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川柳マガジンクラブ東京句会12月例会
11月9日(日)第76回が開催されました。
今回の参加者はお世話役の植竹団扇さん、松橋帆波さん含め23名、欠席投句が数名でした。東葛の篠田和子さんが初参加されました。
今月は年末なので忘年特別句会とし、句評会はお休みでした。普段と違ったお楽しみをやりましたので、団扇さんは前日に会場セットなどの準備をなさってくださいました。会場でお弁当を食べて、缶ビールなども出てとても盛り上がりました。
1、袋回し
植竹 団扇さんのご説明とお世話で、11題、二人共選で行い佳句7、秀句3を選びました。各題の周句だけ以下に記載します。
〇冠附け「好きだから」  村田 倫也 選
好きだから悪戯されて舞い上がる   千代子
好きだから古い賀状を捨てられず   品子
好きだから別れてあげるさっぱりと   利江
〇冠付け「好きだから」  島田 陽子 選
好きだから来世も君を予約する   紀楽
好きだから御飯の盛りも少なめに   陽子
好きだから君を地獄へ連れて行く   三十六
〇帯付け「今年も暮れて」    本間 千代子選
樹林墓地今年も暮れて外れ籤   三十六
討論会今年も暮れて変わらぬ世   品子
煩悩が今年も暮れて消せぬまま   しげる
〇帯付け「今年も暮れて」    篠田 和子 選
煩悩が今年も暮れて消せぬまま   しげる
拒んでも今年もくれて歳を取る   ゆう子
息災に今年目暮れて行く至福   利江
〇沓付け「八つ当たり」   松橋 帆波 選
いちいちの指図の妻へ八つ当たり   倫也
師走来てサンタの髭に八つ当たり   ゆう子
心では妻に詫びてる八つ当たり   しげる
〇沓つけ「八つ当たり」   白子 しげる 選
出て来ない引いてる辞書に八つ当たり   以呂波
落選しテレビ写りに八つ当たり   游子
うすい髪料金表へ八つ当たり   千代子
〇字結び「おせち」   小倉 利江 選
お金なく世界旅行は地図の上   游子
温泉で背中合わせは小さい猿   品子
老いらくの急かされた恋散っていく   しげる
〇字結び「おせち」    ゆめか 選
お金なく世界旅行は地図の上   游子
老いらくの急かされた恋散っていく   しげる
大舞台精悍に見せ散る役者   利江
〇天地付け「へび」     伊藤 三十六 選
平和だねお祝いが来る誕生日   紀楽
へらへらと口許ゆるむ年金日   幸子
平和賞もらった後のイバラの日   游子
〇天地付け「へび」      藤原 栄子 選
変人でしつこい僕の干支は蛇   睦悟朗
変化球投げれば妻の大あくび   和子
閉塞感ほどけないまま指遊び   ゆう子
〇「怒り」     星野 睦悟朗 選
もう嫌だ人間なんかやめてやる   六平太
才色兼美息子の嫁に腹が立つ   ゆう子
心中で車内化粧にブスと言う   游子
〇「怒り」     宮本 游子 選
九条が怒っちゃ駄目と言っている   利江
円高も円安も無い明日の米   品子
本物の人魚は怒り肩だろう   帆波
〇「スポーツ一般」  高田 以呂波 選
スポーツも金と力が支配する   和子
八百長のないマラソンを見る至福   六平太
氷上の蝶が私を寝かせない   利江
〇「スポーツ一般」   小野 六平太 選
スポーツも金と力が支配する   和子
スポーツと言えるかどうか歩くのみ   しげる
下町の卓球場もサーの声   帆波
〇「落語一般」   井手 ゆう子 選
どうもすいません今ならきっとベストテン   陽子
同じ落ち何度聞いても分からない   倫也
文枝さんエッフェル塔に見下ろされ   和子
〇「落語一般」   水野 絵扇 選
円楽の政治寸評 評価A   幸子
どうもすいません今ならきっとベストテン   陽子
ビール手の銭湯落語至福どき   千代子
〇「印象吟」(木炭バスの写真)    安藤 紀楽 選
ねこバスの候補になった事もある   游子
トンネルはくぐりませんとバスガイド   幸子
白昼夢だった湖底の停留所   品子
〇「印象吟」(木炭バスの写真)   川瀬 幸子 選
白昼夢だった湖底の停留所   品子
排ガスの事に触れないレトロバス   帆波
空耳に楢山行の発車ベル   倫也
〇「自由吟」    河野 桃葉 選
いくつもの風景持って老い送る   唯夕
曖昧なままで阿吽の呼吸する   しげる
少子化へ肩身の狭いお年寄り   栄子
〇「自由吟」   成島 静枝 選
冬を編み冬と遊んで毛糸玉   利江
少子化へ肩身の狭いお年寄り   栄子
トンネルが打音検査を嗤ってる   三十六
〇「今年亡くなった著名人への追悼句」  唯夕 選
中村屋黄泉の舞台を賑わせる   利江
今頃はどこにいるのか地井さんぽ   六平太
二千回でんぐり返しして死のう   三十六
〇「今年亡くなった著名人への追悼句」 加藤 品子 選
淡島さん森繁さんとごゆっくり   千代子
でんぐり返しの目標が無くなった   しげる
今頃はどこにいるのか地井さんぽ   六平太

2、宿題の課題吟
課題は「一年を振り返って」で、松橋 帆波さんの選でした。
出題者の帆波「毎年12月は同じ課題でやってきましたが、どうしても最近起こった事柄に集中しがちなので、来年は一年間通して作った句からとし、既発表句でもよいことにしようかと思います」
「佳作」
政界乃絶滅危惧種民主党 こいし
息子では足りぬ俺がと慎太郎   紀楽
東京で金環食を見る平和   圭子
天井が落ちる日本もトンネルも   三十六
竹トンボなら可愛いがオスプレイ   静枝
見たいなぁ天国でするちい散歩   睦悟朗
トンネルを通る帰省が命がけ   利江
地球の鉄槌竜巻ハリケーン 以呂波
世が世なら竜馬が仕切る国有化   品子
第三極理解できない相関図   圭子
冥土座の初日そろそろ遅筆堂   団扇
逃亡者恋も涙もあって幕   正
大臣が二度もスカート踏み直す   朔太郎
スカイツリー真似てなんでも尖らせ   芳夫
新党を繁殖させた塩麴   ゆう子
官製のデモに阿Qが踊らされ   倫也
此の上ない使い勝手の「近いうち」   千代子
ワイルドと言うが好戦的でない   団扇
ボケに効くiPSを待つ寿命 静枝
年寄りをiPSは扱き使う
こいし
「秀作」
張り切って変えたスマホを持て余す   正
サムスンがりんご齧って食あたり   六平太
清盛がそっぽ向かれた視聴率   朔太郎
さっちゃんはネ無念ドレスを着られない   幸子
党名を変えたかゾンビ又ゾンビ   唯夕
週末は議事堂へ行く親子連れ   しげる
働かぬ人より安い金で食う   三十六
官僚の能力だけでもった国   游子
日本の未来はみんな維新です   正
「特選」
就活に終活想う黒い服   以呂波
軸 マスコミをマスゴミにした民主党   帆波

3、川柳カルタ取り
松橋 帆波さんのお世話で、2チームに別れて、上五と中七が読み上げられたら下五の札を取るカルタ取りを行いました。優勝は紀楽さん、2位桃葉さん、3位栄子さんでした。

次回の東京句会は平成25年1月13日(日)駒込学園にて開催です。
課題吟は「再生」(表現自由)三句詠です。
詳しくは、新葉館のホームページをご覧下さい。

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