一昨日には「春一番」も吹きました。春ももうすぐです。句会場の市の福祉会館も年中行事である「つるし雛まつり」が始まりました。色とりどりの色彩が会場を暖かく包んでおりました。川柳マガジンから竹田女史も参加いただき会の進行をお助けいただきました。
今日の参加は13名。ここのところ13名が安定しているようです。
いつも実施している即吟のなかに選者鈴木広路氏の提案により「印象吟」を取り上げました。黒人奏者が楽器を演奏している木彫りからイメージを作る茨城句会の初めての試み。どのような句が出てくるのか期待感を含め投句。4分吟は岡寿男氏選で「エコ」。宿題「メール」は林比左史選。サロンでは世話人太田紀伊子氏による「女性川柳の歴史と鑑賞」で女性の句とは・・・を聴講する。以下今月句評会で話題になった句をあげてみよう。
腹が立つ横になっても腹は立つ 岡 寿男
作者は数日前に腹が立つことに遭遇したのだという。怒り心頭であったようだ。寝ても起きても2~3日腹が立った。本人をさておき読む者は句がおもしろいと笑っている。
横になってもが言い。腹が立つ理由は忘れたがそれでも怒りが持続している。
勿体ないと言っておふくろ又肥える 野良くろう
類似句はあるがおふくろを妻と書いたら大変。「勿体ない」は英語にはないそうだ。
若い人の言葉にも「勿体ない」はない。勿体ないはおふくろの枕ことばみたいだ。
ブランドの財布に金が居つかない 興津嵐坊
作者は決してお金がない人ではないと思う。なまじブランドをもっているだけに見栄をはって人に奢らなければならに羽目になっているのだろう。ブランド品も奢るのも楽しいもの。楽しい人生なら人がとやかく言うこともないだろう。
このご恩忘れませんわ二三日 本荘静光
こんな句は普通一生忘れないと詠まれるがここでは二三日としたのがこの句のいいところ。ご恩は意外と忘れてしまうもの。数日間でも忘れないのは立派。自分を反省する句である。身につまされるという方も。
踏み場ない書斎へ風邪も同居する 太田紀伊子
風邪の菌が好きな場所は人間も落ち着ける場らしい。ぐちゃぐちゃの部屋でも落ち着ける部屋は自分にとっては落ち着きます。
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