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川柳マガジンクラブ茨城句会  2月例会

2010年2月22日(月) 取手市福祉会館
参加者 13名  坂倉敏夫 鈴木広路 本荘静光 岡部洋子 葛西清 高橋まさ
         木村昭栄 児玉幸子 大谷仁子 山口 幸 浅野ゆき子 
                   (世話人)太田紀伊子 林比左史

 カナダのバンクーバーでは冬季五輪の真っ最中である。日本選手の活躍がテレビを通じて伝わってくる。今日の開催日は見事全部2の字で収まる22年2月22日でもある。
春が待たれる寒い日であるが取手市は「取手宿ひなまつり」が開催中である。駅から会場の福祉会館までの商店街がこの雛飾りで色彩を添えている。今日はサロンの時間に本荘静光さんが「短歌から川柳へ」と題してご自身が研究している俳句も入れて三者の比較を分かりやすく解説してくれた。非常に興味が引かれる内容であった。今日の選者は即吟が鈴木広路さんと林比左史。宿題の「仮面」は山口幸さんが引き受けてくれた。

包装紙の威力薄れてネット勝ち       木村昭栄
 デパートの閉鎖が全国的である。ひところは内容よりも包装紙でギフトの価値が決まった時代があった。バブルの崩壊から今日までデフレに翻弄されたのはデパートであろう。
それにインターネットショッピングとディスカウント店の出現も拍車をかけた。

合格の声ケータイを躍り出る        大谷仁子
 ケータイにはいろいろな電話がかかってくるがこれは多分お孫さんが希望の学校に合格できたよ・・・というお知らせなのだろう。ケータイから躍り出るがいい。

菜花活け残り夕餉のおひたしに       浅野ゆき子  
 寒い冬ももうすこし。春を一番先に感じさせてくれるのは菜花類。花瓶に生けて春を楽しむ一方で夕餉にはおひたしにして季節も食べてしまうというこの粋。女性ならではの表現。香りも伝わってくる。

半額にふりまわされた晩御飯        本荘静光
 この句を読んでみなさん「うちもやっている、安心した」。との声。半額に魅力を感じている。店ももうかり顧客も満足。めでたし、めでたいである。

口止めで疑心暗鬼をふくらます       太田紀伊子
 「誰にもいわないで・・・あなただけよ」と言われるとかえって妄想が沸いてくる。何かがあるだろうという疑心にかられる。生活は疑心暗鬼のなかにあるといっても過言ではないんだろう。

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