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珠玉の珠は海から産する真珠、玉は山から産する宝石の事だそうです。種も玉も「たま」です。「たま」は「魂」に通じます。

昔は、,丸くて美しいものは「魂」の象徴として特別な意味を持つものでした。「珠玉の作品」といえば、美しく素晴らしい芸術作品の事ですね。その作品に込められた魂がきらりと輝くのでしょうか。大事な物のことを「掌中の珠」といいますが、きっと掌の中で大切のあたためられ、磨き抜かれるようにして出来上がったのでしょう。

そんな作品に出会ったとき自分の心まで輝きを放つような気がします。真珠や宝石は外見を飾るもの、珠玉の作品は心を美しく飾ってくれるものといえるかもしれません。川柳もそうありたい間のです。

センマガ茨城句会の3月23日作品でーす。

句評会(人気のあった順) 

花いろいろ何故俺だけが嫌われる  まさ

三寒は風邪四温は花粉症      種子

怒るのはやめよう青い空深い    颯秋

初心など忘れてしまうから初心   凡斎

最後にはポックリ寺の戸を叩く   晃一

 参観日子はスカートを捌けと言う 加代子

 役のがれする口実の認知症    ゆき子

 古書店で探す晶子の純情歌    紀伊子

 ホワイトデーチョコ屋の知恵は倍返し 静光 

課題「再会」 太田紀伊子選

青春の父のギターが形見分け    敏夫

正月の次は盆だと指を折る     種子

見た目不利天狗も混じるクラス会  まさ

校庭のタイムカプセル掘り起こす ゆき子

もしかして去年の君かなめくじめ  まさ

棚の奥恥ずかしそうに通信簿    敏夫

再会で話すさながら機関銃     まさ

マドンナの子を叱る声見てしまう  種子

がっかりとさせてはならぬ会わぬ知恵  種子

ハチ公はリニューアルして主を待つ 颯秋

人 拉致された子に再会を祈る母 ゆき子

地 白くなったなあよく光ってるねえ 颯秋

天 深海に映し出された菊の紋   凡斎

特 再会も歌謡曲では美しい    静光

軸 十年後バッタリ高速のトイレ

課題「河童」木下種子選

知ってっかカッパの里は牛久沼     凡斎

初恋はおかっぱ似合う頃の春     ゆき子

やせ我慢何が何でもへのカッパ     凡斎

河童忌じゃ意に添わぬかも芥川    加代子

溺れてる河童救ったのは蛙       晃一

竜之介にかかれば河童も労働者     静光

皿の水乾して河童が泣いている     颯秋

開発でカッパ草鞋を履く羽目に     まさ

腹へった母は即座にカッパ巻き    ゆき子

カッパ棲む沼の葦葉のゆれ不気味   ゆき子

人 アレルギー寿司は河童で我慢する 加代子

地 なるように成ると河童の甲羅干し  晃一

天 えびせんと酒と民話に住むカッパ  凡斎

特 釣り人と河童の長い時事談義    晃一

軸 金槌の夢はスイスイ河童族 

印象吟「本と句集で5冊 片野晃一選

ちょうどよい枕の高さ頁数       ゆき子

ここまでと栞はさんで今日の糧      種子

名作もついに断捨離仲間入り       颯秋

どう見ても読んだ跡なし資源ゴミ     静光

古書店でまもなく買える新書版     紀伊子

眠れない睡眠薬に本を読む        まさ

自叙伝はだあれも読んでくれません    颯秋

漫画本ばかり増えてく老い一人     加代子

喜怒哀楽想いのすべて我が句集      凡斎

通勤者スマホで高い本を読む      紀伊子

人 現代史学びイスラム考える     加代子

地 サルトルを枕に昼寝呑気節          颯秋

天 自分誌の一行毎にあるロマン     凡斎

特 一冊の詩集を友に旅に出る      颯秋

軸 本棚に待機私の王子様

四分吟「一人っ子」浅野ゆき子選

一人っ子次の世代は異民族        凡斎

あらそわず嫁ぐ人には一人っ子      まさ

一人っ子でも中国の強いこと       静光

雨風に耐える案山子は一人っ子      晃一

けんかする相手は母とひとりっ子     敏夫

ケーキ切る時は憧れ一人っ子       種子

  両親と両手つないで愛深く     種子

一人っ子続き人口半減す      静光

たまにはねけんかなんかもしてみたい  まさ

真っ直ぐに一人で走れ蝸牛     颯秋

人 一人っ子同士でうまく愛せない 静光

地 愛情の海に溺れる一人っ子   晃一

天 二人目を作れなかっただけの事 静光

特 両親の老いにたじろぎ立ちつくす 加代子

  軸 中国の親に子供に罪はない

これからの日程と課題 次回 四月二十七日「だから」「残念」

  印象吟  凡斎

 五月二十五日  「なのに」 印象吟  颯秋

六月二十二日  「せっかく」 「雨」 印象吟  まさ

 七月二十七日 「やっぱり」 印象吟  ゆき子

 八月二十四日 「なかなか」 印象吟  加代子

 

 

 

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珠玉 魂の輝き”にコメントをどうぞ

  1. 岡本 恵 on 2015年3月27日 at 7:32 AM :

    紀伊子さん、おはようございます。
    いい作品に出会えた時「自分の心まで輝きを放つような気がします」というご意見に大いに共感します。心を飾ってくれる一句を目指したいですね。
    茨城句会は盛り沢山で充実の内容ですね。今の自分を見つめる真摯な姿勢にユーモアも忘れない、川柳の基本を思い出します。沢山の入選句を紹介して下さってありがとうございます。読み返し味わって勉強させて頂きますね。
    紀伊子さんの今日も珠玉の時間となりますように。

    • 太田 紀伊子 on 2015年3月28日 at 6:39 AM :

      岡本恵さま
      おはようございます。早々のご訪問ありがとうございます。めぐみさんはあちこちへ珠玉の句を投稿されて輝いておられますね。お持ちの文芸の資質と感性の上に勉強、努力の積み重ねが輝い続けておられるのでしょうね。こんなに朝早くから…。時間をうまく使われていますね。茨城の川柳愛好者はめぐみさんおことを知らない人はいません。全国でもそうでしょう。茨城の誇りですね。
      これからもお手本を見せ続けてくださいませ。
      昨日は川越へ10人のぶらり旅でしたが、時の鐘とまつり会館を見ただけでひとりさびしく帰りました。原稿の締め切りが26日のがありました。つくばね4月号巻頭もまだでした。トホホ歩…。またお立ち寄りくださいませ。

  2. 二宮 茂男 on 2015年3月28日 at 8:03 AM :

    紀伊子さん おはようございます。昨日は「川越」でしたか。お楽しみでしたね。たまたま、私も、昨年の10月17日に20名ほどで散策させていただきました。幹事が、62歳、10時20分~16時15分まで、昼食の45分を除き、歩きっぱなし、それから、懇親会でした。川越ほどのエリアは、一日散策に、ちょうどいい規模ですね。お疲れが残りませんように。ありがとうございます。

    • 太田 紀伊子 on 2015年3月28日 at 9:32 AM :

      二宮茂男様
      おはようございます。川越は茂男様も10月17日でしたか。歩きっぱなしはすごかったですね。道幅は狭いのですが歩くにはいい街です。小京都と呼ばれるだけに戦前の蔵も多く旧家もそのまま使われていて懐かしいところです。前に言った時よりかなり変わっていました。今日28日からお祭りということで昨日も賑わっていました。
      行きに電話が入って全部は見られなかったのが残念でした。2時間足らずでいけますのでまた行く楽しみを残しました。ありがとうございました。

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