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川柳マガジンクラブ茨城句会
平成23年9月26日(月) 取手市福祉会館

参加者  9名  大谷仁子 山口 幸 岡部洋子 葛西清 
         本荘静光 高橋まさ 坂倉敏夫 
         世話人(林比左史 太田紀伊子)

 暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもの、彼岸の入りを境にすっかり暑さが遠のいでしまった。9月11日で東日本大震災から半年が経った。復興、復旧に向けて日本全体で立ち向かったいるところであるが元に戻るまでには何年かかることか。原発事故も周辺地域では気が遠くなるような問題を抱えている。今日は参加者が9名。恒例即吟、3分は坂倉敏夫選で「金魚」4分が「検査」で高橋まさ選。宿題「片鱗」は大田紀伊子の選。サロンでは結社対抗川柳大会の第3回の句評会。「下五の止め方のい抜き、ら抜き」をおさらいする。平成柳多留16集への投句も確認する。句評会で好評だった句。

国破れ河破れても陽は昇る       浅野ゆき子
 「国破れて山河あり城春にして草木深し」杜甫の復習も兼ねる。戦争と災害の違いはあるがそれでも陽は昇るし自然も活動を止めない。人間は復興に立ち向かう。

生きがいは別々むつまじい二人     本荘静光
 お互いに家庭を尊重している夫婦。今の時代主義主張は異なっても「睦」の基本さえ失わなかったら家庭は円満に進んでいきます。

がぶ飲みも脳は素通り健康茶      高橋まさ
 サプリメントの広告宣伝が氾濫している。健康維持を信じて飲まないと落ち着かない。
買う前に呑む前に自分にあったものか考えるのも大切なことです。

風鈴を外した日から秋の風       山口幸
暑さ寒さも彼岸まで。今年の夏は大震災後の復旧との戦いだった。風鈴が今の集合住宅では必ずしも風情だけを楽しむというだけではすまないと言う意見も。

渡るべきだったな父の架けた橋     葛西 清
 橋は友情を表すとも。年老いるごとにオヤジの生き方が理解できてくる。親の職業を継がないという悩みもあるがそんな人もUターンで最終的には跡を継いでいる。

ほか句評会出品作
復興に取り残される永田町    坂倉敏夫
苦手意識ブレーキ強く踏んでいる 太田紀伊子
葉っぱだけ繁る朝顔じれったい   大谷仁子
解決のうやむやというベスト策   岡部洋子
白鵬は海に祈って四股を踏む    林比左史
筆頭金一封が気にかかる      中村裕子

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