第9回茨城県川柳協会会報が届いた。
知事賞
孫が住む大地だ花も木も植える 福士哲夫
県議会議長賞
植林の指に伝わる樹の温くみ 野口きぬえ
県教育長賞
田植え機に乗り込む白いスニーカー 羽持えつ子
4位 トラブルの元はとっくに酔い潰れ 松本春美
5位記念樹も大樹になってひとり立ち 山田祐一
2次選者今川乱魚氏「新しい情景と新鮮な表現を」
川俣秀夫氏「手垢の付いてない着想で」
竹本瓢太郎氏「身の回りの出来事を素直に」
植木利衛氏「鮮度で勝負を」と題して選後感を述べられている。
ご参加御礼355名。参加者で見ると第8回より150名の増である。が
参加者一句全掲載欄を見て驚いた。川柳をダジャレか言葉遊びとしか見ていないような句が混じっていることである。吟社で勉強している人たちと格差がありすぎの感は否めない。受け取った方たちもびっくりされたと思う。
ランダムに記してみる。
風呂の中おもいきりのおならする
後期高貴肩肘張らづ此の向希
高零者後末終期格差つけ
二人して賞味期限が明日まで
ご高齢もみじマークをつけて来た
満地球碧く輝き我もいて
載らぬなら載るまで待とう腰の伸び
やせる気で別腹三つ抱えてる
田植時いつも感じるわが頭
おまえもか我が家の老犬グルコサミン
ネクタイをはずし眺むる浮世かな
相撲とは国技じゃないと説く人も
花柄の妻が手招く蚊帳の中
大トラも朝は家族に土下座する
お役人公金タクシービール只
入賞句との違いを見ていただくために少し多く記載した。
川柳にも品格は必要である。旧かなづかいあり、辞書にない言葉を多用している。
吟社でいい句を作ろうと切磋琢磨されている方には同列に掲載されてさぞびっくりされたことであろう。
入賞句は一次選者があら寄りをして2次選の先生方にわたっているので、ひどい句はお目にかかれなかったと思います。
内訳は県川柳協会外から朝日27名、茨城58名、読売54名、しろさと17、
県川柳協会会員から999番傘2、高萩7、つくばね番傘29、つくば牡丹40、土浦芽柳14、ひたちなか22、ひたち野64、水戸13、竜ヶ崎雪柳3、その他県外吟社より4計355
今後の県誌上大会は数で行くのか、何でも在りかなのか
考えさせられた。
でもこれも使いよう。愚痴ってばかりもいられない。
今日は初心者講座のいいテキストになった。
川柳のタブーとして例句に困らなかった。こんな句はやめましょうといううとみんな納得された。
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