て身の足が笑ってる 優
金魚ゆらゆら捨て身で挑むカレンダー 怜依子
辻立ちの必死捨て身が届かない 菜 摘
〇これがもう精一杯の万華鏡 憲 子
〇此の世から逃げ場なくした特攻機 孝 志
〇一瞬で詰まれてしまう歩の捨て身 真理子
◎生きているとっさの愛に護られて 菜 摘
軸 大穴に活路を開く素寒貧
@ 板垣 孝志 選
ほっとけん鼡捨て身で原子炉へ あきひこ
肝機能ものともせずに梯子酒 鮎太郎
辻立ちの必死捨て身が届かない 菜 摘
生きているとっさの愛に護られて 菜 摘
平和迄う捨て身の遺書に恥じてます かえる
〇捨て身一名ゼロ戦一機 真理子
〇大穴に活路をひらく素寒貧 順 啓
〇ゴキブリの捨て身と妻の自衛論 鮎太郎
◎黄の褪せてなお向日葵の仁王立ち 憲 子
軸 五階から321と逃げた猫
◎ 互選最多得点句
平和乞う捨て身の遺書に恥じてます かえる
※順啓さんの選では、鼡は俗文字・乞にしんにゅうは誤字、
十四時詩の四三止めは駄目。と正統選で披講して頂いて後から
その説明をして貰いました。
普通の句会はこのような形で進行しますので誤字当て字には
特に注意しましょう。
没の理由が聞かせてもらえるのが勉強会のよいところ
☆ 第三部〔印象吟・薬包紙に一円貨)
開けてみるまでの楽しみ何かしら 蘭 樹 怜
一度二度三度開ければ五百円 憲 子 ゆ
夏風邪に子の頓服で間に合わす みほ子 か
退院の日を聞く鶴が五六匹 あきひこ 孝 (七八羽の方が)
一割負担妻の薬も持ち帰る 鮎太郎 順憲
善人が一物隠し生きてます かえる 蘭菜優
真心のやるせなさ知る一円貨 真理子 あ鮎孝蘭
帰るまで開けないでよと白い指 菜 摘 真かみ優鮎怜
◎薬包紙医者が折ってるだまし舟 孝 志 みゆあ菜憲順真
懇親会は怜依子さんのご主人の釣果、吉野川の天然鮎と
地酒で乾杯!! さらに希望者は若草山の夜景で酔い覚ましと
愛なりました。 五日からは奈良の燈火会となります。
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