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川柳マガジンクラブ茨城7月句会
川柳マガジンクラブ茨城7月句会
平成24年7月23日(月)
第65回川柳マガジンクラブ茨城句会が茨城県取手市立福祉会館で開催された。
 出席者は、初参加の木下種子が加わり大谷仁子、山口幸、岡部洋子、浅野ゆき子、本荘静光、高橋まさ、坂倉敏夫、葛西清、市原凡斎、木村昭栄、世話人の林比左史、大田紀伊子の十三名。当日の宿題と選者、入選句は次の通り。
七月句評会
・特に話題にあがった句
カラフルなステテコ穿いてエコの夏   木村昭栄
余るはずないが余っている薬      浅野ゆき子
買いたてのキンギョを猫が狙ってる   太田紀伊子
雑学をつなぎ合わせて長く生き     山口 幸
孤立死を新聞受けがしゃべり出す    坂倉敏夫
生活苦知らぬ内裏の白い顔       木下種子
一言に弾んだ後で蹴つまずく      大谷仁子
・その他句評会出品作
細やかな願い真夏の夢を買う      高橋まさ
健康のため一万歩とは無茶な      中村裕子
あっちこちきしむ体は古希となる    市原凡斎
一人笑いどんな良いことなんだろう   林比左史
かまどの火家族の夢を炊き上げる    葛西 清
新鮮なオババをめざしヨーイドン    岡部洋子

三分吟「息」山口 幸 選
原発の白い息する恐ろしさ       市原凡斎
しゃがんだままつらい息する二日酔い  葛西 清
くさい息昨夜のニンニクまだ残る    高橋まさ
息継ぎが出来ず水泳苦手です      浅野ゆき子
息が合う友と語らうティータイム    太田紀伊子
鼻から吸い体の中をやわらかく     大谷仁子
休息日朝から風呂の後ビール      木村昭栄
息止めてカメラみつめていいお顔    大谷仁子
白い息吐いて決心固めてる       岡部洋子
この話息の長さに支えられ       岡部洋子
ストレスは元気に吐いて早く寝る    葛西 清
大袈裟に呼吸してみる森の中      本荘静光
【秀作】
 呼吸する君の動きが手を伝う     林比左史s
 吸う力ついて心臓生きのびる     坂倉敏夫
 息続く限り絶対妥協せぬ       木村昭栄
【特選】
 深呼吸北海道のラベンダー      浅野ゆき子
軸 一人居の自分の吐いた息を吸い   山口 幸

四分吟「団扇(うちわ)」葛西 清 選
団扇ではとうてい足りぬ三十度     坂倉敏夫
渋うちわ秋刀魚焼くには必需品     浅野ゆき子
母の手のうちわとどまることがない   岡部洋子
商店街うちわサービスいつか消え    林比左史
節電や団扇死語からよみがえる     本荘静光
蚊も逃げてうちわの風の快よさ     木下種子
大うちわ神輿を扇ぎ気を上げる     大谷仁子
祭りには大きなうちわ山車につく    岡部洋子
鬼の妻うちわ煽いで蚊を払い      岡部洋子
若い娘が持てば絵になるうちわです   浅野ゆき子
うちわ手に線香花火逃げ回る      太田紀伊子
浴衣着てうちわ定番夕涼み       林比左史
今年またうちわ用意で夏を待つ     大谷仁子
遠花火背にうちわがはしゃぎ出す    坂倉敏夫
お互いにうちわ煽いで涼をとる     林比左史
【秀作】
背につけたうちわ踊りの帰りかな    山口 幸
涼しげにうちわの骨がすけて見え    市原凡斎
すやすやと眠る子うちわ右左      木村昭栄
【特選】
一筆で画いたうちわの素晴らしさ    山口 幸
軸 夏祭り平和を踊る腰うちわ 
     
宿題「余白」太田紀伊子 選
人生の余白を趣味で埋めて行く     木村昭栄
古家のスペース遂に物置き場      大谷仁子
ご勝手に使ってくれという余白     坂倉敏夫
合言葉余白残してページ閉じ      山口 幸
絵だと言う孫の手紙に余白ない     高橋まさ
空白の時間アリバイ推理する      林比左史
公文書言い訳け聞かぬ以下余白     浅野ゆき子
余白いっぱい私のカルテいい感じ    山口 幸
襖絵の余白に逃げて息を継ぐ      木下種子
化粧下手顔のあちこち余白あり     浅野ゆき子
【秀作】
以下余白ばかりで埋まる報告書     林比左史
年賀状余白にペン字あってこそ     木下種子
日の丸の寄せ書き金の夢託す      市原凡斎
【特選】
余白には赤いハートを一個書き  高橋まさ
軸 行間を読んでお返事ノーにする

十四字詩「皿」 林比左史  選
皿から皿へ涙箸する       太田紀伊子
皿割っちゃった断捨離でなく   太田紀伊子
料理泣いてる汚れてる皿     山口 幸
いつも大皿棚で動かず      坂倉敏夫
高級な店目立つのは皿      木村昭栄
ふちかけ皿も母の想い出     浅野ゆき子
何をのせてもお好みの皿     市原凡斎
おせち料理は大皿に盛る     岡部洋子
他人の皿もつつく空き腹     本荘静光
上品な皿乗っているしゃけ    葛西 清
秀句
歩き過ぎです笑ってる皿     木村昭栄
豪雨うれしい河童のお皿     本荘静光
皿洗いから出世街道       坂倉敏夫
皿を叩いてチャンチキ歌う    大谷仁子
皿の隅でも媚び売るトマト    太田紀伊子
軸 刺身が映える皿の盛り付け
没句
四三で止まっているもの
パスタの皿をローマで舐める
きれいなお皿お膳に合わぬ
とっときの皿地震に勝った

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