「殯の森」で河瀬直美監督がカンヌ映画祭で想定外の賞に沸いているころ、
仲津真治様から邦画「俺は、君のためにこそ死にいく」の印象と関連することについてダイジェスト版のようなメールを頂いた。脚本は、現役の東京都知事としても有名な作家、石原慎太郎が書いており、この映画の製作総指揮者となっています。 主人公は、
鳥濱トメさんと言う女性で、太平洋戦争の末期、陸軍の特別攻撃隊の一つの基地のあった鹿児島県川辺郡知覧の町で、陸軍省の指定食堂を営み、明日をも知れぬ特攻隊員達から、母のように慕われていた実在の人でした。 石原慎太郎は、この人の存命中に会い、隊員達の声を聞かせてもらい、その方と過酷な時代を生、
散っていった若者らの物語を脚本にしたものです。 そして、様々な人の参画により、この映画は出来ました。 なかなかの力作で、涙なしに見られない場面が幾つもありました。というもの。
感想を求められた私がとっさに思ったのは、
平成7年、つくばね川柳会で阿見町の自衛隊武器学校「雄翔館」(海軍特攻志願兵の手記展示)で吟行会を催したことだった。戦後50年目の年。参加者55名は皆、涙・涙でしたから。
その時の句「嘱目吟」今川乱魚 選
ポケットはお守りばかり飛行服 山口 幸
達筆の遺墨不幸を詫びて散り 清水 清七
海鷲の巣立ちも見たろ筑波山 中村 渋柿
君と泣く君散りてより50年 宮脇 信子
予科練の遺書に心が熱くなり 荒巻 義範
日の丸の寄せ書き若き日を偲び 宮川ハルヱ
予科練の学徒無邪気な顔ばかり 神野 岳風
子と同じ歳で達筆すぎる遺書 上鈴木春枝
靖国で又会うというけなげなさ 大島 脩平
散る覚悟母上様で終わる遺書 上鈴木春枝
指輪まで供出をした戦闘機 太田紀伊子
雄翔館帰らざる身の悲鳴聞く 太田紀伊子
亡父のオハコ七つボタンは歌えない 大西豊子
雄翔館出る人みんな口閉ざし 大西豊子
陣中詩ガリ版の字がかすれてる 今川 乱魚
(鬼籍に入られた方が4名もいる)
霞ヶ浦湖畔の小川で戦闘機パイロット養成された人たちが知覧から散ったのでしょう。
綺麗な面だけを見て 戦争賛美に走らないことを 祈ります。とお返事をした。
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