Loading...Loading...

 ファイル 225-1.jpg ファイル 225-2.jpg ファイル 225-3.jpg ファイル 225-4.jpg

川柳マガジンクラブ茨城句会8月例会
川柳マガジンクラブ茨城句会
平成二十四年八月二十七日(月)
第六十六回川柳マガジンクラブ茨城句会が茨城県取手市立福祉会館で開催された。
 出席者は、木下種子、大谷仁子、山口幸、岡部洋子、浅野ゆき子、本荘静光、、坂倉敏夫、葛西清、市原凡斎、木村昭栄、中村裕子、世話人の林比左史、大田紀伊子の十三名。当日の宿題と選者、入選句は次の通り。
七月句評会
・特に話題にあがった句
迎え火を焚いて謝る親不孝       坂倉敏夫
最下位の楽しさ知ったかたつむり    岡部洋子
夏草をみな雑草と呼ぶ不遜       市原凡斎
肩書きも名前も要らぬ丸く座す     山口 幸
ハンマーは無いが匙なら投げている   浅野ゆき子
・その他句評会出品作
節電を五輪野球が邪魔をする      木村昭栄
外出に三種の神器チェックする     林比左史
遠花火指で拡大出来たらな       木下種子
冬物の乱れてる部屋秋覗く       大谷仁子
枝豆はいくさと平和知っている     葛西 清
ダイエット成功してる民主党      太田紀伊子
何気なく言った一品はい土産      中村裕子
三分吟「猛暑」本荘静光 選
クーラーもきかぬ猛暑日スイカ食べ   木村昭栄
荷をうらむ暑さで人を苦しめる     山口 幸
猛暑でも猫と夫は超元気        葛西 清
言うまいと思えど暑いあつい日々    岡部洋子
かあちゃんの声たのもしい猛暑の日   葛西 清
朝早く仕事をすます暑い夏       大谷仁子
蝉だけが元気づいてるこの猛暑     太田紀伊子
熱帯夜五輪加わり不眠症        木村昭栄
聞いただけでヤル気そいでるこの暑さ  山口 幸
自転車で猛暑乗り切る主婦の意地    岡部洋子
缶ビールゴミだし重い猛暑の日     葛西 清
敗戦の夏より今年のこの暑さ      市原凡斎
【秀作】
 この猛暑厳寒時まで保存する     林比左史
 朝起きてパジャマ着てない熱帯夜   林比左史
 猛暑でも球児が魅せる甲子園     林比左史
【特選】
 猛暑から逃げるセレブのパスポート  太田紀伊子
軸 猛暑とは三十五度を指す敬語

四分吟「友」岡部洋子 選
八月の友は哀しい顔ばかり       太田紀伊子
語らいは友と楽しくのれん酒      葛西 清
休んでる柳友たまに電話する      大谷仁子
友が逝き遺言の本買って来る      木村昭栄
友達を語り借金申し込み        林比左史
金借りる時だけ友とよく言うよ     本荘静光
スクラムを組む友あって力出る     太田紀伊子
同期会昔の恥をさりげなく       太田紀伊子
助け合い乍ら旅する友がいる      浅野ゆき子
道連れはおまえだけよと言っておく   葛西 清
友からの電話はみんな飲む話      木村昭栄
久しぶり友の顔みて話し出す      大谷仁子
一生涯ホントの友はただひとり     林比左史
借金はごまかされたが友でいる     葛西 清
【秀作】
道連れは優しく力持ちがいい      太田紀伊子
親友と呼べる友から先に逝き      市原凡斎
きびしくも嬉しまことの友の口     本荘静光
【特選】
本当の友は痛みを知っている      木村昭栄
軸 あの時のあれで通じる無二の友 

宿題「帰省」 太田紀伊子 選
メダリスト肩の荷下ろし帰省する    坂倉敏夫
無精髭一週間の帰省終え        山口 幸
母の愛帰りの土産米野菜        木村昭栄
帰省して納得孫のコピー顔       浅野ゆき子
故郷のない私歌だけの帰省       本荘静光
元気よくただいまの声隣から      中村裕子
帰省してしょっぱい味は母の膳     葛西 清
機嫌よい今日は実家へ帰る妻      林比左史
子等帰り暫く続く残りもの       大谷仁子
故郷へ都会の衣脱ぎ捨てて       市原凡斎
【秀作】
怒鳴ること忘れた父を見る帰省     山口 幸
うしろからあだな呼ばれる帰省先    葛西 清
里帰り老いた姿が駅で待つ       林比左史
【特選】
帰省子がクーラー掛けよ水飲めと    木下種子
軸 私の帰省は出来ず子らを待つ    
没句から
帰りたいでも帰れない浪江町
 「帰省」の題から外れている
浮世の義理果たす渋滞と満席
 発想は面白いが破調
故郷の山と笑顔が待つ帰省
 類句あり

十四字詩「忍」 木村昭栄 選
こらえこらえて仕事卒業    坂倉敏夫
耐え忍ぶのは性に合わない   本荘静光
忍の字飲んで腹がバクハツ   坂倉敏夫
我慢タイムと注射見つめる   木下種子
運を切り取る忍と根性     岡部洋子
される忍耐知らぬ間に古希   太田紀伊子
身体に悪いしない忍耐     坂倉敏夫
堪忍してと犬も尾を垂れ    木下種子
忍ぶ恋など出来ぬ今時     市原凡斎
忍のさだめに耐えた女性史   林比左史
忍んでいては成就せぬ恋    林比左史
亡き母忍ぶりんどうの青    岡部洋子
忍び泣くってどんな泣き方   浅野ゆき子
夫より妻十倍の忍       岡部洋子
行きも帰りも足忍ばせて    市原凡斎
秀句
忍べばいつか赤い花咲く    浅野ゆき子
柄でもないが偲ぶ恋など    木下種子
忍び込んでも何もなかった   本荘静光
特選
忍び足して鬼が近づく     浅野ゆき子
軸 忍の一字で今日も安泰

ポストする LINEで送る ブックマーク
❤️ ひざポン
ありがとう!

気軽にポチっと
どうぞ(無記名)

コメントはこちらから

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Post Navigation

Copyright All rights reserved. SHINYOKAN PUBLISHING illustration by Nakaoka.K