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川柳マガジンクラブ茨城7月句会
平成23年7月21日(月) 取手市福祉会館
参加者  11名  大谷仁子 木村昭栄 山口 幸 岡部洋子 浅野ゆき子 葛西清
高橋まさ 坂倉敏夫 中村裕子 世話人(林比左史 太田紀伊子)

 7月は猛暑と節電で月があけた。それに大型の台風が襲来して太平洋岸に記録的な雨を降らせた。相変わらず原発をめぐる暗いニュースが心を軽やかにしてはくれない。今日、時点での世界のニュースでは中国の高速列車の衝突事故、ノルウェイでの乱射テロによる多数の犠牲者。そんな中にあって女子のW杯サッカーで優勝した「なでしこジャパン」の活躍は震災地ニッポンにとっては明るい話題。恒例の即吟、3分は浅野ゆき子選で「疑問」4分が「節電」で岡部洋子選。宿題「役目」は世話人の太田紀伊子の選。サロンでは結社対抗川柳大会の応募要領を説明。2チーム輩出している茨城句会。健闘を誓う。

食べさせて持たせて母のいい笑顔       岡部洋子
 子供達の里帰りは母親にとっては嬉しいらしい。それは今も昔も変わらない。昔は食卓に並ぶ母の料理が歓迎のしるしだった。帰りにはあらゆるものを持たせてくれる。今は車で帰ることが多くなったので食費が浮くなら積めるだけ積んで帰るちゃっかり組もいる。

住んだ土地挨拶なしで去る事情        大谷仁子
 句評のなかには原発事故で土地を離れる者を詠んだと解釈した方も多い。作者はその土地を去らなければならない事情(借金、不倫)を詠んだという。いずれ事情はいくつかある。石を持って追われる如し・・・啄木が渋民村を去った昔の東北が浮かぶ。

なでしこを世界語にする金メダル       太田紀伊子
 何と言っても快挙。日本に感動と感激を与えてくれた。震災で茫然自失のニッポンに諦めない、復活の精神を示唆してくれた。団体としても国民栄誉賞が決まったとか。それにしてもスポーツ界では女子の国際レベルが上昇している。なでしこは手弱女ではない。

朝ドラに涙腺ゆるむ戦中派          木村昭栄
 今までの朝ドラでは一番いいという会員もいた反面いまさら暗い戦争の話題なんてという人も。それにしても加齢がさせるのか涙腺が甘くなっている。まだ戦争を体験している
会員が健在という証拠でもある。

原発禍テレビ見るのがいやになる       浅野ゆき子
 津波がなければ、原発事故がなければ、地震の揺れだけだったら局面は変わっていただろうに。世界にテロや列車事故はあっても・・・・・原発事故と比較してしまう。

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