失う清純「白」を詠う
白い白い墓白い白い嘘 今野 空白(福島県川柳協会長)
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第8回 国民文化祭いわて’93|全日本川柳協会 平成 5年10月10日
www.nissenkyou.or.jp/record/k08iwate.html
礒野いさむ「未来」/今野 空白 「風土」/猿田 寒坊「 流れ 」
志水 剣人 「 美 」/仲川たけし 「心」/永石 珠子 「一番」
西村 在我 「大地」/ 藤沢 岳豊「鼓動」
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この大会から参加しました。全没でした。川柳がまだわからない時期でした。男鹿半島の旅に釣られて申し込みをしました。そのころ黒髪に紫でカラーリングしてまして太陽に当たると紫になります。空白先生に「その頭はいやだな」と言われました。それ以来、紫は使いません。
妬心から逃げた二人の白い駅 斎藤大雄 玉手箱開けてしまった白い闇 安井久子(番傘本社の先輩です、仲良くしていただきました)
白をイメージ 北園克衛の詩
白い食器 花 スプウン 春の午後3時 白い 白い 赤い
白山の石より白し秋の風 松尾 芭蕉
芭蕉は白を好んで作ったようです。この句は加賀の那谷寺で詠んだ句。秋は白く清浄だとの実感から生み出したのであろう。この「白し秋」は中国古来の陰陽五行説に季節と色を対応させています。春は青、夏は赤、秋は白、冬は黒であると相応しています。
寺訪えば尼僧は白い物を縫う 神谷三八朗
白い衣は神に仕える意味を持っている。それは白は清純だから、白の清純を失いたくないから「白」を歌い続けているのです。
白米にすると弱くなる肉体
飛び込んできそうな真っ白な車
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