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昨日は↑でした。
式典の前に「第60回郷土文芸作品入選者」との選評会がありました。特選の藤原緑さん、戸鹿島節子さん、竹本カヲルさん、尾方静子さん、中島健夫さん、水川さんの見守りが嬉しかったです。ありがとうございました。
実は、29日の夜は眠気に負けて頭の中にある思いを原稿紙にすることが出来ずに…。早起きをするにはしたんですが、市役所に提出した資料に、4人の選者と被ってない私だけの入選の人のチェック、ここのところに惹かれたという部分を赤文字に直すだでで時間切れになってしまいました。
今年の「川柳」199人の応募者の中に小学生が53人、4人の選者が其々8句に奨励賞の選をしました。生憎と学校行事と重なり中抜けをして選評会に見えた子供さんたちもおられて、ジュニアの選評から先に進めました。
帰られる時に(お礼を言わなくては)と、私は出口に近い席でしたのでそっと廊下に出ました。そしたらお母さんの「来て良かったね」という声が聞こえて来て嬉しかったです。有り難うのことばに「先生の協力あってなので、どうか先生にも宜しく伝えてください」を添えさせてもらいました。

鈴木 順子選だけですが「平成29年度 第60回 郷土文芸作品集」の中から
特 選 直感で聞き手にまわるミルクティ     青 木 由利子
 近況を語り合うつもりの席だろうか、営業の席だろうか、何にしても場の空気を読み機転を利かせた作者。下五「ミルクティ」に、卒のない強かさよりも優しい人柄が窺える。        
秀 逸 姿見に隠れた鬼が顔を出す        榎 島 謙 一
 姿見の前で表向きの顔を創る準備をしているのに、許さねば忘れなければ先に進めないと解っているのに、心奥に潜んで消えてくれぬ想いを「鬼」とは巧い。                   
秀 逸 ちぐはぐの会話もぬくい母卒寿      平 野 光 生
 お母さんの話は九十年間を自由自在にワープする。語らいの中で時に「ちぐはぐ」になるけれども、全てが家族を想い続けた母の在りし日、この母の子で良かったと思うひと時。             
秀 逸 衣更え次はパジャマで過ごすかも     浅 井 洋 子
 誰にも明日の命は分からなくて、その保障もない。齢とともにその実感は深くなる一方で、ふと(来年もこの服が着られるかしら)と不安が過り衣更えの手が止まる…。 
佳 作 出る杭が打つなら打てと胸を張る     青 嶋 由紀美
 この頃は「出る杭」自己主張をしない覇気に欠ける若者が多いように思う。そんな時世に「打つなら打て」の心意気。向かい風に凛と立ち向かおうとする姿にエールを送る。
佳 作 母の日の母訪ねればもてなされ      森 田 ちえ子
 そうなのよねぇ、と相槌を打ちながら読ませて貰いました。エプロンを着けるべきは私の方なのに「母の日も」母は嬉々と動き回り、買い物に行けば私より先にレジの前に並ぶ。
佳 作 粘り腰壁がだんだん低くなる       鈴 木 裕 子
 大河ドラマ「真田丸」での幸村の名言「あきらめてはなりません。望みを捨てなかった者のみに道は開ける」を思い出しました。
佳 作 あの涙何だったのか跳んでいる      伊 藤 信 平
 世も末のように号泣していたのは数日前ではなかったか、そう泣き切った後の女性は強い。思うように行かぬのがこの世でもあり、何とかなるのもこの世で、ケセラセラです。
佳 作 自我一つたたむと風も柔らかい      藤 原 緑 郎
 一般的には3才頃に目覚め、思春期に確立すると言われている自我。知らぬ間に執着心が育っていた事に気付かれた作者。「たたむ」までの逡巡と勇気に寄り添う「風」は愛。
佳 作 譲られた席だ笑顔でありがとう      戸鹿島 節 子
 席を譲る方の気遣いよりも、席を譲られたショックの方が大きかった過日を思い出す。その席は次の駅まで空いていた‥。作者を見習って「ありがとう」と座らせて貰おう。          
佳 作 私から言ってみようか愛してる      前 田 和 代
 偶然見たテレビで「自分からは告白しないで遠回りしてでも相手がコクるように仕向けて待つ」と語っていた。『愛は無償』悶悶の日々より自らコクるという潔さが清い。
佳 作 平凡な日が幸せと潮満ちる        岡 田 朝 子
 何事も無く平凡だった一日を退屈だったとボヤいてはいけない、安堵しながらじわじわと心に沁みてくる幸せの様子を「潮満ちる」と表現した作者の豊かな語彙に学ぶこと大。
佳 作 運転手の人柄がでる曲がり角       鈴 木 昌 宏
 作句のヒントは曲り角で出合った対向車だったかも知れないですが、我が人生の節目節目と捉えたい。遮られた視界(五里霧中)の先への対応次第で大きく変わって行く人生を。    
佳 作 指が舞う孫の演奏血が滾る        間 瀬 佳 子
 ピアノの発表会風景だろうか、塾の送迎もし練習の姿も見続けてきたお婆ちゃん。それはもう、自分の発表会のように「血が滾る」‥ますよねぇ。私もそうです(笑)
佳 作 家計簿は我が家の歴史捨てかねる     菅 沼 豊 子
 子供たちに言われなくても自らが断捨離を思うこの頃。ずらり並べられた家計簿、その一冊一冊に四季が刻まれていて、特に覚え書きメモに歴史が潜む。捨てる事はないですよ。
佳 作 貧困の連鎖が切れぬ母子家庭       太
 不幸だった親の轍は踏むまい、私は幸せになると頑張って生きていたのに…、気がつけば同じ道。断ち切れぬ連鎖。行政へ「アダルトチルドレン」のケアを急いで欲しいと願う。
佳 作 旅の宿医療進歩へはなが咲く       酒 井 名恵子
 旅の宿での薬披露の句には出会ったことがありましたが、今は医療進歩まで話題に上るんですね。気心の知れた仲間との解放感に和む情景が見えてくる「はなが咲く」。              
佳 作 気がつけばここもあそこも家族葬     山 本 英 司
 「千の風になって」という歌が流行った。歌詞には賛否があるらしい。あそこまで派手な葬儀が必要なのかとも思っているが、お別れの言えぬ淋しさに、「生」を「死」を想う。                                  
佳 作 迎えより市電がいいと孫が来る      加 藤 和 美
 名古屋から遊びに来た孫と、わざわざ市電に乗りに行った思い出があります。その時の孫たちの嬉しそうな笑顔と作者のお孫さんの笑顔がダブりました。市電は豊橋の財産。
佳 作 新しいページへ朝の深呼吸        近 藤 昭 子
 過去(失ったもの)への様々の愁いからの決別を込めた決断の一句でしょうか。でも、ふと、日々をこういう気持ちで生きられたらどんなに素晴らしい事かと、自省しました。

奨励賞  小学生の部
弟に負けてられない一輪車       新城市立鳳来東小学校 4年 あかちゃん
競争のできる弟がいるなんて幸せだね!一輪車ってすっごい難しいよね、頑張って!
じんましんかゆくていやだもういやた  新城市立鳳来東小学校 5年 高岸 久都                
「もういやだ」に気持ちがよ~く込められています。早く治れ!、チチンプイプイ!
魚さんぼくも一緒に泳がせて     新城市立鳳来東小学校4年 ようかい大好き人間
 その気持ちよくわかります。夏の暑さがうまく表現できてて上手い!
父の日にてれずに言うよありがとう   田原市立中山小学校 4年 川口 晴也
 「ありがとう」と言われた時の、お父さんは照れてなかったですか?
遠足でひつじがぼくにあまえたよ    新城市立鳳来東小学校 3年 みっくん
 遠足は動物園だったの? 「甘えたよ」に羊とのふれあいのようすが見えてきましたよ。
登る時いろいろな物出会えたよ     新城市立八名小学校 4年 小川 遙加                 
吉じょう山わたしのてきだでも勝った  新城市立八名小学校 4年 続木 日葵                
吉祥山に登った時の事を川柳に詠んでくれてありがとう。つらかった、いやだったの思いよりも、「いろんな物に出会えた」という遙加さん、「敵」と見立てて「勝った」日葵さんの作品しか載せられなくて、ごめんなさいね。
永田家の平和をいのる先祖たち     豊橋市立栄小学校 6年  永田 楓
皆のお家が先祖に見守られているという事に気付いてくれると悲しい事件が減るかも‥。

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