残暑お見舞い申し上げます。
去る21日頭記句会を開催した。参加者10名。
まず、宿題「幽霊」の入選句は下記の通り。
・小太りで薄毛幽霊には向かず
・幽霊も仲間に入れてハイチーズ
・美人なら幽霊だってかまわない
・節電を待ってましたとお化け達
・過労死が残業してるビルディング
・化けて出るしかない同心円の犬
・印税はオレのものだとゴーストライター
・芳一は耳お菊には足がない
・靴下をはいてみたいと言うお岩(特選)
・幽霊の影を啼かせている八月
・突然は駄目予告あるなら逢おう
・色かたち血液型も変えられる
・幽霊だとしてもあなたを待っている(特選)
いろいろな幽霊を楽しんだ。(静岡、奈良分も)
席題の印象吟は「オクラを手に取って」 佳句は以下。
・心根はいいが総身に知恵がない
・堅そうに見えて乙女の青くささ
・夏バテの皿にオクラの指定席
・煮ても焼いても食えぬ男がいとおしい
・その線を越えたらおばあさんになる
・オクラというかたちで俯せに翳る
・つっぱっているがほんとはさみしがり
「句評会」での主要句とコメント。
・八月の祈りに時効などはない(11点) 普遍なれどもやはり
・少女まだ胸も鎖骨も涼しくて(8点) さわやかさで
・八月にあるそれぞれの物語(6点) これも時節柄
・まだ秘密などと足踏み秋の雲(4点) 分かりにくいが
・進路まだ決まらぬ男法師蝉(3点) 法師蝉
相変わらず暑さを吹き飛ばすようなディスカッションで盛り
あがった。
「サロン」では八月ということで(日本に取り特殊な月)
時事吟を散り上げた。いじめの一つ「こんじょやき」(タバコ
の火を押し付ける根性焼きからとの事)の悲しい人間のサガ
をあらためて認識した。
そしてマガジンの八月号の時事吟および代表の八月を詠んだ
下記を鑑賞した。いずれも心に沁みる句である。
・八月は日本が偉く見える月
・敗戦の日も鳴いていた油蝉
・原爆は人の心が落すもの
・ヒロシマ忌路面電車がひた走る
・長崎の像は真っすぐ天を指す
・夏休み校舎ごろりと横たわる
・八月の記憶はどれも濃く赤く
・同じ陽の中天にあり八月忌
来月も第三火曜日(18日)一時~です。お待ちしています。
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