9月5日開催。参加者は女性9名、男性6名の15名。
句評会から
取り扱い説明書がいる自由 ケンジロウ
どこで区切るのか?いやこれは一息に読むんだろうということになった。発想が面白い、新鮮、深い、など注目を集めた句。
娘(こ)のカタチ私の姿母のこと 樹里
三世代をカタチ、姿、こと、と使い分けたところを評価したひとが多かった。特に下5の母のこと、この「こと」が効いていて、
(平凡のようでいて)句を深くしている。
でこぼこな鏡に踊らされている 闘句朗
鏡に映る自分も、日によって、気分によって一様ではないから、そこをでこぼこな鏡と捉え、それに翻弄されていると読んだひとがほとんどだった。だれも遊園地にあるあの鏡に想像がいかなくて、これが意外だったとは作者。
人ひとり殺めたこともある枕 句ノ一
枕が効いてその情念を際立たせている。これは破礼句ではないかととった男性までいた。
あんみつと引き換えに聞くママの愚痴 虚路狸
あんみつから子どもを連想したら、あんみつとママは不自然、ここは「母」が自然との声が女性から上がった。
で、ママの愚痴なら、
「水割りと引き換えに聞くママの愚痴」でどうだという声もあった。
この猛暑傘さしかけて花手桶 佳子
「この猛暑」が説明になっているから、ここは「暑かろう」と語りかけるようにしたら、その方が作者の想いも伝わり、花手桶も生きるという意見があった。
他に句評会に出た句は、
草取りをさぼる私を笑う草 舞か
わかれよう 私に刺さる飛行雲 雅子
蝉しぐれ下げた頭にふりそそぐ 明日歌
お静かにしてはいられぬカネと数 棋人
仮面つけ正義の嫉妬のぞく窓 夢花
ふらついた舳先船頭替えられる 日光
黒枠のアナログテレビ見ています まつゑ
メールより笑顔伝わる電話口 団石
二時間全句にこれでもか位の句評で疲れ気味です。人気投票はしていないので、へん?な句の方が盛り上がったりします。
句会「野良犬」団石選
秀句 カミさんに拾われ首輪つけられた 棋人
ピンハネをする野良犬のボスがいる 日光
野良犬は消えて似た目の人は増え 舞か
特選 はじき出されて雨の野良犬 句ノ一
樹里選
秀句 野良犬で自由気ままに肥えている 恭子
野良犬と慰めあったこともある 棋人
はじき出されて雨の野良犬 句ノ一
特選 野良犬のプライド尻尾など振らぬ 日光
サロンでは異なるもの同士を取り合わせる場合の「間」の取り方について勉強。次回その実作に挑戦。
次回(10月)静岡句会は10月10日(日)に行います。
Loading...

















































