川柳マガジンクラブ茨城句会12月例会
平成23年12月26日(月)
第58回川柳マガジンクラブ茨城句会が茨城県取手市の取手市福祉会館で開催された。
出席者は大谷仁子、山口幸、岡部洋子、中村裕子、浅野ゆき子、本荘静光、高橋まさ、坂倉敏夫、葛西清。世話人の林比左史、大田紀伊子の11名。
当日の題と選者、入選句は次の通り。
十二月句評会
○ 特に話題にあがった句
けんそんと自慢両手に話術冴え 高橋まさ
知らぬ顔して打ってくる五寸釘 葛西 清
捨てるには未練残せば場所ふさぎ 本荘静光
童謡の伴奏になる肩たたき 山口 幸
失言と言うけど本音言ったまで 岡部洋子
呆け顔をノロウィルスにつけこまれ 坂倉敏夫
○ その他句評会出品作
地震きて整理講座は大繁盛 中村裕子
ゼネリックせめて自衛の薬代 浅野ゆき子
陳情も隠居決意のご老公 林比左史
気を締める骨折トップ家ん中 大谷仁子
いつまでも壁の花では終らない 太田紀伊子
三分吟「松」葛西清 選
松の木の香りなつかし父母の家 岡部洋子
新世帯持った娘と買う松飾り 山口 幸
松の木に女の涙乾かされ 岡部洋子
松の中普段来ぬ人見舞い客 山口 幸
松の内せめて地震よ揺れないで 林比左史
ランク付け食事はいつも松クラス 林比左史
三保の松根本で旅の一休み 大谷仁子
盆栽の松ねじれてる父のよう 浅野ゆき子
震災の松は瓦礫を這い上がる 太田紀伊子
倒れない松に気丈を教えられ 林比左史
いつまでも緑に生きる松の枝 中村裕子
門松を今年はどうか決めかねる 浅野ゆき子
人 松ぼっくり拾った山はすでになく 林比左史
地 月影をやさしく映す松並木 岡部洋子
天 一本の松の子孫が生きている 太田紀伊子
軸 松ぼっくり高田に春の若芽色
四分吟「心」林比左史 選
心には思えど出せぬ恋心 坂倉敏夫
里心ついた頃には親は無く 高橋まさ
心変わりして見たかった若い頃 山口 幸
ひきこもり心砕いて子をさとす 大谷仁子
心にも無いウソついた夜の酒 葛西 清
心さえあればと言った兎小屋 本荘静光
ありがとう言われ心が春めいた 葛西 清
心から愛していると聞いてない 太田紀伊子
百までも生きる気力で日々暮らす 岡部洋子
カラオケで心を晴らす長寿会 太田紀伊子
心付けほんの気持ちという額で 中村裕子
心意気だけは誰にも負けてない 岡部洋子
心にはないこと言ってほくそ笑む 坂倉敏夫
心には太陽持って強く生き 坂倉敏夫
心太ノンカロリーでダイエット 浅野ゆき子
人 心にも無いうそなぜか受けている 高橋まさ
地 心からお詫びしますとテープ言う 本荘静光
天 好きな人思えば変わる心電図 浅野ゆき子
軸 心情を吐露しすっきり年を越す
宿題「楽勝」太田紀伊子 選
怠け者楽勝の言遠く聞く 大谷仁子
指相撲爺は雄叫び孫は泣く 高橋まさ
楽勝と思わせ敵の隙狙う 大谷仁子
楽勝と思うなまたもお説教 本荘静光
楽勝に八百長疑惑すぐ浮かぶ 坂倉敏夫
ライバルに楽勝するは酒の量 山口 幸
楽勝の努力の汗はすぐ乾く 岡部洋子
楽勝はうっかりミスを連れてくる 浅野ゆき子
敵の裏読まず楽勝だと手抜き 高橋まさ
楽勝の人生楽しく死ねるはず 本荘静光
人 年金で左ウチワを夢見てた 林比左史
地 風に乗りサヨナラホームランになる 葛西 清
天 目標を下げて就活楽勝だ 浅野ゆき子
軸 ゴール前友が転んだ徒競走
没句鑑賞
楽勝と過信の末に地獄見る
地獄見るでは楽勝を消してしまう
甘く見て手ひどくやられ碁の試合
苦労しないで勝つの反対
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