随分と御無沙汰していましたが、久し振りの掲載です。
「川柳豊橋番傘5月号」近詠作品の中からの鑑賞を、「川柳たかね」会長の松田夕介氏にお願いしました。夕介君(ゴメン!)には、2・3月号合併号作品(2か月分の鑑賞)、4月号作品と、ご無理をお願いしました。夕介君、忙しいなかを有り難うございました。
○食べ物の未来を奪う好き嫌い 立山ゆう子
好きなもの、美味しいものだけ食べていられたらどんなに幸せか。だけど、嫌い、苦手ってだけで淘汰してしまうとソレの可能性が狭められてしまう。そのセロリだって美味しく食べたら大統領になれる器かもしれないのにね。
○褒められてその気になって髭が伸び 山田 優
好意的な人から髭がお似合いですよって言われたのでしょうね。そう、大事なのは褒める、褒められること。社交辞令だっていいんです。「褒め」はパワー。気になる人から褒められたらその力はさらに倍。「褒め褒めクラブ」みんなで開設しませんか?
○行く行けぬ何度と迷いクツをはく 山本 聖子
こういう事ありますね。天気のせいだったり気分がのらなくてどうしようかって時。「行かぬ」ではなく「行けぬ」これがポイントでしょうね。迷っていても、クツさえはいてしまえばこっちのもの。行ってしまえばなんてことなかったってこともありますよ。きっと。
○サプリメント全種飲んだら不死身かも 尾方 静子
確かに!全量がどれくらいか分かりませんが、プラシーボ効果ってヤツも仕事して、気分的には不死身になれそう。ただしその代償でお腹は壊しそう
○日本人と思う桜を愛する 山本三樹夫
春が巡るたびに桜をめでる日本人。これはあの儚い美しさをもつ桜だからこそでしょうねえ。そして日本の春の代表が桜だから。コレね、諸外国のはどうなんでしょう。どんな花を愛しているのか知りたくなってきます。花見宴会もあるのかな。
○カフェオレを並並ひとりマイランチ 梅川 一惠
並並が好き。誰にも何も言われない、ひとりだからこそ許されるささやかな贅沢。ひとりが淋しいんではなく、それさえ楽しもうと、思いきり羽をのばしているのが目に浮かびます。
○いい香り残しあなたは去っていく 杉浦 芭堂
さっきまでそこにいたのに。残されたのはその香りと自分だけ。どんな去り方だったのか。再会の約束を誓った香りだといいなあ。そしてあなたが去った余韻を楽しめる自分だったら最高。
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○善悪に目覚めはじめたのは童話 藤森ますみ
桃太郎、かちかち山、さるかにがっせん等、確かに善悪がはっきりしていたなあ。こちらはもちろん善の目線で読んでいて、鬼たちがやっつけられるラストで万歳していた気さえする。悪いことをすれば懲らしめられると、無意識に植え付けられていったのか。そう考えると童話の持つ伝える力は凄い。
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