川柳マガジンクラブ茨城句会8月報告
平成22年8月23日(月) 取手市福祉会館
参加者 11名 大谷仁子 山口幸 高橋まさ 中村裕子 片倉清子 本荘静光
岡部洋子 葛西清 木村昭栄 (世話人 太田紀伊子 林比左史)
「炎暑延々」と新聞の見出し。各地の内陸部で記録を塗り替える暑さが続く。38.5度とか。もし40度なんて記録がでたらと思うと恐ろしくなる。この暑さを凌ぎ句会は11名の参加を得た。高校野球も沖縄代表の興南高校が春夏連覇を飾り今年も充分楽しませてくれた。沖縄の優勝で基地問題を絡めた沖縄が一層川柳の題材になりそうである。
その他の話題としては「消えた高齢者」や「育児放棄」が取り上げられ句評会の間に意見が交わされた。本日の選者は3分吟に山口幸さんが「振り返る」4分吟に岡部洋子さんの「チャンス」、宿題「ヒロイン」は林比左史世話人が担当した。サロンでは新家完司氏の「理論と実践」から「句会に出る」をテーマに句会にはいる、誌友になる意味を考えた。
句評会で話題になった句は次に掲げる句である。
雑草の打たれ強さを盾とする 岡部洋子
家に茂る雑草は鬱陶しいが一方ではその強さに教えられるものがある。お隣りが草ぼうぼうにしているためのトラブルもある。コンクリートの隙間に生える除草法は熱湯を注ぐ方法もあると虫も殺さぬ顔をしておっしゃるNさん。
デパ地下で多少値を張る季節感 本荘静光
地方ではデパ地下はないが都会のデパ地下ではいちはやく味覚の旬を味わうことが出来る。多少は値段も気になるが初物のおいしさは格別である。試食も楽しいものである。
人情が希薄となった長寿国 木村昭栄
何が長寿国なものか。100歳以上のお年寄りが実在しない問題が取り上げられている。
世界に誇る長寿国日本が世界から非難を浴びている。役所の怠慢だろうか。
笑えない泣けない怒りだけの利子 高橋まさ
世の中の変遷を利子の世界でも考えさせられる。昭和のバブル華やかし頃は1億円あれば550万の利子がついた。今の年収分に相当する。利子をあてにするより手数料を払ってでも元金の確保を考えた方がいいだろう。
カップルで前婦前夫の墓参り 大谷仁子
前婦前夫の発想が面白いと選んだ人の評。ユーモラス、人情味。とにかく今は幸せ。地上では再婚でも幸せです。天国のあなたがたもどうぞお幸せに。
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