間もなくセンマガ8月号が刷り上がることでしょう。昨夜も「女警部ジュリーレスコー」を視て同じ体験をして想い出しました。家族があんなふうに事件に関与していたら疲れるだろうなと思いながら・・・。そろそろ発表してもよろしいかしらと・・・。
マガジン新鋭柳壇「がっかり」太田紀伊子選 2011 年6月30日提出
特選 効果には個人差ありと但し書き 大本和子(広島)
秀① DMに仕分けされてたラブレター 上田正義(千葉)
秀② 割り込んだ電話が消したサスペンス 山田とく子(静岡)
秀③ 少々の微熱も欲しい倦怠期 柄沢経男 (長野)
【選 評】 私の選の最終回は皆様の暮らしによく馴染んだ題でした。宝くじ、行列、馬券、政治、全没など幅広くがっかりする世界のそれほど深刻でない佳句をいただきました。特選はダイエット食品か、育毛剤か自身の落胆を乗り越えて、効能と責任回避を併記しなければならないメーカーの立場をクールに無駄なく描いて佳句。秀①は何とも可哀想なラブコール。でもどうして分かったのでしょうね。秀②は「割り込んだ電話」が効いている。私も「女警部ジュリーレスコー」にはまっています。亡くなった「コロンボ」にも。秀③少しは熱が残っていたら倦怠期解消です。同想句には鼻の左の馬券が二句、液状化で古地図を調べて「沼の中」「池の中」がありました。こちらは深刻過ぎる「がっかり」です。お見舞い申し上げます。
【佳作】 生む機械だからあなたを愛せない 星出冬馬(東京) 鍛えても子は遺伝子を越えられず 浅葉 進(千葉)
ウール100虫の餌食になっている 岡さくら(茨城) 三桁までドキドキさせたジャンボくじ 福本清美(徳島) 一匹も釣れぬ魚籠持ち夕餉の日 池田美代子(奈良) 土壇場で掴みそこねた蜘蛛の糸 佐藤秀夫(三重) 老化かと問えばにっこり医師の顔 寺下敏雄(和歌山) 放射能汚染に消えた茶摘み歌 森吉留理恵(大阪) 終わりかと思えば続くご挨拶 小室雪湖(神奈川) この道に咲いてたはずの月見草 中武 弓(宮崎) ライバルの足跡がある一歩前 小畑定弘(徳島) 退職のあとも肩書き顔を出す 寺島洋子(京都) 簡単にお願いします孫自慢 伊津野喜子(熊本) 一節を唸ればわかるわが音痴 門村幸子(鳥取) 考えておくとやんわり断られ 木山歌留多(大阪) 冒頭に遺憾ながらとある知らせ 中島通夫(群馬) 一千万あたったところで起こされる 藤森吟二(埼玉) 年金の減額知らす太字書き 加藤利子(滋賀) 厄介な書類わずかな還付金 佐藤賢爺(北海道) 留守電の嘘に破局の予感する 堀田毅(長野) 長時間並んで食べた麺の味 松村尋(和歌山) 手配写真みたいに写る免許証 赤松重信(福岡) がっかりはしない期待はしない主義 かっぱ堂(東京) 体重計意志の弱さを嘲笑う 冨岡敦子(岩手) 勝てそうな相手を選ぶチャンピオン 片山忠(兵庫 記念日を忘れゴルフに行く夫 美高けい(佐賀) いらないといった夫の夕ご飯 斉尾邦子(鳥取) 以上
27日(水)は水戸芸文センター講座。夏休みや介護、津波禍の処理でお休みが増えたが個人的なお話が弾んだ勉強会だった。センマガ吟社対抗選手の交代などあり。
寿司の皿高さを競う食べ盛り 浩 子
誘惑を小皿に盛って腹八分 雅 代
愛情のこもった料理皿映える タケミ
夏サラダ白磁の皿が涼を呼ぶ 貴 子
皿ライスどんぶり飯はご飯です たかし
どうなるか西瓜一切れ皿の上 恵 子
震度七いい皿ばかり割れている みちこ
握力の無さ小皿も時に取り落とす 紀伊子
満腹度回転寿司の皿の数 雅 代
お返しの皿へ我が家の味少し 紀伊子
断水へ重宝だった紙の皿 みちこ
夫婦仲良くて皿など割りません たかし
ぐちゃぐちゃの皿でマナーが泣いている 貴 子
皿の数減って二人の日を過ごす タケミ
シンプルなお皿が料理引き立てる 恵 子
大皿と子らを待ってる老夫婦 浩 子
課題 「自由吟」
ミニトマトたわわ菜園華にする 貴 子
旭山動物圓を妻と見る たかし
ぐうたらにトーンも上がる夏休み みちこ
なでしこの嬉しい帰国風起こす 浩 子
なでしこに元気もらって猛暑蹴る タケミ
フクシマを恐れる核の保有国 恵 子
節電が日本列島南下する 雅 代
なでしこの粘り輝く金メダル 紀伊子
放射能抱いて一矢を牛報い たかし
太陽へプールの声がはね返り 貴 子
夏本番遮熱シートが試される 浩 子
野菜酵素放射線など案じられ 紀伊子
熱射病ビクビクしつつ芋を掘る タケミ
なでしこの諦めぬ夢花開く 雅 代
節電に木陰求めて子守唄 恵 子
稲ワラに罪はないのに非難され みちこ
温泉でふやけています四日間 たかし
次回は「強制」 帰りはフレッシュひたち44号にて 帰宅
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