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第一巻第3号と第一巻第5号「せんりう」が手元にある。表紙は西澤笛畝 題字は飯塚リョウセン斎。序文は前田雀郎「柳多留」序文の研究ー2-となっているので前の壕から始めたようだ。柳花洞句抄は雑詠のようだが前田雀郎の8句。                              日曜をたのしむこころさびしがる                                            壁にある煙草のけむの影も更け                                                猫の聲月の在りかをふと思ふ                                            河豚々々といつか菜種の花が咲き                                      桜桃の味を思ひつ唇を□る                                           ポケットのマッチに触れし手のゆたか                                                草臥れて寝に帰る夜の下駄の音                                  死神は方から除きそうにゐる

□に空いたところが読めませんでした。雑詠は前田雀郎選。28名中きいたなまえは清水美江・高橋十六夜の2名のみ。

朝寝して聞けばお経ものどかなり    美江

団体が降りて車窓の春寒し      十六夜

ぬかるみも元居た町のなつかしさ    春壺

雨の日を誰にも知れずここにいる    一弥

コンクリートの電柱の無表情      一松

裏表紙の広告は東京日本橋高島屋 丸に高と書いてあります。

昭和11年5月7日発行です。83年前の柳誌でした。

あとがきは茶六さん。かすかに覚えれ居る方です。川柳教会を立ち上げられた方です。                遅刊に次ぐ遅刊で始まっている。第3号にしてである。それは前田雀郎氏が「川柳と徘諧」徘諧を出版でお忙しいとのこと。やっと川柳の本が出版され始めたようだ。

今日は一日雨のようなので本の処分をしている。歌舞伎座や歌の発表会のプログラムなどは瞬時に没。何を残すかでなくこれから何ができるかです。ほとんどいらないですね…

でも有名な方の本は後々参考になるものですね。

 

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