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11月13日(日)
第五十六回川柳マガジンクラブ静岡句会を開催しました。
出席者は水口樹里、中前棋人、句ノ一、ケンジロウ、垣野佳子、
水品団石、山口季楽々、米山明日歌、鈴木日光、望月弘の10名でした。

 句評会から
○一行の地獄を今日も又拡げ 
 作句のその姿勢はそれぞれ。驚嘆もあった。又は⇒「また」がいいのでは。
○竹槍はどこだ日本があぶない
 大袈裟過ぎないか。危機感の共有はなかった。
○イケメンは煙草ふかしていた昭和
 昭和へのノスタルジー。そういう一面もあった。
○ドラフトで選手が見せる純な顔
 素直な句。その通りですね。
○キャンピング霊長類の血が騒ぐ
 共感と、キャンピング位で(野生の)血は騒がないないと分かれた。
○心待ちしながら受ける素っ気無さ
 素っ気無いのは自分だろうという捻った見方もあった。
○本当に困ったときは黙り込む
 その通りだが表現に工夫がほしい。
○方便の嘘つく鼻がかゆくなる
 方便と嘘の関係に首をかしげた人もいた。
○ドラマ見て急にハッスルする息子
 どんなドラマを見たのか。ハッスルにハッスルする見方まで出た。
○空き箱に母の時間が詰めてある
 一番共感のあった句。母の存在を語り尽くしている。川柳はいい。

 句会から
「我田引水」樹里 選
佳作 うちの子がかしこくみえる参観日  棋人
   屁理屈が田んぼの畦を乗り越える  ケンジロウ
   躓いた石に外科医のコマーシャル  弘
   大臣がお国入りして歯が浮いた   棋人
   宣伝にちょっと誇張を入れておく  日光
秀句 取りやすいとこから取って財務省  団石
   危機管理できぬ羊は野に放て    句ノ一
   役人の美田に税を流し込む     ケンジロウ
特選 霞ヶ関水はたっぷり貯える     句ノ一

「我田引水」弘 選
佳作 あの人に遣るのはおしい我が娘   佳子
   落ち鮎を梁へ追い込む結の堰    日光
   危機管理できぬ羊は野に放て    句ノ一
   得票の数を地元に持ち帰る     樹里
   留守番を隣のポチによく頼む    季楽々
秀作 美味しいと書き込みするとオフの店  明日歌
   屁理屈が田んぼの堰を乗り越える  ケンジロウ
   お隣の柿に肥料をたんとやる    季楽々
特選 うちの子がかしこくみえる参観日  棋人

サロンから
 席題二題(五分吟)互選
「空」
 3点句 読書する少年の眼に青い空   句ノ一
 4点句 言い勝ってだんだん空に溶けてゆく 団石
 4点句 見上げれば私と同じはぐれ雲  明日歌
「化粧」
 3点句 紅引くと誰か来るのと聞く子ども 季楽々
 4点句 いつからか長く座った厚化粧   日光
 4点句 素っぴんが好きだと言われ出られない  明日歌
 6点句 母親が少し嘘つく薄化粧  ケンジロウ

次回静岡句会は 
 12月4日(日)です。
あなたのおいでをお待ちしています。(^^)

 

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